浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る（小学館刊）等’s Tweets

Jun 10, 2021

トップ画像が当時のままだったので、こういう本を書いております、といった感じで。メインがフィギュアなのは気にしない。引用RTは見えたときだけ。巻き込みは二回でさすがにさようなら。

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より踏みこんでいけば、おそらく異常な人は他人をバカにする笑いまではできても、心理システム的に自分を笑うことができないのではないかと予想している。

異常な人は狂気とそこからの感情を唯一絶対視している。となると「自分の言動、そもそも感情が、他人からすればバカバカしい可能性がある」という、他の視点を仮想で作ることがほぼできないことが異常さの根底にありそうである。

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異常者や異常な思想信条の人は、自身の狂気に大真面目で真剣で冗談を言わないし言えないので、異常か正常かを見分けるフォークト=カンプフ検査になっている。

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歴史上の暴君や圧制者も自分が笑われることを許せず、よく言論規制を行っている。権力に対する笑いは抵抗である。その権力への批判にも笑いは向けられる。平等に全方向へと向けられる笑いに、現代人もまだ馴れていないとは思う。

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冷笑問題にも関わるけど、事実ではないことを信じる人は笑われる。一方で人の死であっても、あまりにマヌケなものはダーウィン賞として笑われている。そのダーウィン賞でも精神疾患由来のものは排除し、あくまで愚かさやマヌケさが原因のものとしているが、ぱっと見で見分けはつかないなと思う。

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キング・オブ・コントを見る。真剣に大真面目に、狂気や狂気に近いことを信じる人は笑えてしまうのだなと分かり、その形式が多かった。

冷笑家の正体をいろいろ分析されているが、分かりやすいのはH×Hのパリストンだと思う。思想信条はなく、いかに人の致命点を刺して、くるくる踊るかを見たいだけ。

冒頭でラヴクラフトが引用され、ダメ兄弟と呑気な村人の感じで続くが、段々と村の救済からの地獄が明らかになる。別の映画「キャビン・イン・ザ・ウッズ」に接続され、謎の原因が判明するので前もって見ておくとよい。謎を考察させようとする映画だが、なんとなく不条理のまま見ても問題なし。

「アルカディア」集団生活をする宗教団体から逃げて告発した兄弟だが、十年経過して生活は破綻。教団から送られた集団自殺のビデオを見て帰還。誰も死んでおらず、平和な村。だが、当時から年を取らない村人、謎の数式、夜空に浮かぶ二つの月と異常現象の真相が見えてきて、兄弟は別々の脱出路を探す。

14h

あー曖昧なりに「お嫁ちゃんに」と言っていたから、ショールなのかもしれない。どちらにしろ使い道も使う人もいないので、棚から垂らしてタペストリーにするくらいしか思いつかないｗ

14h

母のくれたレース編みを洗濯し、漂白剤に浸けようとして広げたら、いつもの円上ではなくマフラー状で２ｍくらいある。おそらく鍵盤カバーに載せるものだが、ピアノは持ったことがないし、世界最大のグランドピアノでも幅170cmくらい。使いどころがまったくないのが、母らしくて微笑ましい。

15h

優しい人は心配なさるだろうが、認知症で記憶が曖昧になる前の、そしてなっても残る母の善性を知ることができ、会って良かった。母はすでに幼児のようになり症状は悪化しつづけるだろうが、あの優しさがあったと私と家族が覚えていられる。

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15h

前世紀からのファンタジーRPGいじりが飽きずに今も続くが、正しさや愛や友情とはなにか、と問うど真ん中の剛速球のダイ大は今に提示されることに意味があるように思う。「このマスターピースに対する返歌をきっちりできているか？」と問われたらほとんどの創作者は襟を正すしかない。

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ダイの大冒険、主人公のダイのキャラが王道で地味に思えるが「力こそが正義」の大魔王に「これが正義かっ!?　より強い力でぶちのめされればおまえは満足なのかッ!? 　こんなものがっ!!!　こんなものが正義であってたまるかっ!!」と言い切り、やはり主人公としても出色なのよな。

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行きは症状の心配と四年前の説明で気が重く、帰りは大雨の夜ゆえに、新幹線の窓の外に、イマジナリー忍者を走らせることもしなかった。次は走らせられるくらいの心の余裕があるといい。

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異常者が訳の分からない妄想で問題を起こさなければ、子供が産まれていて、母も孫の世話で認知症を遅らせたかもしれない。誰かの狂気は直接の被害者だけでなく、間接的にも被害を広げていると改めて受け止めることとなる。

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母が戸棚からなにかを出したいようなので手伝う。出てきたのは、今はもうできないレース編みの大作。結婚式にも送ってくれたが、その後も母が唯一できることとして作っていたのだ。「お嫁ちゃんに」と言ってくれたが、もういないことを覚えていない。「ありがとう」と礼を言うのが精一杯だった。

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母の認知症が悪化し、記憶があるうちにということで帰郷。激務とその後の裁判でまったく動けず、再会は十年ぶりに近い。あれだけおしゃれだった母がもう最低限の身なりとなり、お婆ちゃんとなっていた。やはり私の顔を覚えていないが、文字で名前を示すと、ようやく思い出してくれる。

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というわけで作業の猶予がある今のうちに出張。

言い忘れていたのですが、DSM-5は精神疾患の国際的診断基準。で、極端な信念や信条（現実的、普通ではない、奇妙な）や度を超えた冷笑はパーソナリティ障害の一種です、と世の中の極端な人と冷笑家をばっさりブチ殺していた。

時代が下るたびに知的能力が人類史にとって重みを増すにしても、脳という臓器ひとつが、その人が善人か悪人かどの程度の能力の何割かに関与し「どうしても人を殺したい」という重大な一点があれば、ほぼすべてを決めるとか不思議でもあり怖くもある。

DSM-5を読み通してみたが、たしかに「どうしても人を殺したい人」の想定がなく、治療法もない。うつ病は窮地に無駄に動いて危険を拡大しないためなどの理由があるそうな。が、同族をどうしても殺したい、という本人に不利で有害、同族にも迷惑すぎる形質がなぜ残って、稀に発現するのかはやはり謎。

冷笑をバカにしていたため、定義的に正しければ大丈夫、という安易な考えで致命的な一言が出てしまった。現在の各種言動どころか過去を書き換え、未来まで決定する。冷笑に対する防御法、誘導されている返答はなにか、を考えないと人々の信頼を失う事例すぎる。

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ひろゆきの冷笑ごっこから、左派が「一日一秒でも座り込みで、定義としては間違っていない」というワードを見事に引きだされていた。二手先を読まないから、過去から未来までの座り込み、ハンスト、デモとすべての行為が「え、そんなお遊びだったの？」と人々の信を失った。

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医療刑務所で、殺人犯が自己定義を聞かれると「自分は優しい人間だと思います」と語り、医者に「人を殺した人は優しくないと思いませんか？」と指摘され、自己認識を変えるところから始めるらしい。認識能力能力の不足だけど、たいていの悪人や異常者も自分を優しい正義漢と思っているのだろう。

哺乳類を遊びや怒りで、しかも連続で殺す人は、将来の凶悪犯の予兆とされるので、早めに逮捕からの治療をしたほうが。

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ライブドアニュース

@livedoornews

Oct 5

【動物愛護法違反】飼っていた子猫を殴った疑い大学生の男を書類送検 news.livedoor.com/article/detail 子猫は殴られた約1か月後に死に、火葬されていたことから警察は任意の聴取や、病院の治療記録から容疑を裏付けた。動物の死骸がないまま立件するのは全国的にも珍しいという。

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久しぶりに天丼を食べたらうまかった。焼く煮るなどは自然に思いつくだろうが、衣をつけて油で揚げるという調理法は自分なら一生思いつかない。

ミサイルの話題で、文字面の概念だけで考えると、熱や衝撃波、臭いや慣性というものは考慮しにくい。創作でもつい忘れてしまう。その場に人間がいたら、と実体験と記録伝聞で知り、想像していくしかない。

この時期になると思い出すので、たぶん俳句の季語になるならない。

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浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る（小学館刊）等

@AsaiLabot2

Oct 8, 2021

この時期に「ライト・ノーベル文学賞」と言いだす若手が毎年出ることを責めてはならない不文律、あると思います。

この手の処理で上手かったのが黒沢清監督「トイレの花子さん」で、同窓会に赤いコートにフードの怪異が出る。最後まで見えないが、顔を見た人々が凄い形相で死んでいく。かつていじめで自殺した同級生の怨霊でもトイレの花子さんでもなく、なんだか分からない怪異のままで気色悪い。

一度知ってしまうと、言うだけで感染して死なせる怪異は、数十年前だと資料を焼きつくし、関係者全員の死亡で封印ができたが、現代だと感染がネットやテレビで広がって世界を滅ぼす（そこまでは描かれないけど）起源も目的も意味も分からないのが気色悪いが、姿もはっきり分からないほうがよい。

「バイバイマン」大量殺人を取材した記者が、なぜか大量殺人を起こす。数十年後、その家に住むことになった大学生たちは、名前を知って考えるだけで接近し、言うと完全幻覚を見せて人々を殺し合わせる怪奇現象に遭遇する。怪奇の力の根源や解決法を探して実行していくが、という感染型都市伝説映画。