「カルト教信者」はこうしてターゲットを探す…34歳女性が青ざめた「霊感商法」のヤバすぎる手口

安倍元首相を射殺した山上徹也容疑者の供述により、霊感商法に注目が集まっている。先祖の因縁などを理由に巧妙に不安を煽り、お布施という形でお金を吸い上げる詐欺やカルト教の入り口は、意外と身近に潜んでいるようだ。

ここではある女性が遭遇した霊感商法の手口から、自分の身を守るためにはどうすればよいのかを学んでみてほしい。

同性の友達が欲しかった

現在都内で夫と二人暮らしのマイさん(仮名・34歳)は、友達作りができるランチ会で知り合った女性から不安を煽られるような話をされたことを語ってくれた。

「結婚を機に都内へ引っ越しました。自宅から通勤の近い会社に転職して間もなくしてコロナが発生し感染拡大の影響で転職先の会社もリモートワークとなりました。

自粛期間は気軽に話せる人は夫しかいませんでした。その夫ともコロナ禍のストレスもあって、喧嘩が耐えなくなってしまい。関係の修復に悩んでいたんです。

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じつは私には、一緒にショッピングに行ったり、悩みを打ち明け合ったりするような友達がいなくて、でも誰かに悩みを聞いてほしいと思っていました。そんな時に、ネットで見つけた友達作りができるランチ会を見つけたんです。

そこに行けば気軽に付き合える同性の友達ができるかもしれないと、思い切って参加してみました。参加費は1500円、夫も了承済です」

最近ではSNSなどで開かれる無料のオンラインイベントをきっかけに、友達になるケースもあると聞くが、マイさんはなぜわざわざ参加費を払うランチ会を選んだのか。

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