「カナダのビクトリアに留学したいけれど、どんなところなんだろう…」
と思っている方。
ビクトリアはカナダの西端、バンクーバーからさらに西にある街です。イギリス様式の街並みが美しく、落ち着いた環境で留学先としても人気を集めています。
とはいえ、具体的にビクトリアのどんなところが良いのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・ビクトリア留学のメリットとデメリット
・ビクトリア留学で知っておきたいこと・注意点
をお伝えします。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、ビクトリアについてざっくりと知っていきましょう。
※この記事の情報はすべて2018年11月時点のものです。
※この記事はすべて1カナダドル:1CAD=90円で計算しています。
[目次]
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ビクトリアは人口約37万人(ビクトリア市内の人口は約7万5,000人)、バンクーバーからさらに西、バンクーバー島の南端にあるブリティッシュコロンビア州の州都です。
バンクーバーからは約100kmほど離れており、バンクーバーが「ビジネスの中心地」ならば、ビクトリアは「政治の中心地」ともいえます。「インナー・ハーバー」という街の中心にある港周辺には、
・英国調の「州議事堂」
・アフタヌーンティーで有名な「フェアモント・エンプレスホテル」
など、歴史を感じられる建造物が目立ちます。
ビクトリアの気候は「カナダでもっとも穏やかで過ごしやすい」と言われており、初めての海外留学にはとてもおすすめです。夏は平均最高気温25℃前後と暑すぎず、冬は平均最低気温3℃前後と寒すぎません。バンクーバーと同じく冬は雨が多く降りますが、日本で過ごすよりも雨量は少なく、雪もめったに降りません。
ビクトリアであれば、1年を通じて快適に過ごすことができるでしょう。
ビクトリア留学のメリットは5つです。
・気候が温暖で過ごしやすい
・マリンレジャーを楽しめる
・英語を学ぶ環境が整っている
・コンパクトで過ごしやすい
・カナダにいながらイギリス文化を感じられる
1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、気候が温暖で過ごしやすいことです。
ビクトリアは、カナダの中でも1年を通じてかなり温暖なエリアのため、留学生や移住者にとっても住みやすい街といえます。
夏は30℃を超えることはほとんどなく最高気温は平均25℃、湿度もカラッととさわやかな印象です。最も寒い1月でも、平均気温は3℃ほどですので日本とそれほど変わりません。
「カナダ=寒い」という印象がありますが、ビクトリアにおいてはその心配は不要です。
ビクトリアの天気・気候と服装
2つ目のメリットは、マリンレジャーを楽しめることです。
ビクトリアは海が近く、シーズン中には
・セーリング
・ダイビング
・フィッシング
・カヤック
・ウォータースキー
など、さまざまなマリンレジャーを楽しむことができます。
また、船に乗ってのホエールウォッチングツアーなどもあるので、日本ではなかなか体験できない、スケールの大きいレジャーを堪能しましょう。
3つ目のメリットは、英語を学ぶ環境が整っていることです。
移民の多い国として知られるカナダですが、ビクトリアはネイティブのカナダ人の比率が8割と言われており、他の大きな都市と比較してかなり割合が高いです。そのため、しっかりとした発音の質の高い英語に触れることができ、英語を学ぶのに適しています。
また街には研究機関として世界的にも評価を受けているビクトリア大学があり、街全体の教育レベルも高いです。トロントやバンクーバーに比べると日本人の留学生も少なく、英語に集中しやすい環境が整っています。
1つ目の特徴が、コンパクトで過ごしやすいことです。
ビクトリア市内の人口は7万5,000人程度と、大都市のトロントやバンクーバーに比べると小さな街です。そのため街全体の大きさもコンパクトで、車を持たない留学生でもそれほど困りません。
市内の交通手段はバスがメインで運賃も安く、どこまで行っても一律2.5CAD(225円)。マンスリーパスを購入すればもっと安く利用が可能で、バスを使えば街の中心部から外れまで行くことができます。
スーパーや銀行、病院などが徒歩圏内にある、とても過ごしやすい街です。
2つ目の特徴が、イギリス文化が色濃く残る街であることです。
ビクトリアは、長らくイギリスの植民地であったことから、イギリス発の「ガーデニング文化」や「アフタヌーンティー」の習慣が根付いています。文化的なものだけでなく、イギリス様式の建物や、2階建てのバスなど、街を歩いているだけでもイギリスを感じることができるでしょう。
街の観光スポットには、
・ロイヤル ブリティッシュ コロンビア博物館
・マーケットスクウェア
・フェアモント・エンプレスホテル
などがありますので、休みの日にはぜひ訪れてみてください。ビクトリアが位置するブリティッシュコロンビアの自然、文化、歴史などを知ることができるはずです。
歴史的な背景を学ぶことは、語学習得のうえできっと役に立ちますし、貴重な体験にもなりますよ。
ビクトリアは都市規模が小さいことと、多くのエリアが観光地化されているため、治安が良いです。
カナダでは人気の都市にバンクーバーやトロントなどがありますが、いずれも都市の規模が大きく犯罪もビクトリアに比べ多く発生しています。
高校生や大学生をはじめ、初めての留学でなるべく安心の環境で生活したいならビクトリアがおすすめです。
ビクトリアの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
ビクトリア留学のデメリットは、以下の2つです。
・語学学校の選択肢が少ない
・日本からのアクセスがやや悪い
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、語学学校の選択肢が少ないことです。
トロントやバンクーバーに比べると、街の大きさが小さいこともあり語学学校は少なめです。もちろん必要十分な数の学校はありますが、選択肢として見ると少ないため「より多くの学校の中から選びたい」という方には、トロントもしくはバンクーバーがよいでしょう。
2つ目のデメリットは、日本からのアクセスがやや悪いことです。
ビクトリアへは、日本からの直行便がありません。そのため、ビクトリアに近いバンクーバーでの乗り換えが必要になります。
バンクーバーまで約8~9時間、さらに国内線でビクトリアまで30分、空港からダウンタウンまで約30分と、乗り換え待ちの時間も含めると最低10時間以上はかかってしまうでしょう。
バンクーバーからビクトリアまでの移動にはバスを使うのが人気のため、その場合はさらに3時間以上の時間を見ておく必要があります。
ビクトリアの空港情報と市内へのアクセス方法
ここまでビクトリア留学のメリット・デメリットについて紹介してきました。
ビクトリアは日本人も少なく治安も良いので、安心できる環境の中で勉強に集中したい留学生におすすめの都市となっています。
一方、都市の規模はあまり大きくはないので、刺激溢れる留学生活を送りたい方にはもしかすると留学先として合わない可能性があります。
もしビクトリアが留学先として合わないと感じた方は、他の都市を検討してみましょう。
大都市ながら日本人が多く安心できるバンクーバー留学
バンクーバー留学のメリット・デメリット
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イギリスではなくフランスの文化に触れたいならモントリオール留学
モントリオール留学のメリット・デメリット
ここでは、ビクトリア留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
ビクトリア留学の費用は、1カ月につき約23~37万円です。
・授業料(教材費込み):1,400~1,600CADドル(12万6,000円~22万5,000円)
・学生寮:900~1,300CAD(6万3,000円~11万7,000円)
・食費:400~600CAD(3万6,000円~5万4,000円)
・その他生活費:300~600CAD(2万7,000円~5万4,000円)
ここに航空券代として、往復8~16万円も見ておく必要があります。
ビクトリアなどカナダに留学する場合は、「学生ビザ(Study Permit)」が必要です。これは「就学許可証」とも呼びます。
また渡航する前までに「eTA(Electornic Travel Authorization:電子渡航許可証)」をオンライン申請しなければならないので忘れないようにしましょう。eTAとは、ビザの手続きをカンタンにするため、オンラインで申請できるようにしたビザ免除制度のことです。
eTAの申請は、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)にあるeTA申請のウェブサイトで簡単にできます。eTAの申請料金は7CAD(630円)ほどです。
カナダの学生ビザ(Study Permit)の申請方法は、基本的に以下の3つで、申請料金は150CAD(13,500円)です。
1. カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)のウェブサイトでオンライン申請する
2. カナダビザ申請センター(CVAC)に郵送で申請する
3. カナダビザ申請センター(CVAC)の受付窓口で申請する
ビクトリアへの便は現在、
・デルタ航空
・エア・カナダ
・ウェストジェット航空
・全日空
・日本航空
などから出ています。
飛行時間は11~15時間。往復料金は約8万円~16万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンに合わせて予算を調整する必要があります。
ビクトリアまでは直行便が無いため、バンクーバーでの乗り継ぎとなります。バンクーバーからは飛行機でも行けますが、人気なのは直行バスです。
「BC Ferries Connector」が運航するバスを使い、約4時間ほどでビクトリアまで行くことができます。バスの乗降場所は、ビクトリアはエンプレスホテル横、バンクーバーはVIA鉄道のセントラル駅となっています。
今回は、カナダのビクトリアへの留学についてお伝えしました。
ビクトリアは人口約37万人、バンクーバーからさらに西、バンクーバー島の南端にあるブリティッシュコロンビア州の州都です。
バンクーバーから約100kmほど離れたこの街は、かつてイギリスの植民地であったことから、イギリス発の「ガーデニング文化」や「アフタヌーンティー」の習慣が根付いています。街を歩けば、イギリス様式の建物や2階建てのバスなどを見ることができますよ。
また、住むうえでさまざまな好条件がそろっていることから、「住みたい都市ランキング」でも常に上位に入っている人気の街です。
ビクトリア留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・気候が温暖で過ごしやすい
・マリンレジャーを楽しめる
・英語を学ぶ環境が整っている
【デメリット】
・語学学校の選択肢が少ない
・日本からのアクセスがやや悪い
ビクトリアはとても気候が良く、「カナダでもっとも穏やかで過ごしやすい」と言われています。夏は平均最高気温25℃前後、冬は平均最低気温3℃前後ですので、初めて海外へ留学する方にとっては安心できる気候です。
海が近く、シーズン中にはマリンレジャーを楽しむことができるため、自然の中でのレジャーを楽しみたい方や、勉強中の息抜きが必要な場合にもおすすめです。
・セーリング
・ダイビング
・フィッシング
・カヤック
・ウォータースキー
といった魅力的なアクティビティや、ホエールウオッチングを楽しむことが可能です。
語学留学をする際は現地の英語レベルが気になるものですが、その点ビクトリアは心配いりません。移民の多い国として知られるカナダの中でも、ビクトリアはネイティブのカナダ人の比率が8割と、かなり高い部類に入ります。そのため、しっかりとした発音の英語に触れることが可能です。
・世界的に有名なビクトリア大学がある
・街全体の教育レベルが高い
・日本人の留学生が少ない
など、語学教育を受けるうえで多くのメリットを持っているため、真剣に語学に打ち込みたいという人にはピッタリの街といえます。
生活面においても、トロントやバンクーバーに比べて治安が良く、物価も安いため、カナダ留学をするにあたってはとてもおすすめです。
もしビクトリアが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
ビクトリアでおすすめの学校を知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
ビクトリアの人気語学学校ランキング
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