青少年健全育成条例改正案のその後 (その6)
>本日3度目です。(私的には2度目ですが)
>メールをすべて読んだつもりでしたが多数、もれておりまして
>しかもそれを読んで考えさせられましたので再度、投稿しようと思った次第です。
>まず、今朝のブログで
>具体例を募集したことにつきまして様々な反応がありました。
>私がこのような情報提供を呼び掛けたのは
>規制を仕方ないと言う議員はかなり過激な創作物をイメージしていると思われ、
>慎重もしくは反対している議員は性的あるいは暴力表現がグレーゾーンというか
>微妙な過激さにある創作物をイメージしていると思われたからです。
>最初のスタート地点が違うところを同じ視点から議論を始めてはどうかと
>考えたところから募集した次第です。
>しかし、そもそもその作品が良いものか悪いものか
>という議論をすること自体が恣意的であり
>創作物への関与になるというご指摘には
>なるほど、もっともだと頷きました。
>これについては私も考えを改めたいと思います。
>ところで、この考察の中で純粋に青少年のことを考え、規制を進めようとしている
>方々にも私と同様な考えからスタートしている方が少なからずいらっしゃるのではないかと思いました。
>つまり、いい作品があることは認めながらも過激なものも目につくという現状をどうにかしたいという考えです。
>メールの中にも、改正案に反対しながらも
>現状、かなり過激な表現のものがあることに警笛を鳴らしている方もいらっしゃいました。
>では、どうしてそのような思いが浮かんでくるのか。
>最近の児童虐待や性犯罪の報道を見るときの
>嫌悪感、どうにかしたいという思いから
>行きついてしまったのでしょう。
>もちろん、実に多数の方々がご指摘の通り
>漫画やアニメとの因果関係は、学会などでも明確に否定されております。
>とはいっても、現実から感じられる児童への配慮というか
>悲惨な話しを見聞きするときの
>ストレスのようなものをどうにか
>発散させていかなければ、2度目の投稿にも書かせていただいた、
>雪崩のような世論の動きが出てくることも時間の問題ではないかとも思えます。
>どうしたらいいのか。
>ちばてつやさんの言葉通り
>こどもだって何だって、自浄能力はあり
>市場においても、性的暴力的な表現、ただそれだけの
>ものはいづれ淘汰されていくでしょう。
>でも、今の現実社会は結果が出てくるまで猶予できる時間がものすごく短くなっております。
>待ってもらえないのです。
>だから即規制という話ではありません。
>我々が、出版業界や作家の方々からも意見を聞くべきと言ったのは、まさにそこを探りたいからです。
>規制はできる限りかけたくない。
>しかし、現実はより良い方向へ動き出そうとしている
>ということが見えてこないと
>必ず、束縛する動きが出てきます。
>実際、今回の改正案もそういった側面がなかったとは言い切れません。
>さて、どうしたものか。
>まだまだ考察が必要なようですね。
考えさえられる内容なのでそのまま転記させてもらった。
要するに「青少年健全育成条例」で「議論」すべき事は非常に単純だ。
猪瀬がミスリードしてまで批判していた。
「奥サマは小学生」のような「成人向けではないが過激」という作品の扱いをどうするか?。
ただそれだけの話です。
そこにイチイチ「児童ポルノ」とこじ付けたり「非実存青少年」のような造語が出てくるからややこしくなる。
だから「それらを排除した上で議論してくれ」ということお願いする。
これが賛成派もしくは慎重派の議員さんに送るべき最も現実的な意見か?。
とにかく浅野都議は考えを改めたようです。
なので、コチラで呼びかけてる「お願い」は終了とします。
浅野都議へ送るべき意見はまた違った内容にしないといけません。
ついでに「規制には反対だがかなり過激な表現のものがある」という意見に注目してみる。
「児童ポルノにこじ付けた表現規制」を例にする。
例えばよく名前の出るLOなどの「ロリエロマンガ」が規制されたとします。
「それだけで規制派連中は満足するのか?」というのが問題なんです。
答えは「満足するわけがない」です。
宗教だったり急進的なフェミニズムだったり規制派の思想は様々ですが。
共通するのは「性」を否定してること。
「過激なエロ」だろうと「微エロ」だろうと「気に入らないから潰したい」のが本音だ。
そういう連中と話し合いなど不可能なのですから「最初から反対しておけ」という訳です。
>漫画やアニメとの因果関係は、学会などでも明確に否定されております。
議員さんからこういう言葉が出たのは久しぶりに見た。
>この改正案の問題点だけを
>あげつらっていても、何も解決しません。
>よしんば今回、否決したとしても
>いずれ世論の大きな波の前に
>為す術もなく、屈していくことになるでしょう。
>本当に怖いのは、権力側による強権発動ではなく
>情報不足か情報操作か誤解かわかりませんが
>権力側にそのような強権発動を求める声が強くなることではないでしょうか?
>その時には、どのような活動でも
>そこに太刀打ちすることは困難になるでしょう。
>世論は時に、暴力的な動きを見せることがあるのは歴史を紐解けば明らかです。
>大抵は、感情的な意見の対立から
>一方の感情を大きく利する事件などがおこり、
>それによって、雪崩のように流れていくのです。
>昨今の選挙を見ても、その傾向が出てきているように思えます。
これは上記の前日の記事です。
まあ「世論の大きな波」は、今まさに起きている訳です。
浅野氏はともかく。
規制派の単純なマッチポンプに丸め込まれる議員が多すぎる。
そこがまず大問題ですよ。