「医師が処方する薬」というだけで、何の疑いもなくあっさり服用する人が、世の中で圧倒的に多い。
その薬の効果の有無や副作用を調べもせず、あっさり使用する人の多くは、その薬が何かの予防になったり、病の回復へ導くと信じきっている。
薬とは、何か。。。
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1948年:京都・島根ジフテリア予防接種禍
1956年:ペニシリンショック
1961年:サリドマイド
鎮痛・催眠剤サリドマイド(日本では胃腸薬にも配合)を妊娠中に服用した母親から、手足や耳に奇形を持った子どもが産まれた。被害児は世界で数千人。日本で約千人(認定数309人)。
1965年:アンプル風邪薬
1967年:ストマイ
1970年:スモン
60年代から下肢の麻痺や視力障害などの末梢神経障害が多発。70年代に整腸剤キノホルムが原因とされるまでは、ウィルスによる伝染病と疑われ、多数の自◯者も出た。被害者約1万2,000人。
1971年:クロロキン
1973年:筋短縮症
幼児・小児への筋肉注射によってその部位の筋肉が伸びなくなり、膝や肩、腰の関節が曲がらなくなる症状が相次いだ。被害者9,000人以上。
1975年:三種混合ワ◯チン(DTP)
1983年:薬害エイズ
米国売血由来非加熱製剤を使用していた日本の血友病患者等、約5,000人のうち2,000人がHIVに感染し、約600名が死亡した。国は、当然安全な国内血漿(けっしょう)の利用や加熱製剤の早期導入をせず、被害を放置した。
1988年:陣痛促進剤
70年頃から、陣痛促進剤の安易な使用により母親の死亡、子宮破裂、弛緩出血(しかんしゅっけつ)、胎児・乳児死亡、新生児仮死による脳性麻痺などが、被害者団体が把握しているだけで150例以上発生。ただし、この数字は氷山の一角。
1989年:新三種混合ワ◯チン禍(MMR)
89年導入の新三種混合ワク◯ンの副反応により、約2,000人の幼児が無菌性髄膜炎や脳症となり、死亡や重篤な後遺症が残った。危険性が指摘されたのに5年間強行されたため被害が拡大した。
1989年:予防接種後肝炎
1993年:コスモシン、ソリブジン
1996年:薬害ヤコブ
脳外科手術の際に使用されたヒト乾燥硬膜がブリオンに汚染されていたために、100名以上がクロイツフェルトヤコブ病を発症し、植物状態の後に多数が死亡。米国では87年に輸入禁止。しかし日本での使用禁止は97年。
2002年:薬害肝炎
出産時や外科手術時の出血、新生児出血などの病気にフィブリノゲン製剤等の血液製剤を投与され、多くの人がC型肝炎ウィルスに感染させられた。被害者は少なくとも1万人以上と言われている。
2002年:薬害イレッサ
2002年7月、世界に先駆けて日本で承認された肺癌用抗がん剤イレッサ。副作用の無い「夢の薬」として販売されたが、わずか3年弱で600人以上の死者が出ている。
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「薬は魔法ではない」「医師免許を持つ全ての者が、医療の道のプロというわけではない」と、知ってさえいれば防げることがある。
自分や大切な人が元氣な心身で人生を謳歌するためには、知っておいた方が良いことがある。
どんな内服薬も、外用薬も、注射薬も、
「友だちも、飲んでたし」
「お父さんも、その塗り薬使ってたし」
「会社の人のほとんどが、接種したし」
「母子手帳が、そう勧めてるし」
「病院の先生から、勧められたし」
という安易な理由で、利用することを選択するべきではない。
自分や大切な人が元氣な心身で人生を謳歌するためには、自身で調べ、真実は自分で取りに行く必要がある。
それではまた。
Sammy