「ミシュラン」で、1つ星のラーメン店「蔦」の店主が亡くなった。

猫にかまれたなどとして、休業していた。

「ミシュランガイド東京」で1つ星を獲得したラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。

その店主が、43歳の若さで亡くなったことがわかった。

Japanese Soba Noodles 蔦のウェブサイト「Japanese Soba Noodles 蔦オーナーシェフ・大西祐貴が享年43歳にて急逝いたしました。ここに生前のご厚誼(こうぎ)に心より感謝し、謹んでお知らせ申し上げます」

蔦は、ラーメン店として世界で初めて、1つ星を獲得。

「ミシュランガイド東京2016」への掲載が決まった際には、仲間と祝杯を挙げていた。

この時の喜びを、大西さんは「これからは、みんなの期待を裏切らないように」と表していた。

43歳の若さでの突然の死。

9月14日、大西さんは、店の公式ツイッターで「昨晩、愛猫に左手を本気でかまれ、今朝起きたら腫れていて激痛です」と報告をしていた。

その後も腫れが引かないとして、連日臨時休業。

20日にも諸事情により、休業することを報告していた。

ウェブサイトには、店のスタッフの決意が「ご親族、ご友人の皆さまと喪に服すと共に、世界中のスタッフが一心となり、故大西祐貴の遺志を継げるように努めてまいります」とつづられている。