小学生が工事に協力 道路より10センチ高い「スムーズ横断歩道」社会実験始まる 広島・海田町 

10/3(月)

歩行者や自転車の安全を確保するため、横断歩道を10センチ高く盛り上げて設置する社会実験「スムーズ横断歩道」の工事が行われ、地元の小学校の児童も工事を手伝いました。

「スムーズ横断歩道」の工事が行われたのは、海田東小学校の正門前です。

この横断歩道は通常よりも10センチ高く盛り上げて設置することにより、車が速度を抑えて通行するため歩行者などの安全確保が期待されるもので、広島国道事務所でははじめての試みです。

児童たちは皆んなで協力してパーツを運んだり、ハンマーを使って穴をふさぐなどして昼過ぎには新しい横断歩道が完成しました。

(小学生)
「けっこう重かった。(横断歩道を)すぐ通りたい」
「ちょっとでも事故が減らせたら嬉しい」

この横断歩道による社会実験は今月31日まで行われ、今後の通学路などの安全対策に役立てられることになっています。