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抗原定性検査キットの購入方法及び陽性となった場合の対応方法
体調が気になる場合等のセルフチェック用の抗原定性検査キットの購入方法と、検査した結果、陽性となった場合の対応方法を掲載しています。
【目次】
1 抗原定性検査キットの購入方法
2 購入した抗原定性検査キットで陽性となった場合の対応方法
【更新履歴】
9月26日 妊娠中の方は、妊娠週数に関わらず陽性者登録の対象外となりました(陽性となった場合、医療機関を受診してください)。また、全数届出の見直しにより、陽性者登録後、診断結果の連絡とあわせて、自宅療養の留意点をメールでお知らせすることとなりました(保健所からの連絡はありません)。
1 抗原定性検査キットの購入方法
家庭等において、体調が気になる場合等にセルフチェックとして自ら検査するために用いる「新型コロナウイルス感染症抗原定性検査キット」(以下「検査キット」)には、「医療用」と「一般用」(※1)の2種類あり、いずれも厚生労働省が承認した「医薬品」(体外診断用医薬品)です。
薬局又は店舗販売業(いわゆるドラッグストア)で購入することができます。(※2)
検査キットの種類(見分け方) |
業種 |
購入場所(※2) |
医療用検査キット (外箱に「体外診断用医薬品」と記載) |
薬局 |
実店舗 |
一般用検査キット (外箱に「第1類医薬品」と記載) |
薬局 店舗販売業 |
実店舗(一部の店舗では、インターネット等でも購入できます。) |
※1 承認された一般用抗原検査キットは、厚生労働省のサイトに掲載されています。
(新型コロナウイルス感染症の一般用抗原検査キット(OTC)の承認情報)
※2 取扱いがない店舗もあります。
「研究用」の検査キットについて
雑貨店やネットショップ等で「研究用」と称して販売されている検査キットは、厚生労働省が承認した医薬品ではありません。
新型コロナウイルス感染の有無を調べることを目的としたものではないので、「研究用」の検査キットで陽性となった場合については、本ページで紹介する以下の対応の対象外となりますのでご注意ください。
2 購入した抗原定性検査キットで陽性となった場合の対応方法
新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうかは、医師が診断します。
「A 陽性者登録」か「B 医療機関を受診」のどちらか一方で診断を受けてください。
※福岡県外の方は、お住まいの都道府県のホームページを御覧いただくか、管轄の受診・相談センターにお尋ねください。
※研究用の抗原定性検査キットで陽性となっても陽性者登録等はできません。抗原定性検査キットは、必ず国が承認した医療用(外箱に「体外診断用医薬品」と記載)又は一般用(外箱に「第1類医薬品」と記載)の物を使用してください。
A 陽性者登録を行う場合 (9月9日午前5時開始)
【対象者】
陽性となった方のうち、以下の条件に全てあてはまる方。
・軽い症状があること(無症状でないこと)。
・65歳未満であること。
・基礎疾患などの危険因子(※)がないこと。
・新型コロナウイルスワクチンを2回以上接種していること。
※悪性腫瘍、慢性呼吸器疾患、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心血管疾患、脳血管疾患、肥満(BMI:30以上)、喫煙、固形臓器移植後の免疫不全、妊娠、免疫抑制・調整薬の使用、HIV感染症
【手順】
外出を控え自宅で待機し、以下の対応を行ってください。
(1)速やかに福岡県陽性者登録サイト(購入キット専用)で「陽性者登録」を行ってください。
※登録には、外箱又は添付文書とともに撮影したキットの写真、本人確認書類等の写真をアップロードし、症状などを入力する必要があります。
※診断を受けるため、別途、医療機関を受診する必要はありません。
(2)登録内容を医師が確認して診断を行い、その結果を登録したアドレス宛てにメールでお知らせします。また、あわせて、療養上の留意点をお知らせします。
※費用はかかりませんが、対面での診療や薬の処方はありません。
【問合せ先】
福岡県キット配付・陽性者登録センター
050-2018-7588
※受付時間 9時~18時
B 医療機関を受診する場合
【対象者】
上記A 陽性者登録の対象者にあてはまらない方等。(例:65歳以上、基礎疾患あり等)
【手順】
医療機関をご案内しますので、受診・相談センターへ電話してください。
※電話される際は、「薬局等で購入した抗原定性検査キットで陽性になったので診断を受けたい」旨をお伝えください。
※県HPに掲載している「診療・検査医療機関リスト」を参照いただき、ご自分で医療機関を探すことも可能です。「陽性疑い者の確定診断」欄に〇印が付いている医療機関に電話して受診してください。
【受診上の注意点】
◆院内感染を防止するため、受診前に医療機関に必ず電話相談をしてください。
各医療機関では、発熱等の症状がある患者さんについては、感染防止のため、他の患者さんと時間や場所を分けるなどして、診察を行っています。事前に電話せずに医療機関に行ってしまうと他の患者さんに感染させてしまう可能性がありますので、必ず受診前に医療機関に電話し、来院時間や受診方法について指示を受けてください。
医療機関からの指示の例
・発熱者専用の時間帯を設定しています。〇時に来てください。
・駐車場のテントで診察・検査を行います。〇時に来てください。
・自家用車の中で診察・検査を行います。〇時に来てください。
◆できる限り公共交通機関以外で受診するようにしてください。
◆来院時間を守り、マスクを着用して受診してください。
◆必ず健康保険証を持参してください。初診料等の自己負担が生じます。