ミシェル　通年免許試験受験！夢のJRA挑戦へ26日に来日予定

[ 2022年9月10日 05:00 ]

　日本でも人気のフランス人女性騎手、ミカエル・ミシェル（27）が今年のJRA通年騎手免許試験を受験することが9日、分かった。昨年も受験の意志はあったがコロナ禍により断念。現在、米国に拠点を置いて騎乗中だが、多くの書類申請などをクリア。念願の通年免許試験挑戦にたどり着いた。28日に1次試験が行われ、来年1月25日の2次試験を突破すれば、夢のJRA所属騎手となる。

　ミシェルは19年夏のワールドオールスタージョッキーズ（札幌）で初来日。施設やJRAによる運営面、ファンの熱意に心を打たれ「日本に恋をしました」のフレーズを残した。翌20年には南関東の短期免許を取得して30勝をマーク。日本語の勉強も重ねた。昨年12月、フランスで落馬事故に巻き込まれて鎖骨の開放骨折、首の骨折の大ケガを負ったが、懸命のリハビリで戦線に復帰。日本での騎乗を夢見て、精力的にトレーニングを積んでいる。

　実現すればM・デムーロ、ルメールに続く、史上3人目のJRA外国人ジョッキー誕生。ただ、デムーロや香港の名手ジョアン・モレイラが1次試験不合格となったことがあり、道は決して簡単ではない。ミシェルは26日に来日予定。

続きを表示