行政書士という資格を聞いたことがあるでしょうか?
行政書士は弁護士や司法書士などと同じ士業のひとつです。
そして、行政書士資格を取得するメリットはたくさんあります!
本コラムでは行政書士資格を取得するメリットについて、詳しくご紹介していきます。
令和3年度の行政書士試験合格者数217名
受講生の合格率42.14% 全国平均の3.77倍
出題カバー率93.48%(令和3年度)
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目次
行政書士資格を取得する6つのメリット
行政書士とは、行政書士法に基づく国家資格で、官公庁への提出書類及び権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続、行政書士が作成した官公署提出書類に関する行政不服申立て手続等の代理、作成に伴う相談などに応ずる専門職です。
行政書士になるには、行政書士試験に合格する必要があります。
行政書士は法律系の資格なので、試験も法律系の科目が出題されます。
では、行政書士資格を取得すると具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
行政書士になれる
当然のことながら、行政書士は資格がないとなれません。
行政書士国家試験に合格することで初めて行政書士としての資格を得ることが出来ます。
したがって、将来行政書士として働くことを考えている方は行政書士資格を得る必要があります。
独立・開業できる
行政書士は士業のひとつなので、独立・開業するというキャリアプランも考えられます。
また、行政書士の場合、実務経験がなくても開業することが可能です。
したがって、開業するのに実務経験が必要な税理士などの他の士業に比べて比較的独立しやすいのが行政書士といえます。
法律の知識が身につく
また、行政書士として働くことを考えていない方にとっても行政書士試験を受験するメリットはあります。
行政書士試験は憲法・民法・行政法といった日常生活に密着した法律科目を試験科目とするそれなりに難しい試験です。
とはいっても司法試験や司法書士試験ほど難易度が高いわけではありません。
したがって、たとえば法学部で法律を学んでいる方や、法務部に所属している会社員の方が法律の知識を深めるにはうってつけの試験です。
就職・転職に有利
行政書士資格を持っているということは他の人たちよりも法律に詳しいということのアピールになります。
また、行政書士試験は合格率10%と、それなりに難しい試験であり、勉強しないと受かりません。
したがって、行政書士資格を持っているということは高度の学習能力を備えているということの証明にもなります。
実際にどれだけ就活で有利に働くかは職種にもよりますが、やはりアドバンテージになることは間違いありません。
比較的簡単に取得できる
先述の通り、行政書士は法律系の資格の中では比較的難易度が低いので取得しやすい資格です。
たとえば、法律系資格の最難関である司法試験を受験する場合はロースクールに通わなければならず、難易度も非常に高いので、目指すだけでも相当な覚悟が必要です。
しかし行政書士試験は科目数もそれほど多くなく、難易度も難しすぎずの取り組みやすい国家試験です。
ちょっと法律系の資格にチャレンジしてみようかな、という気持ちで受験してみても良いのではないでしょうか。
他の法律系の資格の足がかりとして
行政書士試験は憲法・民法・行政法・商法といった、司法試験でも出題される法律科目が試験科目となっています。
したがって、司法試験などの他の法律系資格にチャレンジする足がかりとして行政書士試験を受験することも有効です。
まずは行政書士試験に合格することを目標とすればメリハリをもって勉強できますし、自分の実力を示すバロメーターにもなります。
行政書士は働きながらでも取得しやすい資格!
いかがでしたか?
以上のように、行政書士として働くことを目指している人はもちろん、法律の知識を深めたい方や他の法律系資格を目指している方にとっても、行政書士試験は有効です。
また、法律系の国家資格の中では比較的難易度が低く、受験資格の制限もないので気軽に勉強を始めることができます。
少しでも興味があれば行政書士試験を目指して勉強をはじめてみませんか?