24日午前0時55分ごろ、広島市中区江波沖町のマルハニチロ広島工場で「フライヤーから出火した」と従業員から119番があった。市消防局が消火活動を進めている。広島中央署によると、当時約50人が工場内にいたが全員避難し、けが人は確認されていない。
現場はJR広島駅の南西約6キロの工業地帯。消防車など約30台が出動した。
周辺では、近隣住民や従業員が大量の煙が立ち上る工場を見つめていた。従業員の男性は「全員無事なのは安心したが、今後どうなるんだろうと心配だ」と話した。