【注意】このインタビューは、漫画『ゴールデンカムイ』の完全なネタバレを含みます。ご了承いただける方はお読みください。
ファンが最も気になる『ゴールデンカムイ』マル秘ランキングも発表…野田サトル1万字インタビュー#3
漫画『ゴールデンカムイ』公式ファンブックにも未収録だったキャラの「秘密」の質問に作者の野田サトル氏が回答する。読者から圧倒的に知りたいという希望の多かった秘密のランキングも明らかに!(全4回の第3回)
野田サトル1万字インタビュー#3
野田先生のお気に入り源次郎ベスト3
――なるほど。他に目を引いた読者さんの質問などはありましたか?
では、せっかくなので、ページの都合で公式ファンブックに収録されなかった質問にいくつかお答えしていきたいと思います。
Q:20巻の鯉登が誘拐された事件で、ロシア人に扮した尾形が父と電話する鯉登の背中に手を添え、寄り添うような姿勢を見せたのは何故でしょうか? 父親に愛されなかった自分と鯉登を重ねたのですか?(クマ次郎さんより)
A:そうですね。ただ、あの布マスクの下はすっごい笑顔だったらしいですよ。
Q:野田先生のお気に入り源次郎ベスト3を教えてください!(ゆぴさんより)
A:120話 うわの空になって、ボッケを勃起と言い間違える情緒不安定な源次郎ちゃん。点数は60カワイイです。
146話 ロシア式蒸し風呂・バーニャから出てきて伸び切ったチ〇ポが地面で急激に冷やされる源次郎ちゃん。80カワイイ。
230話 破水したインカㇻマッをお姫様抱っこして「大丈夫だ…全部上手くいくから…!!」と勇気づけようとする源次郎ちゃん。100カワイイ。
43話 コタンで尾形たちに襲われ、フチに世話になったお礼を言おうとして泣いちゃう源次郎ちゃん。2万カワイイ。
野田サトル
漫画家
北海道北広島出身。2003年に別冊ヤングマガジン(講談社)に掲載された読み切り「恭子さんの凶という今日」でデビュー。
2006年には「ゴーリーは前しか向かない」で、第54回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞する。
2011年から2012年にかけて週刊ヤングジャンプ(集英社)で「スピナマラダ!」を連載。
2014年より同誌にて連載され2022年に完結した「ゴールデンカムイ」は「コミックナタリー大賞2015」第2位/「このマンガがすごい!2016オトコ編」(宝島社)第2位/「マンガ大賞2016」第1位/「第2回北海道ゆかりの本大賞コミック部門」 大賞/「第22回手塚治虫文化賞」マンガ大賞/「第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」ソーシャル・インパクト賞/大英博物館マンガ展(2019)キービジュアル/第51回日本漫画家協会大賞/
TVアニメ第四期は2022年10月放送予定、実写映画化も決定している。