【注意】このインタビューは、漫画『ゴールデンカムイ』の完全なネタバレを含みます。ご了承いただける方はお読みください。
「連載が始まる頃には貯金も底をついて…」…野田サトル1万字インタビュー#4
『ゴールデンカムイ』の連載が始まる頃の知られざるエピソード。そして、待望される次回作について…。最後は『ゴールデンカムイ』を愛したすべてのファン必読のメッセージ!【野田サトル珠玉のイラスト色紙集(40点)も大公開】(全4回の第4回)
野田サトル1万字インタビュー#4
谷垣とボウタロウは水球部で…
Q:243話で菊田さんが尾形と花沢少尉は「仲は良さそう」と言って2人を見ている回想がありましたが、花沢少尉は尾形と話すとき、何の話題が多かったですか?(hayaさんより)
A:勇作からは日常生活の楽しかったこと、自分の好きなこと、最近、街へ行って食べたおいしい食べ物、天気の話など。尾形からは父のことばかり質問していたそうです。
Q:キャラが学生で、部活をしているとしたら何部に所属していますか?(戊さんより)
A:杉元はアイスホッケー部のFW。白石は体操。アシㇼパは陸上部の中距離選手。
尾形はバレーボールのセッター。牛山はあえてハンマー投げ。キロランケはバスケ。月島はサッカー部のDF。鯉登はサッカー部のFW。門倉とキラウシは卓球。
谷垣とボウタロウは水球部で、谷垣は試合中にボウタロウにパンツを引きちぎられてプールから出られなくなって。応援している吹奏楽部のインカㇻマッも谷垣の股間を見て「あら、オーボエがあんなところに」なんて言っちゃって。
谷垣が顔を真っ赤にしているのを、同じチームの有古イポㇷ゚テに隠してもらいながらプールを出るんだけれど、相手チームの宇佐美に突き飛ばされてまたプールに落ちて、そんでもって、ふたりともチンポ出しちゃって、「ああ、恥ずかしい」だって。バカヤロ。
――ありがとうございました。質問箱延長戦は、このへんまでにいたしましょう。次は本編に関するお話をお聞きしたいです。
野田サトル
漫画家
北海道北広島出身。2003年に別冊ヤングマガジン(講談社)に掲載された読み切り「恭子さんの凶という今日」でデビュー。
2006年には「ゴーリーは前しか向かない」で、第54回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞する。
2011年から2012年にかけて週刊ヤングジャンプ(集英社)で「スピナマラダ!」を連載。
2014年より同誌にて連載され2022年に完結した「ゴールデンカムイ」は「コミックナタリー大賞2015」第2位/「このマンガがすごい!2016オトコ編」(宝島社)第2位/「マンガ大賞2016」第1位/「第2回北海道ゆかりの本大賞コミック部門」 大賞/「第22回手塚治虫文化賞」マンガ大賞/「第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」ソーシャル・インパクト賞/大英博物館マンガ展(2019)キービジュアル/第51回日本漫画家協会大賞/
TVアニメ第四期は2022年10月放送予定、実写映画化も決定している。