KATO DD51 おそまつな修理対応

今年の3月だったかKATOのHOゲージのDD51北斗星色サウンド付を某模型店にて購入。
その時は余裕も無く、DCCコントローラをいっしょに購入する事ができなかったので、
このDD51は手すりなどのパーツをつけ、ナンバープレートもつけただけで、箱にしまいこんだ。
5月になってコントローラDCS50Kを購入。
さて、実際に動かしてみようと、机の上に60cmほどの長さでKATOのレールを置いて、やってみた。
なかなかの製品。サウンドもかっこいい!!
ところが発進させたところ、逆走している事に気が付いた。

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つまり、DCS50Kの左下のレバーの前進、後退がDD51の動きに反している事に気が付いた。
ちなみにいっしょに購入したEF510は前進させると1位側を前にして動き出す。後退は当然2位側に進む。
普通はこれが当たり前だが、DD51では前進が2位側を前にして動き出すのである。
なんか変だぞ・・と、思いつつ、まあ、CV29の値を書き換えれば対応できるのだが、どうも気に入らない。
ひょっとして工場で組立ての工程で間違えたのでは・・・・??と、思い、ホビーセンターKATOに問い合わせてみたところ、
店内の在庫を見てみますので、折り返し電話します・・・との事。
10分ほどしてから電話があり、店内の在庫も2位側に動くものと1位側に動くものがあるとの事。
工場に修理依頼するので、持って来てくださいとの事で、翌日、ホビーセンターKATOの東京店(現在、仮店舗)に持って行くと、
その場で動作を確認、同じレール上で店の在庫と同じレールに乗せると、正面衝突する動きを見せてくれた。
それで、とりあえず、ホビーセンターから『KATOお客様サービス係』に修理依頼として送ってもらった。
2週間ほどしてホビーセンターから修理が上がってきましたと連絡があり、
『ショート状態、中間台車の破損のため交換』と記載されていますとの事。

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ん???ちょっとまってよ、不具合はその内容ではないでしょ・・・しかも不具合の動作確認を行ってもらったでしょ・・・
ひょっとして他の人の車両と間違えてませんか?
外観上の破損など一切、無かったじゃないですか・・・・
確認してもらったところ、折り返しの電話で、『逆走するのがなおっていませんね・・・申し訳ありません。再度、送ります。』
天下のKATOが一体、何をやってるんだろ・・・・と、思った。
すると5月29日、突如、自宅に修理依頼したDD51が送られて来た。
しかもホビーセンターを経由せず、ダイレクトにである。

中を開けて、唖然としてしまった。
印刷された手紙には『1エンドを左側、2エンドを右側にして線路に乗せた状態で前進させた時、
右方向に進行するのが当社の仕様です』と、書かれていた。
さらにバカな事にEF510と向きをそろえるようにとのご依頼でしたのでCV29の値を変えました・・・と、書かれていた。

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CV値を書き変えるのだったら修理依頼しないでしょ・・・・
本来ならばどっちを向いてレールに置こうが、前進と言えば、1位側を前にして進むのでは?
もし、これがKATOの仕様だというのならば、店の在庫の車両の方が不良という事になるのでは・・・?
もっとあきれて、怒りがこみあげてきたのは、苦労して取り付けた手すりとナンバープレートが無くなっていた事。
ジャンパ栓までもが取り外されていた。
ハライセにやったのだろうか・・・? だからホビーセンターを経由せず、自宅に直送して来たのだろう。
怒り狂って、とりあえず、この送られてきた状態でホビーセンターに持って行ったところ、
確かにCV値を書き換えてあるので、前進で1位側を前にして動き出す。
店の在庫も前進で1位側を前にして動き出す。
ん???? 店の在庫はCV値は書き換えてはいない・・・すなわち、KATOの仕様と称する手紙からすると、
店の在庫は不良という事になる。
いずれにしてもホビーセンターの方はこの問題には何の関係も無く、ただ中間に入って、
窓口の業務にすぎないのにもかかわらず、とても親切で、その場で手すりを元どおりに直してくれた。
時間はかかったものの、新品の部品を渡されてまた自分で苦労して取り付ける事を考えたら、非常に紳士的な対応だと思う。
同じKATOでもこうも違うのか・・・・??????
せめて修理人の名前を知りたかった・・・・社長あてにクレームを出そうと思ったのだが・・・・
ショート、台車破損のため交換って、こんなデタラメな作業で給料をもらえるなんて、さすが天下のKATOだな・・・
それに比べて、ユーザーに一番近い位置づけにいる社員がマトモなのは幸いというべきですね・・・・


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この記事へのコメント

くさたん
2013年06月04日 06:48
はじめましてHNくさたんと申します。
心中お察し致します。
KATO自身現在の鉄道模型業界の現場を見るべきなのに机上の空論で模型を作る始末・・・
私も模型業界の人間ですが、親方日の丸的態度はユーザーから痛い思いをされるのですから原点に帰って企業理念を見直してほしいですね。
neo道因法師
2013年09月25日 23:53
偶然この記事を拝見したので…
実は私もNゲージの旧製品(1世代前)のEF65-1000を中古で入手したものを、KATOさんで足りない部分を直してもらったことがあります。
内容は2エンドのテールレンズ紛失と1エンドのスカートの欠け、ヒサシの破損、そしてパンタは自分で治すつもりでその旨伝えたのですが、帰ってきた車両は、2エンドのレンズが両方欠けており、さらに頼んでないパンタが「品物不足のため修理不能」で、おまけにモーターの極性が逆にされたことがありました。KATOさん宛に着払いで送り返して事なきを得ました。
逆に中古で入手した初期不良ロットのE351、優勝でいいので修理扱いで現行の欠陥改善の床下に直すよう頼んだら、無償で交換してくれたこともありました。
TG
2013年09月26日 08:09
こんにちわneo道因法師さん、
KATOは本社の建物を工事中で、内部の修理関係の人たちもそれに伴って、バタバタしてるのでは?と、思いますね・・・
逆に販売にいたスタッフの方々はそのまま仮店舗に移動しているので、対応がかわらないのかも・・・想像ですが。
現在、東新宿にある仮店舗のスタッフの方々の親切で対応も早いので、救われていますが、十数年前に流行ったカスタマーサティスファクションという運動は現在の日本のマーケットから消えてしまっているのは日本の市場が末期に・・・と、いう証明かもしれません。
ねずみのはむちゃん「KATO DDそりゃ酷いですよ
2015年02月25日 11:32
それはハッキリ言って酷いです、過去メーカーのパンフ修理方法とホビセンでの治し方が全く違ったことに疑問がありました。正解はホビセンです。
苦労して取り付けた手すりとナンバープレートが無くなっていた事。
ジャンパ栓までもが取り外されていた。
これは確かに木工用ボンド速乾性とルーペで格闘しなければいけない内容です。
ワイパー取り付けなら、穴が小さいので極細ピンセットによる圧力で穴を広げて逐次「ワイパーの寸法と仮組みし、最後はゴム系ボンドGクリアで固定するという作業です」
新品は、保存用で。メーカー新品がありましたのでオークション落札し、個性的な857号機の完成です。
あくまで屋根・冷風装置無しとタイプですが、JRA更新赤好きにはたまらないです。
ユーザーは一生懸命なのに、メーカーがそれでは?
と考えました。
TG
2015年02月25日 13:21
ねずみのはむちゃんさん、コメントありがとうございます。
日本国内で生産しているKATOなので、品質に期待してしまうのは当たり前なのですが、修理はアルバイトなのかな?? 店の店員さんの対応が親切だったのがせめてもの救いでした。

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