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全国一のマツタケ産地 今年は異変?!残暑で遅れも これから巻き返しに期待【長野】

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長野 2022.10.07 18:43
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秋の味覚の王様「マツタケ」。長野県は全国一のマツタケ産地として知られていて去年は豊作でした。今シーズン、実はマツタケに大きな異変が起きています。上田市の「松茸料理 見晴台」に三沢一樹記者が行っています。

別所温泉をはじめ昔からマツタケの産地で知られる地域です。毎年、マツタケの収穫シーズンに合わせて営業しています。その歴史は57年。今年は9月の10日から営業が始まりました。

店で1番人気の佐助コースです。マツタケの姿焼きやすき焼き、そして天ぷらなどマツタケづくしの大変豪華なコースです。

長野県はマツタケの生産量が日本一と言われています。過去10年間の長野県のマツタケの生産量の推移を示したグラフです。おととしとその前の年は大きく落ち込んでいますが去年は豊作でした。今年も豊作が期待されますが今シーズンのマツタケは遅れているとみられています。

10月3日までに直売所に持ち込まれたマツタケはおよそ500キロ。去年の同じ時期と比べると10分の1以下の量です。

9月中旬、平年よりもかなり暑かったというのが遅れている原因のひとつと見られています。ただ、ここ数日間は日中の気温も下がってきまして、キノコの品質も上がっています。雨が降ってくれば、もうしばらくは収穫が見込めるのではないかということです。

「松茸料理 見晴台」ではシーズン終盤となる11月からくじ引き大会が開かれます。景品にはマツタケやきょういただいた「佐助コース」のペア食事券などお楽しみを用意しているそうです。

「松茸料理見晴台」は11月20日ごろまで営業を予定しています。今後マツタケがたくさん食べられるよう天候に期待したいものです。

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