【コンビニ会計】
たまに話題になるコンビニ会計ですが、説明がやや不正確な事が多いように感じて以下で整理してみます。
よく言われる廃棄が出ると本部が儲かる。これは間違いです。
原価100円、売価150円の商品を10個仕入れて、8個売れて2つ廃棄になった場合だとします。
(続く)
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会話
返信先: さん
仕入れ値は1000円で、売上は1200円。
残った粗利益から、チェーンにもよりますが、40~60%程度をロイヤルティーとして加盟店が本部に支払います。
一般会計
1200-1000=200(粗利益)
200×0.6=120(本部利益)
200×0.4=80(加盟店利益)
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コンビニ会計
1200-100+200=400
※コンビニ会計では廃棄分の仕入れ価格をロイヤルティを計算する際の原価に入れない
400×0.6=240(本部利益)
400×0.4=160(ここから廃棄分の仕入れ値をひきます)
160-100×2=-40(加盟店利益)
同じ条件では本部が儲かり加盟店は損です。
(続く)
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しかし、これは同じ条件ならコンビニ会計の方が本部が有利になる話にすぎません。廃棄が出たほうが本部が儲かるというなら同じ150円の商品を8個売った時にどうなるかを比べる必要があります。
1200-800(仕入れ値)=400(粗利)
400×0.6=240(本部利益)
400×0.4=160(加盟店利益)
(続く)
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このように同じ売上で廃棄がない場合、本部利益は変わらず、加盟店利益が増えます。
コンビニ会計の問題点は廃棄が出れば本部が儲かることではないのです。
問題は廃棄が出ても本部の利益は変わらないこと、にあります。
本部からすれば廃棄が出ても沢山売れただけ利益が増えます。
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売り切ったということは、買いたいお客さんが買えなかったかもしれない、ということです。
本部からすれば多少廃棄が出ても、一つでも多く売ることが儲けに繋がります。一方で加盟店からすれば仕入れをコントロールして廃棄を減らすほうが儲けに繋がります。
ここで利益が対立します。
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補足ですが、近年は様々な指摘がなされたことで、廃棄の15%など、各チェーンが廃棄に対して一部負担を行うようになり多少この利益の対立は緩和しています。
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