飛び込みの営業マンが豹変…警察沙汰に NHK党員が撮った映像が話題

NHK党員宅を訪れたセールスマンを撮った映像が話題となっています。

セールスマンとNHK党員が言い争い

投稿したのはNHK党に所属する「片岡将志」(登録者数1690人)。10月3日、片岡は「八王子市の自宅で自称ヤクザに暴行される」と題した動画を公開しました。動画は片岡の自宅玄関で撮影されたもので、不動産セールスマンと見られる男性とのやり取りが映されています。

動画は、男性が片岡に対し「肖像権の侵害ですよ」「立派な犯罪ですよ」と笑顔で丁寧に話すところから始まります。片岡が帰るよう要求しても男性は「(動画を)消していただいたら帰ります」と言って帰ろうとしません。

しばらくこのようなやり取りを続けていたところ、突然男性が豹変。画面が急に乱れ、鈍い音とともに「いい加減にしろや!!」という怒号が入って映像は止まります。

片岡によると、このとき男性にスマートフォンを取り上げられた上、腕に怪我を負ったとのこと。片岡は傷跡の写真を診断書とともにツイッターに投稿しています。

片岡はもう1台のスマホで録音もしており、ここからは音声のみに切り替わります。撮影が止まったためか、元ヤクザだという男性の言動は荒くなります。二人は言い争いを続け、片岡が「大変なことになるよ」「あなたの1万倍法律に詳しいからね」などと言っても「お好きにどうぞ~~」と全く意に介さない様子。「訴える? どうぞ!どうやって? 手順は? 方法は? 証拠は? 証明は?」などとまくしたてます。スマホを取られた際に怪我をしたと追及しても気にするそぶりも見せません。

家から脱出し、警察に通報

その後も映像こそないものの、眼前にパンチを繰り出されたり胸ぐらをつかまれたことが字幕で紹介され、言い争う音声からも緊迫感が伝わります。そして一瞬の隙をついて片岡は自宅から脱出。ドアを押さえてセールスマンが出られないようにしつつ、大声を出して警察を呼ぶよう近所に助けを求めました。

しかし扉を開けられ、再び言い争いが始まります。動画を消すと嘘を言って片岡は携帯を取り返し、110番通報。相手に悟られないように場所を伝え、時間稼ぎのために話し合いを続けていたところに、警察が駆け付けて動画は終わります。

NHK党の「立花孝志」(同53万人)は10月4日の動画でこの件を取り上げ、男性は傷害罪や不退去罪、脅迫罪の可能性があると指摘。一方、肖像権の侵害は刑事罰にはならないとした上で、突然訪問してきた人物を撮影するのは合法だと主張しました。立花は「ほんと怖いですよ」と話し、高齢者や女性宅に「こんな人が来てたらね・・・」とコメントしています。立花によると、セールスマンの男性は「逃亡の恐れがないということで逮捕はされていませんが、現在警察が傷害容疑で捜査中」とのことです。

コメント欄では

正直聞いてて心臓に悪いくらい怖かったです(相手が)。
こんな人に最後まで諦めずに警察が来るまで戦ったの凄い。

飛び込みの営業の怖さと記録を残すことの大切さを教えてくれたいい教材w

と称賛の声が上がっています。