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画像ファイル名:1664545588098.png-(1657298 B)
1657298 B22/09/30(金)22:46:28No.977258825+ 00:12頃消えます
 …凪いだ海の様に穏やかな意識がゆっくりと浮上してくる。
 それと同時に、何か暖かいものと…柔らかい物を感じた。
 ぼんやりとした意識はやがて口内を蹂躙する舌の感覚と確かな熱量によって、僕の意識をハッキリとさせる。
 目の前に、サンディの綺麗な顔があった。そして僕の口の中には、サンディの艶めかしく動く舌があった。
 それからたっぷり数分間、頬を両手で押さえられながらサンディにキスで貪られて、僕は解放された。
「ぷはぁっ! はぁっ…/// はぁっ…/// さ、サンディ、何をするんだい…!?」
「いや何、今朝は妙に目覚めが良くてな! 気持ちの良い朝だったから、隣で寝ているお前が愛おしく感じてよ。朝からキスをした訳だ。そしたらお前、どうなったと思う? とてもキスが気持ちいいじゃねえか!」
 けらけらと上機嫌で話すサンディに、僕はやれやれとかぶりを振った。
「相棒、此れからはおはようのキスを日課にするぞ。こんなに気持ちが良いのにしないのは勿体ねえ」
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
122/09/30(金)22:47:46No.977259339+
 僕の意見も聞かずに勝手に決めて横暴な。とは思えども異を唱えた物なら朝から再びベッドに押し倒されて一日中抱かれてしまいそうなので
 先ほどの濃厚なディープキスで内股が濡れて居るのを隠して、サンディと二人してシャワーを浴びる事にした。
 …此処だけの話だが、ウマ娘はニンゲンよりも鼻が効くらしく、僕が知らない内にサンディには内股が濡れていたのがバレていたらしい。
 誰からその情報を聞いたかって? 当の本人から。

 午前、書類仕事も程々に僕はジャージに着替えて校内のダンスレッスンを行うジムへと足を運んだ。レースに出場するのだ、例えバックダンサーだろうと恥ずかしい姿を見せたとあったら赤っ恥物だ。周りにも、教え子達にも。
 不意に、一緒にレッスンを受けている顔ぶれの中に見知った顔が居るのに気が付いた。同僚のウマ娘のトレーナーだ。
 曰く
「私達も出場する事になっちゃいまして」
「理事長も困ったものですね」
 等とお互いの現状に苦笑を零しあった。
222/09/30(金)22:48:22No.977259631+
 ダンスのレッスンは概ね問題なし。手足の動きのキレを良くしてタイミングを間違えなければ、八割以上の仕上がり。後は振り付けを間違えなければ…と言った所。
 苦無く踊れたのはチームの少女達のダンスの振り付けをチェックする為に何度も動画を見返したのが功を奏したらしい。ある種の怪我の功名だろうか。
 想像以上に激しかったダンスレッスンにヘトヘトになった僕は知り合いのトレーナー達と一緒にふらふらとカフェテリアに向かった。嗚呼、並べられた料理がとても美味しそうだ…と思っている内に山盛りの白ご飯、大量の生姜焼き、大きな丼の豚汁、その他のオカズ達と凄い事になってる自分のプレートがあった。
 …太らないかなぁ…
 そんな事をぼんやりと考えている傍ら、カフェテリアの隅っこで相変わらず「謎のハッカキャンディを配り回るウマ娘」になっているサンディの姿が見えたけど、疲れてお腹の空いた僕は彼女を無視する事にした。
322/09/30(金)22:48:53No.977259881+
 午後。トレーニング開始。皆揃ってグラウンドへと集まる。各々が身体を解したりウォーミングアップをしていると、相変わらず制服姿のサンディが物陰から霧の様に現れた。
「おい相棒。適正チェックすんぞ。距離2000、誰か同じ距離走れる奴連れてこい。全力の伏せだ。実戦のつもりで走れ」
 僕はサンディの魔性の宝石めいた紅い眼で見詰められ、息を飲みながら頷いた。
 これ幸いな事に2000を走れる娘が居たので、僕らはコースに立ち、身構えた
「よーい、どん!」
 教え子の一人の号令と共に駆け出す。僕はサンディに言われるまま、我武者羅に1本丸まる突っ走る事にした。ザッザッザッザッ! とターフを駆け抜けていく音が耳に届く。スピードはどんどん加速していき、第3コーナーに入る頃には共に走る教え子共々、血が滾っていた。
 息が辛い。瞬く間にどんどん身体が疲れていく。
422/09/30(金)22:49:29No.977260172+
 だけど。
 だけど、まだ走れる。
 ぜいぜいと荒い呼吸を繰り返しながらも、脚を動かし続ける。
 フォームも整いきってない。なんならリズムだって取れてない。
 それでも。
 サンディが、全力で走れと言ったから。
 だから僕は、ゴール板を目指して持てる限りの力を振り絞って走り抜けた。
 気が付けば、僕は第4コーナーを立ち上がったホームストレートでジワジワと教え子を引き離して、数バ身差を付けてゴールしていた。
522/09/30(金)22:49:51No.977260314+
 汗だくの身体でぜえぜえと荒い呼吸を繰り返す。これが、ウマ娘の身体能力…! 想像以上の凄まじい体力と筋力だと思い知らされた。
 そんな時、頭にタオルが掛けられる。顔を上げたらサンディが其処に立っていた。
「一先ずはお疲れ様だな、相棒」
「はぁ…はぁ…サンディ…」
「ハッキリ言うぞ。お前は凡庸で見るべき点は少ない。だがそれはトレーニング次第でどうとでもなる。そしてお前の武器はスタミナだ」
「……スタミナ」
 ぽつりと、鸚鵡返しに答えた。
「嗚呼。ホームストレートで伏せの相手をずるずると引き剥がしただろ。アレは紛れもなくスタミナ勝ちだ。お前の身体にはでっかい燃料タンクが積まれてる。それを武器に磨くんだな」
「……っ、分かった」
「まぁ夜になったらオレ様がお前の胸の燃料タンクを育ててやるがな♪」
 指をワキワキと動かしながらニヤニヤといやらしく笑い、思い切りセクハラ発言するサンディに、僕は軽くチョップした。
「んべっ」
622/09/30(金)22:50:15No.977260494+
 ドタバタの末に、今日も一日が終わる。乳酸が溜まって酷く疲れた体が重い。僕はジャージも脱がずにふらふらとベッドへと突っ伏した。
 自分の身体の匂いが、汗の臭いが鼻に届く。…汗臭い。汗を流さなくては、と思いながらもこの汗臭さが不思議と心地よくて僕はウトウトと微睡み始めた。その時だった。
「よお相棒? さっきはご挨拶だったな、うん?」
「ひうっ!?」
 うつ伏せに寝ていた僕の背中にサンディがのし掛かり、胸をわしりと揉みしだいてきた。
「ひゃっ、あ、サンディ…? ひあっ!」
「オレ様にチョップ食らわせるたぁ良い御身分だな? その身体に序列って言葉教え込んでやるよ」
「あれは、君が僕の教え子達の前で酷いセクハラを言う…からぁ…!」
 乳首を捻られ、耳に噛みつかれる。身体の力が抜けて、身体がガクガクと震える。力が入らない…!
722/09/30(金)22:50:53No.977260751そうだねx3
「そんな事知った事かよ。ほれ、オレ様を愉しませろ」
 そう言うとサンディは僕の胸を鷲掴んだまま、自分の下腹部を僕のお尻にパシンパシンと打ち当ててきた。まるで交尾の様に。
 そこに、物理的に身体と身体を繋げる「物」が無くとも、背後から的確に性感帯に衝撃を与えられて、僕は「んぁっ…! あぁ…っ!」と甘い悲鳴を零すほか無く
 やがて激しく腰を打ち据えられていく内に子宮がジンジンと熱を帯びて、ショーツもジャージもグッショリと濡れる頃には「止めて…助けて…」とサンディに懇願する「私」が居た。
 結局、寝る前まで私はサンディに弄ばれ、何度もイかされると、フラフラの身体で二人してシャワーを浴びた。
『称えよ、晴れるや、日曜日4』
何故なにサンディちゃん
Q/何でサンディちゃんはハッカキャンディを配りまくってるの
A/可愛い子供や孫に会う事が出来て嬉しくて飴玉配ってるんだよ。学園中の血族に配る予定だよ
822/09/30(金)23:01:35No.977265209そうだねx3
いいね
922/09/30(金)23:05:10No.977266688そうだねx2
エロか…
1022/09/30(金)23:07:57No.977267764+
>エロか…
サンデーサイレンスはほら、やりまくりだったから
1122/09/30(金)23:08:29No.977268005そうだねx1
>Q/何でサンディちゃんはハッカキャンディを配りまくってるの
>A/可愛い子供や孫に会う事が出来て嬉しくて飴玉配ってるんだよ。学園中の血族に配る予定だよ
渡されたら(あの人と知り合いなんだ…)って目で見られちゃう…
1222/09/30(金)23:20:35No.977272498そうだねx2
初めてリアルタイムでエンカウントできた…いつもありがたい…
1322/09/30(金)23:21:59 sNo.977273018+
>初めてリアルタイムでエンカウントできた…いつもありがたい…
こちらこそ…

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