駅前の大手スーパーでの1日のバナナの販売量は2,000房を優に超えています。
1房95円のバナナ販売コーナーには山のようにバナナが積まれていることは滅多にありません。
いつも品切れ寸前なのですが、それでも常時2~3人の客が少しでも痛みの少ないバナナを探して売り場をかき混ぜている状態です。
で、ある日バナナコーナーで「バナナの保存方法について」という立て札を見つけました。「お買い上げ後は冷蔵庫に入れずに、リビングやキッチンなどで『常温保存』がおすすめです」とあります。

ネットで調べると「南国育ちのバナナは寒い場所が苦手です」と記述されていますし、確かにバナナの生産地は熱帯地域ですが、黄色く熟したバナナ保存の最適温度は 15 °C 前後です。15 °Cって家庭の室温の『常温』でしょうか?
バナナは購入したその日が最も食べ頃で、リビングやキッチンなどで『常温保存』すれば追熟が進み、翌日には表皮に黒点が現れて、味は甘ったるい嫌な味になります。
ウィキペディアのバナナの保存についての記述には「家庭で長期保存するには、購入した時点で熟成が進んでいることが多いため冷蔵庫保管が有利」と記載されています。
以前にもバナナの保存方法についての実験結果を報告しましたが、大手スーパーが立て札を立てて真っ向から反対意見を主張するなら、ここはやはり受けて立つのがこのブログの使命です。
大手スーパーの主張するバナナの保存方法が正しいか、「バナナの保存方法」という記事をアップした都合上ムキになって対抗しようとするブロガーの主張が正しいか、再実験です。
実験タイトルは、
【バナナの追熟を止めて、購入してきた状態(4~5本の房)のまま冷蔵庫で1週間保存が可能か】
市販の保冷バッグで実験開始です。

実験4日目。表皮の色が多少変化してきました。

実験7日目。表皮の色の変色はありますがほぼ購入時のフレッシュな状態を保っています。
前回とは購入してきた時点でのバナナの熟成度の違いがあるとは思いますが、今回は以前の実験結果より若干良い結果が出ました。

で、早速1週間保存したバナナの味見です。
皮を剥いた状態は綺麗で購入したてのようにフレッシュですね。

味は微妙に甘みが増してしまっているようです。やはり5°Cの冷蔵庫でも追熟は進むのでしょうか。しかし、常温で1日保存したバナナとは比べようも無いほどフレッシュで、酸味も十分あります。
それに何と言っても、フルーツは冷やして食べた方が美味しい。バナナだって同じことです。

はっきり言ってこの勝負、圧勝ですわ。・・・分かっていたことですが。
ところでなぜ市販の保冷バッグでバナナの冷蔵庫保存が可能になるのでしょう?
保冷バッグの中は冷蔵庫の温度5°Cまで下がりますが、冷気が直接バナナにあたらず、ゆっくり冷えるのがポイントのような気がします。
ということは、市販の保冷バッグのような安物の薄いアルミ蒸着シートでは無く、断熱効果の高い厚みのあるアルミ蒸着シートと、内部に空気層を作るスポンジを組み合わせればより効果の高いバナナの冷蔵庫保存が可能ということでしょうか。
次回の実験は【バナナの追熟を止めて、購入してきた状態(4~5本の房)のまま冷蔵庫で10日間保存が可能か】ということで如何でしょうか?
…無茶なような気もしますが。
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1房95円のバナナ販売コーナーには山のようにバナナが積まれていることは滅多にありません。
いつも品切れ寸前なのですが、それでも常時2~3人の客が少しでも痛みの少ないバナナを探して売り場をかき混ぜている状態です。
で、ある日バナナコーナーで「バナナの保存方法について」という立て札を見つけました。「お買い上げ後は冷蔵庫に入れずに、リビングやキッチンなどで『常温保存』がおすすめです」とあります。
ネットで調べると「南国育ちのバナナは寒い場所が苦手です」と記述されていますし、確かにバナナの生産地は熱帯地域ですが、黄色く熟したバナナ保存の最適温度は 15 °C 前後です。15 °Cって家庭の室温の『常温』でしょうか?
バナナは購入したその日が最も食べ頃で、リビングやキッチンなどで『常温保存』すれば追熟が進み、翌日には表皮に黒点が現れて、味は甘ったるい嫌な味になります。
ウィキペディアのバナナの保存についての記述には「家庭で長期保存するには、購入した時点で熟成が進んでいることが多いため冷蔵庫保管が有利」と記載されています。
以前にもバナナの保存方法についての実験結果を報告しましたが、大手スーパーが立て札を立てて真っ向から反対意見を主張するなら、ここはやはり受けて立つのがこのブログの使命です。
大手スーパーの主張するバナナの保存方法が正しいか、「バナナの保存方法」という記事をアップした都合上ムキになって対抗しようとするブロガーの主張が正しいか、再実験です。
実験タイトルは、
【バナナの追熟を止めて、購入してきた状態(4~5本の房)のまま冷蔵庫で1週間保存が可能か】
市販の保冷バッグで実験開始です。
実験4日目。表皮の色が多少変化してきました。
実験7日目。表皮の色の変色はありますがほぼ購入時のフレッシュな状態を保っています。
前回とは購入してきた時点でのバナナの熟成度の違いがあるとは思いますが、今回は以前の実験結果より若干良い結果が出ました。
で、早速1週間保存したバナナの味見です。
皮を剥いた状態は綺麗で購入したてのようにフレッシュですね。
味は微妙に甘みが増してしまっているようです。やはり5°Cの冷蔵庫でも追熟は進むのでしょうか。しかし、常温で1日保存したバナナとは比べようも無いほどフレッシュで、酸味も十分あります。
それに何と言っても、フルーツは冷やして食べた方が美味しい。バナナだって同じことです。
はっきり言ってこの勝負、圧勝ですわ。・・・分かっていたことですが。
ところでなぜ市販の保冷バッグでバナナの冷蔵庫保存が可能になるのでしょう?
保冷バッグの中は冷蔵庫の温度5°Cまで下がりますが、冷気が直接バナナにあたらず、ゆっくり冷えるのがポイントのような気がします。
ということは、市販の保冷バッグのような安物の薄いアルミ蒸着シートでは無く、断熱効果の高い厚みのあるアルミ蒸着シートと、内部に空気層を作るスポンジを組み合わせればより効果の高いバナナの冷蔵庫保存が可能ということでしょうか。
次回の実験は【バナナの追熟を止めて、購入してきた状態(4~5本の房)のまま冷蔵庫で10日間保存が可能か】ということで如何でしょうか?
…無茶なような気もしますが。
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