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日本でポストを得られない若い研究者たちが、続々と中国に渡っています。科学技術論文の数や質において、日本を凌駕(りょうが)する中国。日本の研究力低下が言われる中、何が彼らを引きつけるのでしょう。
またダメだったか――。助教の任期が切れる2022年が近づいていた。30代後半の男性研究者はその数年前から、国立大学の准教授職に応募しては不採用となることが続いていた。同年代の中では恵まれた立場だった。・・・[続きを読む]
2022年09月30日 16時00分
午前10時、雲南大学中国西南天文研究所で働く島袋隼士さん(34)の優雅な1日が始まる。まずは研究室で湯を沸かす。雲南省名産のプーアル茶をのみながら、最新の論文やメールをチェックする。昼食は大学の学食で・・・[続きを読む]
2022年10月01日 18時00分
月々の手取りは、日本円にして約3万2500円。宇宙プラズマ物理学を専門とする野和田基晴さん(49)が2010年、北京大学のポスドク(博士研究員)として採用されたときの給料だ。中国に渡ったのは、「成り行・・・[続きを読む]
2022年10月02日 18時00分
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