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マイルーム

ほぼ完全なシステム
ほぼ完全なシステム
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
外盤より情報量の多い国内盤LP、CD問わず歪みなく低音豊かにバランスよく再生する。失敗したソフトゼロ。 ポイントはプリアンプにあり。 デジタル) SACD・トランスポート)エソテリックK-05…
所有製品
  • SACDプレーヤー/トランスポート
    ESOTERIC K-05Xs
  • プリメインアンプ
  • パワーアンプ
    LUXMAN M-600A
  • スピーカーシステム
    WILSON AUDIO SYSTEM-7

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恐るべし200V

2022年09月26日

この日曜日、ベルイマンさん邸にお邪魔してきました。

オーディオ部屋は主に吸音材でしょうか、壁、天井、ドア至る所に大型の黒色系のものが張り付けたり、吊るしたりしていました。アンプ類も吸音材と思われるものがすべてに貼られていて原型が分かりません。かなりデッドな部屋はちょっとやり過ぎな感じもしましたが、徹底しないと気が済まない方なのでしょう。

で、フォーカルのSP聴くのも久しぶりなのですが、軸上正面に配置していました。意外にもなんて言ったら失礼ですが、ジャストミートした素晴らしい音色でした。ツンツンしたところなく、滑らかでスムーズ、スピード感抜群。先週お邪魔したトヨさん邸のソフィアの中高音域の音色に似ていました。位相は完璧と感じました。今まで聴いた3ウェイSPでは断トツに優れています。これは出水電器の200VのパワーアンプとCT-0.2svの安定さがもたらしているのでしょう。バッテリ電源の必要性は全然感じませんでした。意外にもと言ったのはこれだけのスピードがあればこれほど部屋のチューニングに拘らなくても良いのでは思ったからです。

ただ、ちょっと左右SP間の間隔が狭い気がしましたね。その方が音像、音場が良く見えたと思いますが、ただ、これは2chの考え。マルチチャンネルとしてはこの間隔がベストなのかもしれませんが、2chが基本と思えば、、ね。
本格的なマルチチャンネルは初めてですが、ピンクフロイドの「狂気」は緻密な音場で感心しました。

ところがですよ、僕としてはこれ以上褒めようが無いほど褒めているのにご本人は不満のようでした。音像はスクリーン中央にある板状のポール辺りに定位するように諸々のチューニングをしてきたとのこと。僕以外の方は皆そのポール辺りに定位しているとの感想、とのこと。

それは本人重視のオベンチャラですヨ。ジャストミートした音は必ずバッフル前に定位するもの。さらに、響きが多いと遠く、少ないと近く、で、遠近感が決まるのでデッドな部屋ではいやが上にも後ろには定位しません、と、言っときましたがどうでしょうか。

それはともかく、お忙しい中、お付き合いいただきありがとうございました。

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レス一覧

  1. bb7さん、こんばんは。

    褒めていただいて、ありがとうございます。自分で言うのもなんですが、位相の精度はかなり高いです。位相ってプラス/マイナスの問題ではないんですよね。ルームチューニングの本質が分からない人だらけで、最近は半ば呆れてきたところなのですが、我が家の位相が合っているようにbb7さんが感じられたのならば、それはルームチューニングの賜物ものなのです。ですから残念なことに位相の完璧な整合性は、近接するのが精一杯となるわけです。

    私が不満なのは、(^^)、音像の後方定位についてです。私の家に来た全員がスピーカー後方にセンター定位すると感じているはずだというのは、言い過ぎでした。(^^) お一人違う感想を持ったかもしれません。センターの音像定位がSPの前に来るか、SPの後ろに来るかは、ある意味で、自由ではないでしょうか。ただし、空間的な奥行きを伴っていなければなりません。私の場合は、映画を観るので後方定位しなければなりません。また、後方から音が飛び出して来るという動的な空間性(=音場)もなければなりません。そういう風に聴こえるようにセッティングしており、私にはそう聴こえる、これは事実私の体験なわけです。

    ですからbb7さんの感想で私が不満を覚えるのは、音像定位(と音場空間)についてなのです。他の人のことは置くとして、私がそういう後方定位のセッティングを行い、それを毎日自室で体験しているからなのです。(^^)

    ありがたい感想を書いていただいたとは思いますが、音像定位と音場の問題は音楽でも映画でも、私が自室でそれらを楽しむための重要な基準なのです。

    byベルイマン at2022-09-26 20:35

  2. あっ、写真上手ですね。たしかに我が家の雰囲気がよく出ています。(^^)

    それからデッドかどうかの問題なのですが、ルームチューニングは、信号ではなく、音楽を聴きながらやらなければなりません。おそらく大半の音響障害というのは、反射音の処理の問題です。この反射音を喜んでいては音源の真相に迫れません。オーディオルームでの吸音とは反射させないことです。しかし壁際にまで音は満ちているようにリスポジで正面を見ながら感じられるようにルームチューニングを行う必要があります。壁際まで音が満ちていないならば、狭い音場空間ということになり、その場合音像定位がその領分でしか起こらないとなるからです。ですから音楽を聴きながらやらなければなりません。何が言いたいか、ルームチューニングは、音量に関係があるということです。スピーカーやパワーアンプには最適なボリューム値があると言いますが、そんなことは事態の半分も捉えていない。部屋にも最適値があるのです。反射音が再生音を濁すか、濁さないか、その境目を狙ってルームチューニングをしなければならず、しかるに、bb7さんがデッドに感じたのならば、それは再生のボリュームと私のルームチューニングがズレているからです。

    ですから私の部屋で私のボリュームで再生するならば、デッドでもライブでもありません。音源にぴったりとした再生になり、相応のソリッドで熱い、かつ、フォーカスの定まったS/N比の高い素晴らしい再生音になるのです。現状の課題は、アーティストの (物理的な意味で(^^)) 下半身を映し出せていないことです。

    byベルイマン at2022-09-26 21:35

  3. ベルイマンさんへ

    早速ありがとうございます

    >我が家の位相が合っているようにbb7さんが感じられたのならば、それはルームチューニングの賜物ものなのです。

    ルームチューニングにあれだけの労力をお使いになったのですから、「関係ないよ」、とは言いにくいです。ですが、SPが軸上正面を向いていたのが位相の合う入り口です。平行なんてやったらハナから合いませんからね。貴方は位相の合う行為を一つ一つ丁寧に行っているので合っているのですよ。貴方の好みの爆音の場合、ルームチューニングに効果が生じるような気がします。

    >音像定位と音場の問題は音楽でも映画でも、私が自室でそれらを楽しむための重要な基準なのです。

    Auro3Dさんの最近の日記にありました「Director’s intention VS Listener’s intention」をお借りすれば僕はノータッチなので完全に前者です。貴方は後者でしょう。まあ、それでよろしいと思います。

    >bb7さんがデッドに感じたのならば、それは再生のボリュームと私のルームチューニングがズレているからです。

    部屋に入ってすぐに貴方が大音量派とは感じましたよ。それでも鼓膜が痛くなるような強烈なデッドでは無かった。壁が見えるところもかなりありましたからね。なので、本当のデッドじゃあない、音量を上げれば丁度良くなりそうな感じはありました。

    bybb7 at2022-09-26 22:35

  4. 「Auro3Dさんの最近の日記にありました「Director’s intention VS Listener’s intention」をお借りすれば僕はノータッチなので完全に前者です。貴方は後者でしょう。まあ、それでよろしいと思います。
」

    ははは。(^^)

    Auro3Dさんがこういう問いかけをすること自体が証明しているのは、本質的に分かっていないということです、再生playbackというものが。

    私ですか?Director’s intention以外を望むならば、ご自分で作曲でもしたらいいんじゃないですか〜って感じです。ソフトを買う時、ラックから今日は何を聴こうかなって選ぶ時には、Listener’s intentionについて考えているんでしょうかね。(^^)

    最近、私はCDのボーカルに含まれているマイクに歌いかけた音と、マイクが収録したそのボーカルの反射音を区別できるようになりました。例えばダイアナクラールです。あるいは、映画の人物の声が屋内の反射音を拾っているのか、それとも屋内の場面だがポスプロで反射音を消しているのか、区別できるようになりました。ぺぶるす氏によると雷鳴はまだまだのようですが。

    再生音の位相の精度とS/N比を日々高める努力をしているから、音源の情報とそれ以外を区別できるのです。

    こういう努力によって、私は何をしているんでしょうか?はい、Director’s intentionを本当の意味で悟り、深く共感するために必要な準備をしているのです。

    昔、こんな読書論がありました。曰く、人はゴルフや車ならば必要な練習をするのに、読書となると、文字列に目を通すこと以上の努力をしないでも感動を享受できると思うのは勘違いだ!

    こういう勘違いをしているからDirector’s intention VS Listener’s intentionなどという、ただただ不毛な問いを思いつけるのですし、簡単に言えば、自己着火してるだけで、他者の生み出した音楽の楽しみを知らないということです。Listener’s intentionなどは捨てて、自慰から離れて、逆に、他者に出逢うために芸術は存在しているし、そのチャンネルの一つがオーディオなわけです。

    byベルイマン at2022-09-26 23:40

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