静岡市清水区で断水 生活の影響大きく 台風15号
台風15号の影響で23日夜から24日未明にかけて降り続いた記録的な雨は、静岡県内各地に土砂崩れや冠水などの被害をもたらしました。静岡市清水区では断水が続くなど、生活に大きな影響を与えています。給水車の情報をはじめ清水区の被害状況をまとめました。
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〈キュレーター:編集局未来戦略チーム 石岡未来 楢橋璃歩〉
17時間前
5万5千世帯断水 取水口に流木がたまったことが原因
台風15号の影響で静岡市清水区では24日午後から5万5千世帯に断水が起きた。市水道部は各地に給水車を配置、清水海上保安部も巴川河口で巡視船おきつから給水支援を展開した。生涯学習交流センターなどの給水ポイントでは長蛇の列ができた。
給水車の配置場所一覧はこちら 生涯学習交流館や小学校など
静岡市は清水区内の断水に対応し、以下の地点に給水車を配置している(24日午後11時半現在)。
清水駅前商店街が浸水 最大30センチ程度に
静岡市清水区中心部では大規模な浸水被害が発生。JR清水駅近くにある清水駅前銀座商店街のアーケードでも24日未明に最大30センチ程度浸水し、洋品店の商店主らは早朝から商品を店舗外に運び出したり、店内に入った水をかき出したりする作業に追われた。同商店街振興組合の杉山治理事長は「新型コロナウイルスの感染拡大に続く逆風でショックを受けている」と話した。