最近はサブスクの影響でイントロが極端に短い、あるいは無い(0秒)曲が増えている模様。実はこのムーブメント、’90年代にもあったんですよ。当時はCMタイアップ至上主義とカラオケブームのあわせ技で、曲が始まってすぐサビになるような曲であふれてました。
再び0秒イントロの時代になっておりますが、イントロは本来歌の世界へ誘う重要なパート。
そこで今回は、印象的なイントロを持つ曲を集めてみました。
重要なのはイントロ“だけ”良い曲ってまずないと思うんですよ。イントロが良かったらそれは良い曲なんです。「名盤は2秒でわかる」という言葉もありますが、まさしく最初の2秒で耳をわしづかみにするのが名曲ってものです。
もちろん、アーティストたちは今日も音楽と格闘してるのでしょうけど。
ということは、イントロ0秒にしても肝心の歌がしょぼかったらスキップされるんだから、イントロ0秒作戦意味なくね?とも思ったり。
それでは、私の選んだ素敵なイントロ8選+2
サブスクやYouTubeで聴けて、なるべく最近の曲を選びました。’70年代’80年代の曲とか入れだすと多すぎて収拾つかなくなりますからね。イントロの秒数もちなみに書いておきました。
日食なつこ「ログマロープ」(2017)22秒
中村中「リンゴ売り」(2007)28秒
どれも耳を奪う、心をつかむ名曲ですね。2007年が最近か?というのは、おっさんの言うことなので許してください。
そしておっさんなので、どうしても、あと2曲紹介させてください。
'80年代なんですけどね。イントロの話するときこれ出さないと気がすまないんですよ!
TM NETWORK「Self Control (方舟に曳かれて)」(1987)21秒
はじめてイントロ聴いたとき、脳天突き抜けるかと思いました。異世界に連れ去られるような感覚を覚えました。
X(現・X JAPAN)「VANISHING LOVE」(1988)27秒
こちらは後追いで聴いたのですが、それでも衝撃的でした。破壊的な激しさと美しさが両立する世界。