「アメリカのマイアミに留学したいけれど、どんなところなんだろう……」
と思っている方。
マイアミはアメリカの南東に位置するフロリダ州の、さらに南東に位置している街です。年間を通して温かく、数多くの魅力的なビーチを持つためリゾート地としても人気があります。
またあまり知られていませんが、マイアミは語学留学するうえでかなりおすすめできる街です。
とはいえ、具体的にどんな点がおすすめなのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・マイアミ留学の特徴
・マイアミ留学のメリットとデメリット
・マイアミ留学で知っておきたいこと・注意点
をお伝えします。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、マイアミについてざっくりと知りましょう。
※この記事の情報はすべて2018年9月時点のものです。
※この記事はすべて1ドル=110円で計算しています。
[目次]
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一般的にマイアミとは、アメリカ東海岸の南端にあるフロリダ半島のもっとも南側に位置する都市の集まり「マイアミ・デイド郡」を指しています。
アメリカ合衆国国勢調査局の2015年の調査によると、マイアミの人口は約269万人で、この10年間で20万人ほど人口が増加しています。かつては治安が悪いとされていたマイアミも、行政の働きかけなどで現在の治安はかなり回復しました。
もともと持っていたリゾート地としてのポテンシャルもあり、観光地として新たな雇用が生まれたり、定年後のリタイア先として選ぶ人が増えたりすることで、マイアミに住む人が増加しています。
またキューバと地理的に近いことからマイアミには南米出身者が多く、人口の5割ほどを占めています。そのため、英語だけでなくスペイン語もよく使用されます。
参考:アメリカ合衆国国勢調査局「Population and Housing Unit Estimates」
マイアミ留学のメリットは3つです。
・都市とリゾートのいいとこ取りができる
・日本人が少なく集中しやすい環境がある
・語学学校の選択肢が多い
の3つです。1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、都市とリゾートのいいとこ取りができることです。
マイアミは、1896年にフロリダ東海岸鉄道の延長によって発達した街です。古くは漁場として知られ、後に食品やグレープフルーツをはじめとした果物などを扱い発展しました。
今日ではICやコンピュータ、電子部品産業などが発達し、最先端の工業地域もできあがっています。
一方でマイアミビーチをはじめとした、リゾート地としても有名なのがマイアミです。青い海と白い砂浜、ビーチに立ち並ぶヤシの木など、まさにリゾートをイメージさせるマイアミではさまざまなマリンレジャーを楽しむことが可能です。
勉強の合間をぬってサーフィンやビーチでの日光浴、休みの日にはショートクルーズやスキューバダイビングなど、色々な楽しみ方ができます。
近代的な都市としての機能を持ちながら、リゾート気分を味わえるのはマイアミならではのメリットです。
2つ目のメリットは、マリンレジャーやテーマパークなどが楽しめる観光スポットであることです。
マイアミはアメリカでも有数の観光スポットとして知られています。
まず最大の観光スポットが「マイアミビーチ」です。
設備の整った美しいビーチでは、サーフィンやジェットスキーなどを楽しむことができ、夜になればナイトクラブなどで刺激的な時間を過ごすこともできます。
マイアミから海に囲まれた島々を越えて下っていくと、最南端にはダイビングやシュノーケリングで有名なキーウェストが。また、車で約5時間ほどのオーランドには、
・ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
・ユニバーサル・オーランド・リゾート
などのテーマパークがあります。
自然と都市のそれぞれのレジャーが楽しめる点がマイアミの大きな魅力と言えるでしょう。
マイアミ観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポット9選
3つ目のメリットが、アメリカとラテン、両方の文化に触れ合えることです。
マイアミはアメリカの最南端に位置しており、海の向こうにはすぐキューバがあります。
そのような地理的な条件から、マイアミには南米出身の人が多いです。街中を歩いていても、英語と同じくらいスペイン語が使われています。
アメリカの文化と南米の文化、その2つが混じり合ったこの土地では、この土地でしか感じることのできない空気感を肌で感じることができます。
2つ目のメリットは、日本人が少なく英語に集中しやすい環境があることです。
アメリカへ留学する場合、人気の都市はやはりニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどです。日本からの語学留学の都市として、マイアミはまだそれほどメジャーではありません。
そのためマイアミには日本人留学生が少なく、語学に集中しやすくなります。
海外に行くとどうしても不安な気持ちから日本人同士で固まってしまうケースがあります。しかしせっかく海外へ留学に行くのであれば、できるだけ外国の人と交わるべきでしょう。
外国人とのコミュニケーション量が増えることで、必然的に語学習得のスピードも速まります。
マイアミ留学のデメリットは、以下の3つです。
・気候の厳しさがある
・日本と比べると物価が高い
・スペイン語が英語学習の邪魔になる可能性がある
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、気候の厳しさがあることです。
マイアミの気候は、熱帯モンスーン気候に属します。そのため夏場はかなりの気温になり、暑さに弱い方には少し厳しいかもしれません。
また、8月から10月にかけてはハリケーンが発生しやすく、万が一のことを考えると避けるべきシーズンといえます。
おすすめのシーズンは11月~3月で、マイアミの冬にあたりますがそれほど寒くならず過ごしやすいです。
マイアミの天気・気候と服装
2つ目のデメリットは、日本と比べると物価が高いことです。
イギリスのリサーチ会社「エコノミスト インテリジェンス ユニット(EIU)」の発表によると、2016年世界で最も物価の高い都市50の中でマイアミは第49位、アメリカ国内においては第10位にランクインしています。
もちろん住むエリアによっても物価は大きく変わるので、一概に日本よりも高いと言い切れませんが、特に観光エリアでもあるサウスビーチの周辺の物価はかなり高いです。
生活するうえでは、物価の安いエリアを中心に選ぶことが重要です。
参考:BUSINESS INSIDER「The 11 most expensive cities in America」
3つ目のデメリットは、スペイン語が英語学習の邪魔になる可能性があることです。
先にお伝えした通り、マイアミはアメリカの南端にあるため、南米からの移住者がとても多いです。南米で多く言語として使われているのがスペイン語。街中を歩けばいたるところから聞きなれないスペイン語が聞こえてくるでしょう。
もちろん様々な文化を体験するうえでは貴重な機会ではありますが、こと「英語を習得する」という目的から見たときには、それが少し邪魔になってしまうこともあります。
語学を学ぶ上では、できるだけその言語に触れる時間を増やすことが有効ですので、スペイン語に触れる時間分だけ語学習得のペースがダウンするかもしれません。
マイアミは日本と比べれば治安が悪いです。
犯罪の中では特に窃盗が多く、普段あまり貴重品の管理を徹底していない日本人は狙われやすくなっています。また殺人やレイプなどの事件も実際に発生しているので、夜は出歩かない、人気のない暗い道は歩かないなどの対策を取る必要があります。
マイアミの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
ここまでマイアミ留学のメリット・デメリットをご紹介してきました。
マイアミは年間を通して温暖な気候で、アメリカ北部での留学と比べ生活しやすいのが特長です。またラテン系の人々も多く住んでおり、アメリカだけでなく中南米の文化にも触れ合えます。
留学を通して異文化に触れてみたいという留学生にはオススメの留学先と言えるでしょう。
一方でスペイン語も多く話されているなど、英語の勉強だけに集中したいという方にはあまり留学先として合わない可能性があります。
アメリカには他にも留学におすすめな都市は数多くあるので、マイアミが合わないと感じた方は他の都市を検討してみましょう。
自然豊かな環境で英語の勉強に集中できるシアトル留学
シアトル留学のメリット・デメリット
訛りの少ない英語が学べるシカゴ留学
シカゴ留学のメリット・デメリット
ここでは、マイアミ留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
マイアミ留学の費用は、1カ月につき約30~50万円です。
・授業料(教材費込み):1,000~1,500ドル(10万1,000円~16万5,000円)
・学生寮:1,100~1,700ドル(12万1,000円~18万7,000円)
・食費:400~600ドル(4万4,000円~6万6,000円)
・その他生活費:500~800ドル(5万5,000円~8万8,000円)
ここに航空券代として、往復10~15万円も見ておく必要があります。
マイアミなどアメリカに留学する場合、語学学校や大学へ通う場合はFビザ、専門学校に通うならMビザを取得して渡航するケースが多いです。もしアメリカ滞在期間が90日以下であるならば、観光旅行と同様で、ビザ免除プログラム(Visa Waiver Program: VWP)で入国できることになっています。
【ビザの取得費用】
・パスポート取得費用(これから取得が必要な人のみ):5年間有効(11,000円)、10年間有効(16,000円)
・入学許可証(I-20)を発行してもらう学校のApplication Fee(申込手数料)料金:約200ドル(22,000円)
・ビザ申請料金:160ドル(17,600円)
・SEVIS費用:200ドル(22,000円)
SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)とは、システムの運営費用を負担するもので、学生ビザ申請者には支払いが義務付けられています。
マイアミへの便は現在、
・デルタ航空
・アメリカン航空
・大韓航空
・アエロフロート・ロシア航空
などから出ています。東京からマイアミへの直行便は今のところ無いため、1か所もしくは2か所を経由してマイアミに向かうことになります。
飛行時間は約18時間。往復料金は約10万円~15万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンによって予算を調整する必要があります。
空港から市内までは、タクシーまたは乗り合いのバン、バスの交通手段があります。それぞれ乗り場と料金目安は以下の通りです。
・タクシー:乗り場は到着階の手荷物引き渡し所の外。料金は20ドル~30ドル(2,200円~3,300円)
・シャトルバン:乗り場は到着階手荷物引取所の外。待機しているスタッフに行き先を告げ料金を確認します。料金は10ドル~(1,100円~)、2人以上のグループ割引、往復割引があります。
・シャトルバス:乗り場は「150」ワシントン通りサウスポイント・ドライブ行き。料金は2.65ドル(約290円)
・メトロバス:乗り場は「7」ダウンタウン行き。料金は2.25ドル(約250円)
移動手段を安く抑えるのであればメトロバスがおすすめです。
マイアミの空港情報と市内へのアクセス方法
今回は、アメリカのマイアミへの留学についてお伝えしました。
マイアミはアメリカ国内においてもリゾート地として有名でありながら、近代的な産業も広まりつつある、リゾートと都市での暮らしどちらも楽しめる点が魅力です。
マイアミ留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・都市とリゾートのいいとこ取りができる
・日本人が少なく集中しやすい環境がある
・語学学校の選択肢が多い
【デメリット】
・気候の厳しさがある
・日本と比べると物価が高い
・スペイン語が英語学習の邪魔になる可能性がある
できるだけ日本人との関りは減らし、外国の環境で語学に打ち込みたいという人や、語学学習の合間にリゾートも満喫したい、という方にはマイアミはとてもおすすめできます。
もしマイアミが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
マイアミでおすすめの学校を知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
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