このブログでは、米国特許6470214号に関するトピックが頻出する。米国特許6470214号は、マイクロ波聴覚効果を応用した無線通信の基本特許であり、特許権者は米国空軍である。

 

 

先日、弁理士に限定したオンライン会合で米国特許6470214号について簡単に話しをする機会があった。このオンライン会合は、YouTubeなどで公表されているものではない。

 

マイクロ波聴覚効果について簡単に説明した。マイクロ波が頭部で音波に変換し、この音波が内耳に伝わるというようなことである。

着けているほうが気持ちいい、美尻スパッツ

アイコン画像

madetomedia

PR
広告画像

【非定期はじめました】本品2品をお得に

アイコン画像

株式会社アイム

PR
広告画像

 

下記にマイクロ波聴覚効果を説明する図を示す。空気伝導は黒文字で記載されるのに対して、マイクロ波聴覚効果は青文字で記載されている。

その後、米国特許6470214号には、マイクロ波を受信者の頭部に照射して、マイクロ波聴覚効果により、音声を頭部に直接、伝達することができると説明した。

 

そうすると、私の話を聞いた弁理士は、この発明は、物理法則に違反していないとあっさりと理解した。弁理士という仕事柄、顧客から発明について技術説明を受けるのは日常茶飯事であり、最先端の科学技術に関する発明では、高度な物理現象を応用していることもある。要するに、マイクロ波聴覚効果について、納得する弁理士は多数いることを確認した。

 

弁理士として日頃、特許明細書を起案しているだけのことはあり、発明の効果は何かという質問があった。特許明細書では、発明の課題とか、発明の効果を記載するものなので、このような質問を受けた。

 

そこで、発明の効果としては、スマホを忘れたときであっても、スマホを持ち歩いていないときであっても、受信者にメッセージを送信することができると回答した。

 

ところで、医学関係者は、電波、電磁波などについて研究しているわけでない。

 

医学は主に人体の構造又は機能に異常があるときに関する。医学関係者は人体の構造、機能については大変に詳しい。

 

しかしながら、大学医学部などでは、電波とかマイクロ波を人体に照射したときに、どのような影響を与えるのかというようなことは特に研究していない。

 

要するに、医学関係者は電波とかマイクロ波については、よく分かっていない。例えば、マックスウェル方程式は医学部で講義する内容でない。

 

精神医学関係者を中心として、電波妄想というデタラメを一般社会に流布していて、一般社会は素直に電波は聞こえないと妄信し、電波妄想が科学として正しいか否か全く考えていない。

 

雷はピカッと光った後、ゴロゴロという音が聞こえるのだが、なぜ、雷が聞こえるのか、というようなことを考えれば、光であってもマイクロ波であっても媒質を瞬間的に加熱したときには、音波に変換することは分かりそうなものなのだが…。

 

要するに、媒質が急激に熱膨張すると、熱弾性波が発生するということである。

 

誰であっても、専門と異なることになると、それほど詳しいものではなく、専門的な知識は、その分野の専門家でないと分からないこともある。

 

しかしながら、学者だったら、思考能力はあるでしょう。物理が専門でなくても、「雷がなぜ聞こえるのか」とか、「媒質が急激に熱膨張したら、どうなるのだろう」というようなことを考えたら、マイクロ波が音波に変換するという物理現象を理解するのは、それほど難しいことではない。

 

精神医学関係者が、永年に渡って、電波妄想ということを言っているので、電波妄想は正しいのではないのかな、と推測をしても、この推測は思いっきり間違えているだけのこと。

 

それにしても、世の中、キチンと思考できない人があまりにも多すぎる。

 

このような現実を考慮すると、弁理士の思考能力はかなり高いのではないのかな。