【みぞおち硬くなってない?】呼吸が深まり「お腹や下半身痩せ」に効果大『簡単みぞおちほぐし』
マスクが手放せなくなった今、これまでよりも無意識に呼吸が浅くなりがち。呼吸が浅くなることで頭痛やめまい、更には下腹ぽっこりや下半身太りに繋がってしまうことも。横隔膜と深い関わりのあるみぞおちをほぐすことで、これらのお悩みを解消します。とっても簡単『みぞおちほぐし』ぜひ習慣にしてみてくださいね。
みぞおち硬くなってない?
みぞおちとは、お腹の上方中央にある窪んだ部分です。
ここを指でぐっと押したときに、奥に指が入らない場合はみぞおちが硬くなっているサイン。
みぞおちの奥には横隔膜があります。 みぞおちが固いと横隔膜の働きが弱くなり、呼吸が浅くなります。毎日のマスク生活でそれでなくとも無意識に呼吸が浅くなりがち。マスクをしていても深い呼吸ができるよう、みぞおちをほぐす習慣をつけましょう。
なぜみぞおちが大事なの?筋肉や関節との関係性
みぞおちの奥にある横隔膜と大腰筋は繋がっています。大腰筋とは、上半身と下半身をつなぐインナーマッスルで、姿勢を良くするためにも重要な筋肉のひとつです。インナーマッスルが上手く使えるようになると、股関節の可動域が広がり前ももや外ももへの負担が軽減されることで、下半身スッキリに繋がります。
また、下腹ぽっこりの原因の一つに、股関節が挙げられます。股関節は体の中で最も大きい関節。身体の真ん中にあるバランサーの役割があります。股関節の可動域が狭くなることで、主要な筋肉であるお尻や裏もも、内もも、お腹の深層部などの筋肉が衰えてしまいます。それを補うために、肩や背中の上部、腰、前ももなどの筋肉が必要以上に使われ発達します。これらの筋肉は主に身体の外側にある筋肉であり、身体を支える体幹バランスが崩れます。身体の軸が整いにくくなることで内臓下垂を引き起こし下腹ぽっこり、更には猫背や太ももの張り、膝の痛みなどの不調に繋がってしまいます。
とっても簡単!習慣にしたい『みぞおちほぐし』
みぞおちマッサージ
まずはみぞおちのマッサージから始めましょう。
①背筋を伸ばし胸を張る。
②片手の人差し指と中指をみぞおちに当て、時計回りに小さく円を描く。(30秒ほど)
③同じく反対回しも行う。
深く呼吸しながらゆっくり丁寧に行いましょう。
みぞおちほぐし
①あぐらで座る、又は椅子に座る。
②親指意外の4本の指をみぞおちに当てる。
③吐く息で上半身を前に倒し、指がみぞおちに深く入る場所で数回呼吸する。
④上半身を起こして指を上下に動かして縦方向にほぐす。
※痛みがない程度で行います。
②〜④を3セットほど繰り返す。
まとめ
みぞおちをほぐすことで横隔膜が緩み深い呼吸ができる。それに伴ってインナーマッスルを使いやすくなり姿勢が整います。姿勢が整うことで、身体の筋肉をバランス良く使うことができるようになり、結果的に下半身やお腹が引き締まるのです。すべてはみぞおちから繋がっているのですね。ぜひ朝の習慣に摂り入れて1日を気持ちよく過ごすスイッチをいれましょう^^
AUTHOR
manami
2012年より、大手ホットヨガスタジオにて約7万人に向けレッスンを行う。 ヨガインストラクター、店長、トレーナー、スーパーバイザーを経て独立。 豪・仏にてサスティナブルな生活を学び、現在は京都でヨガ・瞑想・ボディメイクのクラスを中心に、よりヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。 全米ヨガアライアンス認定講師/マタニティヨガTTC/タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト