[終]六本木クラス #13[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]六本木クラス #13[字]

新(竹内涼真)から葵(平手友梨奈)と龍二(鈴鹿央士)の居場所を問われた茂(香川照之)は、情報と引き換えに新に土下座を強要し…!?ついに新の復讐が終わりを告げるー

◇番組内容
宮部新(竹内涼真)が意識を回復したというニュースを目にした長屋龍河(早乙女太一)は何かを企み、長屋茂(香川照之)に麻宮葵(平手友梨奈)と長屋龍二(鈴鹿央士)の居場所を伝える。龍河からメールを受け取った新は、葵と龍二の居場所の情報を求め茂を訪ねるが、情報と引き換えに再び土下座を要求されて…!新は無事に葵と龍二を救い出すことができるのか-!?
◇出演者
竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、中尾明慶、鈴鹿央士、さとうほなみ・矢本悠馬、光石研・緒形直人、稲森いずみ、香川照之 ほか
◇原作
チョ・グァンジン『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』(ウェブ漫画/電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」掲載中)
チョ・グァンジン/キム・ソンユン『梨泰院クラス』(テレビシリーズ/JTBC)
◇脚本
徳尾浩司
◇演出
田村直己(テレビ朝日)
◇音楽
髙見優
【主題歌】
Alexandros『Baby’s Alright』(ユニバーサルJ/RX-RECORDS)
【挿入歌】
THE BEAT GARDEN『Start Over』(ユニバーサル シグマ)
松室政哉『ゆけ。』(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
三浦透子『点灯』(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
秦基博『残影』(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日)
【プロデューサー】大江達樹(テレビ朝日)、西山隆一(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/roppongi_class/
☆Twitter
 https://twitter.com/roppongi_class
☆Instagram
 https://www.instagram.com/roppongi_class/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 代表
  2. お前
  3. 龍河
  4. 龍二
  5. 長屋
  6. 土下座
  7. 亮太
  8. 大丈夫
  9. 松下
  10. 本当
  11. 兄貴
  12. 買収
  13. 未玖
  14. 自分
  15. 人生
  16. 息子
  17. 優香
  18. 会長
  19. 気持
  20. 宮部新

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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〈葵への思いに気づいた 新〉

〈しかし…〉

(宮部 新)なんだよ これ…。

〈龍河の陰謀で
葵は拉致されていた〉

(長屋龍河)まずは お前からだ。
(銃声)

(長屋龍二)新さん!?

(龍河)もう
何もかも嫌になってさ。

全部 終わらせるよ。

(長屋 茂)龍河 お前…!

今 青梅の長屋北倉庫にいる。

どうする?
警察やマスコミにバラして

また あの時みたいに…

僕を捨てるの?

父さんは変わらないね。

じゃあ 僕から最後に
父さんにプレゼントを贈るよ。

(携帯電話の振動音)

(内山亮太)兄貴。

♬~

龍河…!

♬~

おい! あいつ どこ行った?

(龍二)うおおーっ…!
(殴る音)

ぐああっ…!

♬~

(龍二)葵 行こう!

何してんの!? 早く!

(麻宮 葵)ねえ 今なら
正当防衛になるんじゃない?

とどめを刺そうよ。
(龍二)えっ!?

この男が生きてる限り
代表は ずっと狙われる。

ううっ…! この… クソが!

(蹴る音)

(龍二)こいつなんか殺しても
新さんは喜ばない。

早く行こう!

♬~

おい… おい! 待て!

(楠木優香)新!?
(綾瀬りく)代表 待って!

兄貴!

新 待って!
どいてくれ。

あんたは死にかけて
やっと目を覚ましたんだよ!?

今は まだ 安静にしてなきゃ…。

早く行かないと!

どこに!? 警察に任せて!

そんな事したら 葵が危ない!
じゃあ あんたは!?

死にに行くようなものじゃない!

優香…。

お願い!

もし 新に何かあったら 私…。

優香。

俺は…。

葵の事が好きなんだ。

そんな事…

あんた以外 みんな知ってたよ。

葵に もしもの事があったら…。

それでも駄目! 行かないで!

♬~

俺は行くよ。

♬~

♬~

宮部新。

龍河は どこですか?

いきなりやって来て なんだ?
無礼だと思わないか?

あいつが 葵を拉致したんです。

どうして
息子がやったと言い切れる?

あいつの指示で撃たれました。

(亮太)それに
本人から連絡が来ました。

あなたが居場所を知っていると。

警察に通報されたくなければ
早く居場所を教えてください。

《家族の誰もが飢える事なく

贅沢に暮らせるようにと作った
長屋》

《私の人生は なんのために…》

会長。

(龍河の声)父さんの
自慢の息子になりたかった。

どこで間違えたんだろうね?

何もかも… 君のせいだな。

龍河は どこだ?

《こいつと出会って

気が遠くなるほどの
長い年月が過ぎた》

土下座をして 謝りなさい。

土下座をして 謝れば…。

土下座をするのは
あんたの息子のほうだろ。

《私は 余命もわずかで
このザマだ》

《だが こいつは
何も変わっていない》

♬~

♬~

この私に 土下座できるか?

(亮太)何 言ってんだよ
じじい おい。

お前の息子が
人 拉致してんだぞ!? おい!

《俺の人生で 死ぬ事よりも
受け入れがたい事…》

《それは
長屋茂に土下座する事だった》

《だけど 今 この瞬間は…》

《何千回でも 何万回でも…》

♬~

《できる》

♬~

ついに 土下座させましたね。

(笑い声)

お前の信念 気合。

どこいった? それは。

たかが これしきの事で
土下座するとは…。

結局 力に負けて そのザマか!

(長屋の笑い声)

♬~

龍河は どこですか?

(ため息)

人生最後の楽しみだと思って
期待していたが

拍子抜けだ。

くだらないにも程がある。

その
くだらない土下座と引き換えに

私は また
息子を見捨てる事になるのか。

敵の私に土下座した
今の気分はどうだ?

こんなふうに土下座をさせて
嬉しいですか?

痛快ですか?

ああ。 こんなに喜ばしい事はない。

俺は… 情けないです。

そうか。

俺は 今まで

あなたに復讐する事だけを考えて
生きてきた。

長屋の会長 長屋茂。

俺の人生を 奈落の底に
突き落とした人間であり

同時に すごい男。

価値観は違えど そのすごさを
認めざるを得なかった敵。

俺は あなたを追い越す事に
人生の全てを懸けてきた。

この闘いには それだけの価値が
あると思ってたんです。

何が言いたい?

♬~

それなのに

拉致事件にかこつけて
姑息に土下座をさせるなんて…。

こんなに見苦しい男を
長年 追っていたかと思うと

フッ…
情けなくてたまらないです。

負け惜しみを言うな。
お前は私に負けたんだ!

長い年月をかけて ようやく

あなたという人が わかりました。

行くぞ 亮太。

♬~

(木野)こっちは行っちゃ駄目だよ。

おい! 逃げてんじゃねえよ。

(龍河)ああっ…!

あんたら遅えから
来ねえかと思ったよ。

金を受け取った以上

仕事は 最後まで
きっちりやらせてもらうよ。

兄貴 大丈夫ですか?

俺は 葵を助ける。

(解錠音)

はい。
そのために行くんですよね?

お前も優先順位を決めろ。
はい?

いざという時に迷いが出たら
命取りになる。

俺は たとえ
自分やお前が死にそうになっても

葵を助ける事を優先する。

ええーっ!

でも お前にも
そうしろとは言わない。

葵は
クソ生意気で憎たらしいけど

これまで 数え切れないほど
苦楽を共にしてきた

大切な仲間です。

俺も 葵を何よりも優先します。

ありがとう。
フフッ…。

♬~

(龍河)じゃあ 新は後回しにして
お前からにするか 麻宮葵。

おお! それで勝負するつもりか?
(龍河)かっこいいな。

持って。
えっ?

いいから持って。

3つ数えたら飛びかかるよ。
えっ!?

無駄な事は やめとけ。

1…

2…

3!

ごめん! 龍二!

ファイト!
(龍二)はあ!?

(龍二)おい!

おい 止めろよ!

(龍二)ああっ!
(星川)危ない 危ない 危ない!

(龍二)龍河!

(蹴る音)

♬~

(殴る音)

うああーっ…!

(切りつける音)
うっ!

ハハハハハッ…!

こいつ…!

おい 待てよ。

♬~

いました!
行こう!

♬~

(亮太)龍二!

♬~

龍二! 龍二!

おい! 大丈夫か!?

はい。 なんとか…。

お前 一人で何やってんだ!

葵に「ファイト」って言われたから。

葵は!?

あっちに…。

龍河が追っていきました。

(亮太)兄貴!

ここは 俺に任せて
葵のところ行ってください!

優先順位 忘れたんですか!?

わかった。

♬~

(兵藤)ああっ! うわっ!

♬~

俺が相手しますよ。

ハハハハハッ…!

お前は やっぱり

こっちの世界が
合ってるんじゃねえか?

いや…。

俺は 居酒屋の店員が
最高に合ってます。

♬~

葵!?

(市原)
本日からお世話になる市原です。
(西島)君か 新人というのは。

俳優の道が どうしても諦められなくて。
それで社長が 僕に付けと…。

その社長からです。
新規の出演依頼だそうです。

…で 君も見たんだろ?
申し訳ありません!

…で 君はどう思った?
ちょっと面白いかと。

じゃあ やろう。
え?

僕は常に他人が見たい西島を
演じるべきだと考えてるんだ。

素晴らしい。

《なんだ これは…》
僕が ダイワマン?

<ダイワマン!>

♬~
≪(観客の拍手)

(女の子A・女の子B)久しぶり~!

(女の子A)大丈夫。
(女の子B)うん。

(男性)ただいま。
(女性)おかえり。

(母)ありがとうございます。

(娘)頑張った人~?
(父)は~い!

(新婦)おばあちゃん!
(祖母)来たよ。

♬~

♬~

代表 今 行くから…。

♬~

あっ!

うっ! ううっ…!

葵…!

代表!?

葵!

もう! 死んじゃったと
思ったじゃないですか!

ごめん!
よかった…。

本当に よかった…!

大丈夫なんですか?
こんなとこ来たら 余計に…。

会いたかった。
えっ?

会いたかった…。

はあ… なんでだ…。

頭の中が 葵でいっぱいだ。

俺の人生に
最高の幸せをくれたのは 葵だ。

♬~

お前も
こんな気持ちだったのか…。

♬~

すごくドキドキする。

(足音)

(蹴る音)
うっ…!

うっ… ああっ…!

お前って 本当 しぶといよな。

ああ そうか…。

お前が ここに来たって事は
父さんは また俺を捨てたんだ。

(殴る音)
うっ…!

ああっ…!

代表 行きましょう。

先 行ってろ。

代表は?
あとから行く。

代表を残して
行けるわけないでしょ!

早く! 今のうちに…。
俺を信じろ!!

大丈夫。 俺を信じて行け。

頼むから…。

代表が死んだら 私も死ぬから。

早く行け。

♬~

ああっ…。

じゃあな… 宮部新。

(殴る音)

(亮太)この野郎…!
(頭突きをする音)

この…!
(頭突きをする音)

おい! こんなもんか!?

♬~

親分…。

ハッ… ここまでだ 亮太。

(撃鉄を起こす音)

じゃあな。

(車の走行音)

(パトカーのサイレン)

(松下博嗣)そこを動くな!

♬~

(松下)銃を捨てろ。

♬~

(松下)確保!

(警察官)大丈夫か? 動けるか?

救急車。
亮太くん 大丈夫か?

もう… 松下さん 遅いっすよ。

俺は大丈夫なんですけど
それより あの…。

松下さん… 松下さん! 代表が…。

龍河と…! 助けてください。

わかった。
こっちです!

♬~

<着いたところが 目的地>

<そんな生き方 大賛成>

<好奇心エンジン「タフト」ダイハツ>

<特別な「タフト」登場>

離せ…!

(蹴る音)
ううっ…!

(殴る音)

(殴る音)

ああっ…!

ハハハハ…!

(殴る音)
ああっ… うっ…!

ハハハハ…!
(殴る音)

くたばれ! お前の親父みたいに。

(殴る音)
ああっ…!

お前に… 人の心はないのか?

ああ!?

(踏みつける音)
ああっ…!

葵… 龍二… 桐野…

俺の父さんまで…。

自分のした事に 罪悪感ないのか?

お前は 家畜を食う時に
罪悪感を持つのか?

そんな家畜どもに 俺は…

全て奪われたんだよ!
(踏みつける音)

うわあーっ! ああっ…!

罪悪感?
そんなもの クソ食らえだ。

(殴る音)

ああーっ!!

お前… ゾンビかよ…。

代表が死んだら 私も死ぬから。

(新の声)それは駄目だ…。

♬~

俺は やっと気づいた…。

ああ?

俺は やっと… 幸せになれる。

意味わかんねえ事
言ってんじゃねえよ!

(砂をかける音)

ああっ! ああっ ああっ…!

ああっ… ううっ…!

うっ… ううっ! ああっ…!

♬~

(殴る音)

♬~

(葵の声)生きてて
なんになるんだろう…。

いっその事
生まれてこなければよかった。

面倒くさい…。

そんなに面倒なら 死ねよ。

えっ…!?

俺は いつも 仕事が終わったら
この通りを走る。

毎日が
同じ事の繰り返しのようでも

明日 何が起こるかは
誰にもわかんない。

昔 刑務所で
言いがかりをつけてきた亮太は

店のホール担当だし

うちを営業停止にした葵は

今や マネージャーだ。 ハハッ…。

葵がうんざりしてる日常の中にも

いつか
楽しい事が起きるかもしれない。

(葵の声)
私も 社長のそばにいると

楽しいです。

♬~

終わった…。

♬~

やっと終わった…。

代表!
新くん!

兄貴!

大丈夫ですか!? 代表?

代表!

あっ… 代表…!

《これからは 幸せになろう…》

(松下)新くん!
(亮太)兄貴!

♬~

♬~

♬~

(桜木幸雄)楠木部長が

リークするなんて…。

(アナウンサー)「検察は 昨日
横領 贈賄の容疑で

長屋ホールディングス本社に対し

家宅捜索を行いました」

(桜木)反社会的勢力との癒着
殺人教唆 拉致…

そして 楠木部長の内部告発で

横領 贈賄の疑惑が
明らかにされました。

(龍二)家宅捜索も入ったので
もう逃げ場がありません。

私が一人で 全部かぶればいい!

それで 長屋… 長屋は!?

上場廃止の危機にあり

今 取締役たちは
売却を検討しています。

今 売却したら 二束三文だぞ…!
何を考えてるんだ!?

ですが その中で いい条件で
買収を申し出たところが

一社あります。

♬~

宮部新に乗っ取られるだと…!?

あり得ない…。

絶対にあり得ない!

♬~

…いや あの手があるじゃないか。

逆転の一手が!

(笑い声)

(麻宮英里子)うちの娘を
こんな拉致事件に巻き込むなんて

一体 どういう事!?
ちょっと お母さん…。

本当に すいませんでした。

この子に 大学 行くなって
そそのかしたのも

あなたなんでしょ!?
それは違うって。

本当に申し訳ありません。

もう二度と
このような事がないように…。

当たり前でしょ!

ちゃんと 責任 取ってちょうだい。

はい。

責任…。

はい!

退院の手続きがあるから
もう帰って。

(ため息)

じゃあ 早く元気になって
また会いましょう。

ありがとうございます。
お気をつけて お母さん。

…お母さん?

いい響きね。

♬~

さっき 責任 取るって
言いましたよね?

ああ… うん。 言った。

私の事 好きですか?

いや…。

愛してる。

あの…
ちょっと よく聞こえなかった。

もう一回 言ってください…。
ほら 手続きしないと。

えっ? えっ? もう一回。
手続きしないと。

もう一回 言ってください。
ほら 急がないと…。

えっ? なんで…!?
しつこい…。 バカ!

えっ? なんでですか!?
ここは病院だ!

ここまで 長屋が来られたのは

昔 あなたが多額の投資を
してくれたおかげです。

(田辺弘子)
そうかもしれないねえ。

(長屋)ところが 今や この長屋は

どこの馬の骨かわからない連中に
買収されようとしてる。

そんな事になるぐらいなら

会社の規模を縮小してでも
今の体制を続けたい…!

そのためには
あなたの力が必要なんです。

あんた 言ってたじゃないか。

家族に 腹いっぱい
食べさせたいために

この仕事を始めたって。

ええ。 今も その気持ちは
変わってません。

じゃあ 長屋が
誰に買収されようが

あんたの家族は
食べていけるんだから

それでいいじゃないか。

そ… そんな事 言わずに

今回だけ 協力してくれても
いいじゃないですか…!

断る。
そんな…。

私は… どうしたらいいんですか?

知らないよ。

あんたが 今 向き合わなきゃ
ならない相手は誰か

よーく考えるんだね。

♬~

どこかで会ったか?

(桐野雄大)桐野だ。

(龍河)桐野?

(桐野)明城高校 3年1組…。

お前のパシリだった…。

パシリ?

はあ…。 覚えてないのか…。

新とお前の因縁は
俺から始まったのに。

ああ… あのヘタレか。

長屋会長が これまで行ってきた
不正も暴かれた。

フッ… 逮捕されるのも
時間の問題だろう。

偉そうに ほざいてんじゃねえぞ
この野郎。

♬~

このヘタレが…。

なんだと…!?

(龍河)おい 待てよ…。

待て。 おい!

おい!!
(ドアの開閉音)

♬~

いらっしゃいませ。

急に 悪かったな。

お待ちしておりました。

お待たせしました。

我々は 今

長屋ホールディングスの買収を
進めています。

そのようだな。

経営は 相川専務に任せようと
思っています。

このレシピは… 君が考えたのか?

いえ…。

父です。

宮部部長か…。

どうりで 味が似ていると思った。

このタレに特徴がある。

♬~

こんなうまい料理を
食わせてもらったのに

あろう事か
金を持ってこなかった。

♬~

困りましたね。

他のもので… 払っていいか?

♬~

落ちぶれていく長屋を買収して
なんの得になる?

♬~

許してくれ…。

全ては 私の間違いだった…。

会長。

買収する理由は

恨みがあるからだけじゃ
ありませんよ。

長屋を いい企業だと
思っているからです。

心から謝る。

宮部部長と 君に…。

本当にひどい事をした。

だから… 許してくれないか?

このとおりだ。

長屋を 私から奪わないでくれ…。

♬~

僕をなめてるんですか?

(せき込み)

土下座ですか?

今のあなたが
土下座をしたところで

なんの価値もありませんよ。

宮部新…。

これはビジネスなんです 会長。

♬~

(ドアの開閉音)

(嗚咽)

♬~

♬~

おじさん… 久しぶり。

(携帯電話の振動音)

もしもし?

どうしても ひと言
「おめでとう」って言いたくて…。

ありがとう。

優香…。

ん?

「どうして 内部告発なんか…」

あんたのためじゃないよ。

えっ?

おじさんから
大学の授業料を借りる時に

3倍にして返すって
約束してたんだ。

これで 少しは返せたかな?

うん。

これからは
自分のために生きていくつもり。

そうか。

友達として… 応援してくれる?

もちろん。 応援するよ。

♬~

もう 新の復讐も終わったし

私から 一つだけ
お願いがあるんだけど…。

何?

♬~

どうか…

幸せになって。

♬~

わかった。

(松下未玖)
お姉さん どこ行くの?

(相川京子)未玖ちゃん!

(京子)新くんに呼ばれて
今度 本社に戻る事になりました。

あっ… じゃあ これからは
あんまり会えなくなりますね。

それは あなた次第でしょ。

東京に来たら 寄ってください。

はい!

いや でも… 僕なんかが…。

はい! 会いに行きます!

じゃあね 未玖ちゃん。 元気でね。
(未玖)うん!

あっ あの… 相川専務!

会社でもないのに
専務って言うの やめて。

あの もしよかったら
僕の車で お送り…

します!

(未玖)こっちの車のほうが
絶対いいよ。

うちのトラックに3人は狭いし。

ああ そっか… そうだな。

すいません!

先に行っててください。

私は あの車で行きますから。
はい。

(松下)えっ…。
(未玖)えっ!

さあ 行きましょう!
(未玖)やったあ!

(松下)あっ…!
ちょっと待ってくださいね!

♬~

何? 私に用事?

あっ… うん。

俺 アメリカに行く事にしたから
最後に挨拶をと思って。

そう。 頑張って。

葵!

♬~

握手…。

最後に 握手してほしい。

はあ?

あっ… いいや。

そんな事する資格ないか…。

♬~

龍二は ずっと
自分の気持ちに正直だった。

私は それを
受け止めきれなかったけど

十分 伝わった。

私こそ
龍二の気持ちを利用して ごめん。

今まで ありがとね。

♬~

元気でね。

♬~

わあ…! きれい。

すごいな。 ハハッ…。

みやべは どの辺?
みやべ?

えっ… どれだろう?
あっちのほうかな?

全然わかんない。

代表。
ん?

私の事 愛してるって
言いましたよね?

うん。 言ったよ。

じゃあ なんで
手を握ってくれないんですか?

いや… なんか
そういうの恥ずかしくて…。

♬~

私と代表は
何から何まで違うけど

一つだけ
似てるところがありますね。

何?

人のぬくもりを知らないところ。

♬~

ずっと前 私に
過去の話をしてくれたでしょ?

その時 代表の心の痛みは

私が癒やしてあげたいって
思ったんです。

代表のつらい夜を
甘くしてあげたいって。

そしたら
今まで むなしかった毎日が

代表でいっぱいになりました。

ありがとう。 愛してます。

私が幸せにしてあげますね。

♬~

♬~

俺も愛してる。

愛してるよ 葵。

〈ずっと探していた幸せ〉

愛してるよ。

愛してるよ 葵。

愛してる。 本当に愛してる。

もう… わかりましたから!

えっ? ちょっと… おい!

♬~

愛してるよ。

私も愛してます。

〈それは 大切な人のぬくもり〉

〈俺は 今

この上なく 幸せだ〉

♬~

今度 自分のお店 出すんだ。

えっ!? そうなの?

ええ~ 優香が経営者か…。

じゃあ ライバルだ。

ここまで来るのに
随分 遠回りしたけどね。

おめでとう。

ありがとう。

(りく)うい~。
ああっ 冷たっ…!

びっくりした。 なんだよ!
(りく)何? 映画?

何? あんた
恋愛映画なんか見るの?

これは タダでもらったんだよ。
俺が行くわけねえだろ こんなの。

そうなんだ。

でもなあ… 2枚あるしなあ…。

何?
行きたいの? 行きたくないの?

一緒に… 行きますか?

しょうがないなあ。
付き合ってあげますよ 本部長!

おっ… おお~! やったあ!
どうした?

(りく)なんでもないです…。
何?

(りく)本当に なんでもない。
えっ? はい…。

じゃあ そろそろ 私 行くね。

今度 みんなで遊びに来て。

(亮太)ういっす。
(りく)はい。

優香。
ん?

必ず行くよ。

うん。

(ドアの開閉音)

こんにちは。
あら… もう お帰りですか?

うん。 じゃあ また。

あっ… 聞きました?
えっ?

私と代表 付き合ってるんです。

そうなんだ。
それだけです。

でも 葵さんなら安心。

えっ?

♬~

新の事 大事にしてあげて。

言われなくても わかってます。

♬~

いい日本酒 持ってきましたよ。
飲みましょう!

(亮太)よっしゃあ 飲むか!

えっ!? あっ…!

〈大切な仲間と
夢に向かって過ごした日々〉

〈ここまで来れたのは

仲間がいたから〉

〈この先も ずっと一緒に

幸せでいたい〉

ああ… もう
わかった わかった わかった。

はいはい はいはい…。
(亮太)おお おお おお おお…!

そんな酔わせて どうするんだよ?

♬~

♬~

(宮部信二)で どうだったんだ?

(宮部)酒の味は。

♬~