渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ぐい呑 細川護煕作

2020年06月03日 | open



細川護煕さんから譲ってもらったこの
引きのぐい呑は、上手の作だ。
酒を注ぐと、底の葉っぱの紋様がゆらゆら
と浮かび上がってくるような模様になって
いるのだ。
観賞している時には分からず、酒を注いで
みて初めて分かった。細川幽斎のような
その遊び心に痺れる。
かなり気に入っている。
私の宝物だ。
これは、我死して後には子に残す。
店で買った物ではないので、家から外に
出さない。
値付かず、付かせず、の作だ。



手ずから焼いた井戸茶碗を眺める不東庵
の細川護煕氏。いい顔されてる。


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