人間に電波を照射する電波兵器については、
1976年4月20日に米国特許3951134号が取得されています。

この電波兵器は、人間の精神に作用するので
精神工学兵器に分類されることもあります。

米国特許の発明の名称は、離れた場所から脳波を計測して、
脳波を改変する装置です。

この装置はマイクロ波パルスレーダーを応用して、
脳波を計測しています。

頭部に電極を付着させて、脳波を計測する場合、
電極に接続するケーブルが身体にまとわりつくので、不便です。

被験者が身体を動かそうとしても、
電極に接続するケーブルの長さに制約されます。

そして、何よりも、電極、ケーブルなどを使って脳波を計測すると、
脳波を計測していていることが、相手に分かってしまう。

そこで、マイクロ波をターゲットの脳に照射して、脳を一度にスキャンして、脳波を計測する装置を発明したのです。

この装置は、単に脳波を計測するだけではありません。

この装置には、更にフィードバック用送信機28が設置されており、
フィードバック用送信機28からマイクロ波をターゲットの脳に照射して、
脳波を変えてしまいます。

脳波を変えるだけでなく、脳波の原因となるニューロンの活動電位を変えてしまいます。

レーダー技術を応用して、マイクロ波を照射しているので、
脳の特定の部位のニューロンに作用することができます。

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米国特許の図1は上記の通りです。

米国特許の図1、図2を参照しながら、明細書を検討すると、
レーダー・システムを応用した装置であることが分かりますね。

レーダーは軍事利用が著しい分野であり、
この特許発明も軍事技術なのですが、
軍事技術であることを秘匿して
米国特許を取得しています。

この装置は、
頭部にマイクロ波を照射するための送信機2と、
頭部で反射したマイクロ波を受信するための受信機12と、
コンピュータ26と、
頭部にフィードバックする信号を乗せるためのマイクロ波を照射するための
フィードバック送信機28を備えています。

送信機2、受信機12、コンピュータ26の組み合わせは、
基本的には、自動追跡レーダーと同様であり、
自動追跡レーダのターゲットが人間の頭部に設定されています。

送信機2、受信機12、コンピュータ26の組み合わせにより、
人間の頭部の位置を捕捉して、
フィードバック送信機がマイクロ波を頭部の所定の位置、
例えば、言語中枢の位置に照射します。

フェイズド・アレイ・アンテナを使った
自動追跡レーダーを応用しているので、
ターゲットが移動しても、言語中枢の位置を捕捉して、
マイクロ波の照射を続けます。

米国特許が取得されたシステムは、射撃制御システムと近似しています。
射撃制御システムでは、
フィードバック送信機の代わりに、
銃、ミサイルなどの火器が設置されています。

射撃制御システムの場合には、
ターゲットの位置を捕捉して、
火器がターゲットに向けて銃弾、砲弾を発射するのです。

レーダーと連動した射撃システムなどは、
日本より米国が遥かに進んでおり、
そのような先進的技術が、
人間をコントロールする技術に応用されています。


脳科学について

この装置は人間の精神に作用すると主張しても
信じない人がいるので、補足します。

米国防総省の研究開発部門、DARPAは、
永年に渡って、脳科学、神経科学について研究資金を提供しており、
そのような知見が、この装置の前提ですね。

1981年にニューロンに関する
ノーベル医学生理学賞を受賞した研究は、
米国防総省が助成しています。

1950年代、米国陸軍ウォルター・リード研究所では、
ディビッド・ハベル博士はニューロンに関する研究を行い、
視覚が脳に認識される生理機構を解明しています。

ディビッド・ハベル博士は、その後、
ウォルター・リード陸軍研究所からハーバード大学に移籍し、
1981年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。

米国防総省は、ニューロンの電磁刺激について
世界最先端の研究をしているのです。

ちなみに、米国特許3951134号は既に、特許権は満了しており、
現在では様々なメーカーが改良して、
各国の防衛省、国防省に納品しています。

日本では東芝、NECなどが製造して、防衛省に販売しています。

米国特許3951134号は、1976年に米国特許が取得されていますが、
1965年にホルマン空軍基地(米国メキシコ州)で、
「マイクロ波照射による行動及び関連する現象の影響」
という書籍が、ロシア語から英訳されて出版されています。

W.D. Thompson and A.E. Bourgeois 編集
"Effects of Microwave Exposure on Behavioral and Related Phenomena"
Aeromedical Laboratory, 
Hollman Air Force Base, 
New Mexico, 1965

この書籍に記述されている基礎研究が、
米国特許3951134号に応用されています。

米国特許3951134号については、多数の記事をアップしており、
下記リンクに、その目次が掲載されています。