量子コンピューター正念場、遠のく実用化 30年以降か
2022年のノーベル物理学賞を「量子もつれ」実証に貢献した研究者が受賞したことで、量子もつれを活用する量子コンピューターがあらためて脚光を浴びている。ところが、その量子コンピューターの実用化に慎重な見方が広がりつつある。量子コンピューターは現在のコンピューターでは解けない社会課題を解決できるとして期待を集めているが、研究の進展につれて技術開発や事業化の難しさが分かってきた。 米Gartner(ガ
2022年のノーベル物理学賞を「量子もつれ」実証に貢献した研究者が受賞したことで、量子もつれを活用する量子コンピューターがあらためて脚光を浴びている。ところが、その量子コンピューターの実用化に慎重な見方が広がりつつある。量子コンピューターは現在のコンピューターでは解けない社会課題を解決できるとして期待を集めているが、研究の進展につれて技術開発や事業化の難しさが分かってきた。 米Gartner(ガ