勉強法

【行政書士試験】民法の攻略法!豊村講師が解説します

これから行政書士試験の勉強をはじめる受験生にとって,各科目の特徴と勉強法はとても気になると思います。

そこで,アガルートアカデミーの行政書士試験対策講座を担当する「豊村慶太講師」に,各科目毎の特徴と勉強法について解説して頂くことにしました。

本ページでは,「民法」についてです。

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行政書士試験における民法の配点

行政書士試験において民法は,合否を左右する重要科目にあたります。

そのため,しっかりとした対策が必要になります。

・配点が76/300点と,行政法(112点)に次いで2番目の配点となっている
・5肢択一式(9問:36点)だけでなく,記述式(2問:40点)も出題される

「民法」の特徴とおすすめの勉強法

近年の行政書士試験は法令等科目の問題の難易度が上がり,特に,民法においては,その傾向が顕著です。

では難易度が高くなってしまった民法の特徴とその勉強法についてみていきます。

過去問にプラスアルファで民法の問題集を解く

正確には,過去問対策が通用しないわけではありません。

過去問の勉強は重要です。

ですが,過去問の知識が再度問われることが少なく,過去問で出ていない重要な部分についても出題されています。

そのため,過去問対策が必ずしもそのまま得点に結びつくわけではなくなっています。

過去問の勉強に+αして,予備校や資格スクールの講師が薦める「民法の問題集」を1冊解きましょう。

また問題集には載っているが,メインで使っているインプットテキストに載っていない知識があったら,是非,その知識はインプットテキストにも書き込んでください。

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絵に描いて図解で整理する

民法は複雑な事例問題を素材として知識の正確性を問う傾向にあることが挙げられます。

事例問題形式で問われた場合には,その事例で問題となっている条文や判例が何かを発見するところから始めなければならず,知識だけでは歯が立ちません。

複雑な事例問題は,Aさん,Bさんだけでなく,Cさん,Dさんと沢山の登場人物が出てきます。

そのため,登場人物・争点・原因・結果などを絵に描いて整理しましょう(図解して整理する)。

慣れるまでは,時間がかかるかと思いますが,自分なりの描き方を見つけると,問題文の整理や漏れがなくなっていきます。

まずは全体像を掴むために一通り勉強する

民法は,範囲が広い科目になります。

また後から出てくる(勉強していない)知識を使った内容も含まれていることがあるため,学習の初期段階は,知らないことが沢山出てくる科目になります。

まずは全体像をつかむために,一通り勉強しましょう。

そうすることで,1回目の勉強では分からなかった部分が2回目では既に一通り勉強しているので,分かるようになります。

そのように,何回か学習することで,より立体的に全体像を掴むことが可能になります。

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