今回は 医療の現実を書きます。
夜間に急病になった際 救急病院を受診するかと思います。
だいたいが その日の当番病院の救急外来です。
その当番病院で 救急担当やっている医師
必ずしもやりたくてやっている訳ではありません。
また、多くの病院で 当直帯に入院した患者さんの主治医は
当直の時に診察した医師になります。つまり 当直明けでも
たくさんの負荷がかかるシステムになっています
そのため 医師によっては 本来なら入院させるべき状態の患者さんを その場では帰宅させ 後日受診させよう もしくは 様子みてくださいなんて形にして ごかまそうとしていることあります。
患者さんとしては その場で入院と言われていないから
大丈夫と思っている方いますが それは危険です。
先日も 他の病院の夜間救急に3日前に受診し、症状よくないため
受診した方いました。診断は胆管炎。。これはすぐに処置しないと
命に関わることあります。たまたま その方は3日前の検査のコピーを持っていましたが、その時からかなりやばい数値でした。
患者さん側の対策としては
検査値のコピーは自分で持っておくべきです。
それで 異常値が多ければ やばいと思った方がいいです。
ちなみに かなりやばい数値の例をのせておきます。
炎症系
白血球10000以上
CRP 10以上
肝臓系
AST ALT 100以上
腎臓系
Cre 2以上
電解質
Na130以下
K3以下 ないし 5.5以上
これに該当しなければ安心していいという訳ではありませんが
上記あれば用心してください。