「アメリカのシカゴに留学したいけれど、どんなところなんだろう…」
と思っている方。
シカゴはアメリカ中西部のイリノイ州に属し、アメリカ国内においてニューヨークとロサンゼルスに次ぐ3番目の大都市です。シカゴの英語はクセが無く、交通網も整っているため、英語を学ぶうえでもおすすめの都市といえます。
とはいえ、具体的になかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・シカゴ留学の特徴
・シカゴ留学のメリットとデメリット
・シカゴ留学の注意点
を紹介します。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、シカゴについてざっくりと知りましょう。
※この記事の情報はすべて2018年9月時点のものです。
※この記事はすべて1ドル=110円で計算しています。
[目次]
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イリノイ州最大の都市であるシカゴは、超高層ビルも建ち並ぶ、商業的に非常に発展した大都市です。
一方で、五大湖の一つであるミシガン湖に面しており、都会と自然がうまく調和した美しい街並みも持っています。風の強さでも有名で、「Windy City(風の街)」とも呼ばれています。
音楽や芸術、スポーツといった分野が発達しており、年間を通して数多くのイベントが開催されています。
外務省のデータによると、シカゴの人口は約271万人。在留邦人数は2,663人となっています。ニューヨークやサンフランシスコなどと比べるとかなり日本人は少ないことがわかります。
物価は日本よりやや高めです。アメリカの都市別物価ランキングでも、上位に入ることが多いシカゴでは特に「家賃」「外食」が割高ですので、生活費を抑えるのであればこの2点への工夫が求められます。
参考:外務省「シカゴ市概要」
シカゴ留学のメリットは4つです。
・日本人留学生が少ないので語学習得に集中できる
・クセの無い英語を学べる
・交通網が整っていて生活しやすい
・音楽祭など数多くのイベントに参加できる
1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、日本人留学生が少ないので語学習得に集中できることです。
日本人がアメリカ留学をする場合、多くはニューヨークやサンフランシスコを留学先として選びます。そのため、シカゴには日本人留学生が少ないです。
語学習得においては、「どれだけ日常を英会話漬けにできるか」が大きなポイントです。周りが日本人ばかりだと、つい日本人同士でつるんでしまい、結果的に語学習得に支障をきたすケースがあります。
その点において、シカゴは大きなメリットを持っているといえるでしょう。
2つ目のメリットは、クセのない英語を学べることです。
日本でも地域によって「訛り」があるように、アメリカ国内でも、東部、西部、内陸部などにそれぞれ個性的なアクセントがあります。アメリカ国内のなかでもシカゴは標準の英語が話されていると言われており、語学習得に適しています。
3つ目のメリットは、交通網が整っていて生活しやすいことです。
留学する際に多くの人は車などの交通手段を持たないため、公共の交通手段を利用する必要があります。
シカゴであれば、市内に地下鉄が通っており、買い物や移動に便利です。また、シカゴのオヘア空港はハブ空港として利用されており、アメリカ国内どこでも移動ができるため観光もしやすいです。
シカゴの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
先ほどをも伝えしましたが、シカゴでは文化活動が活発で、年間を通して数多くのイベントが開催されています。
例えば、アメリカ屈指の音楽フェス「Lollapalooza」や、世界中から数多くのジャズ演奏者が集まる「Chicago Jazz Festival」、世界最大級のフードフェスティバル「Taste Of Chicago」など。
イベントに参加すればシカゴで暮らす人々との交流が楽しめ、アメリカ・シカゴの文化をより深く学べます。
またイベントではありませんが、シカゴは世界最高峰のオーケストラの一つと言われている「シカゴ交響楽団」や、アメリカ三大美術館の一つである「シカゴ美術館」があります。
文化的な刺激を得たい留学生にもおすすめの生活環境です。
シカゴ留学のデメリットは、以下の3つです。
・冬の寒さが厳しい
・物価が高い
・日本と比べ治安はよくない
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、冬の寒さが厳しいことです。
シカゴは別名Windy City(風の街)と呼ばれるほど、風の強いことで有名です。五大湖の一つであるミシガン湖に隣接しており、そこから吹く風の影響で気温がマイナス20℃まで下がることがあります。
シカゴは亜寒帯湿潤気候に属すため春と秋が短く、冬がとても長いため、寒さが苦手の方には辛いところでしょう。
シカゴの天気・気候と服装
2つ目のデメリットは、物価が高いことです。
ニューヨークやロサンゼルスよりは物価が安いとはいえ、物価ランキングでも上位に入るシカゴの物価は日本と比べると安いとはいえません。
シェアハウスを借りたり、自炊をするなどして生活費を抑える工夫が必要です。
3つ目のデメリットは、治安です。
シカゴは東京や大阪とった日本の都市と比べ犯罪係数は高く、気をつけないと犯罪に巻き込まれてしまう恐れがあります。中でも窃盗が一番多く、日本人が何も知らずに行ってしまうと財布やスマホなどを盗まれる危険があります。
シカゴの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
ここまでシカゴ留学のメリット・デメリットについてご紹介してきました。
シカゴ留学では、イベントなどを通してアメリカの音楽・芸術・スポーツといった文化を知れる機会が数多くあります。英語の勉強だけではなく、異文化を学ぶことに興味がある方に特におすすめです。
一方、「勉強だけに集中したい」「もう少し気候が良く生活しやすい環境で留学したい」という方は、もしかするとシカゴは留学先に合わないかもしれません。
もしシカゴが留学先として合わない場合は、下で他のアメリカの都市をいくつか紹介しているので、都市選びの参考にしてみてください。
一年を通して温暖な気候の中、明るい留学生活を送りたいならマイアミ留学!
マイアミ留学のメリット・デメリット
自然豊かな環境で、やりたいことに集中したいならシアトル留学!
シアトル留学のメリット・デメリット
ここでは、シカゴ留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
シカゴ留学の費用は、1カ月につき約30~40万円です。
・授業料(教材費込み):1,000~1,500ドル(10万1,000円~16万5,000円)
・学生寮:1,000~1,500ドル(10万1,000円~16万5,000円)
・食費:500~600ドル(5万5,000円~6万6,000円)
・その他生活費:300~500ドル(3万3,000円~5万5,000円)
ここに航空券代として、往復約13万円も見ておく必要があります。
シカゴなどアメリカに留学する場合、語学学校や大学へ通う場合はFビザ、専門学校に通うならMビザのケースが多いです。もしアメリカ滞在期間が90日以下であるならば、観光旅行と同様で、ビザ免除プログラム(Visa Waiver Program: VWP)で入国できることになっています。
【ビザの取得費用】
・パスポート取得費用(これから取得が必要な人のみ):5年間有効(11,000円)、10年間有効(16,000円)
・入学許可証(I-20)を発行してもらう学校のApplication Fee(申込手数料)料金:約200ドル(22,000円)
・ビザ申請料金:160ドル(17,600円)
・SEVIS費用:200ドル(22,000円)
SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)とは、システムの運営費用を負担するもので、学生ビザ申請者には支払いが義務付けられています。
シカゴへの直行便は現在、
・アメリカン航空(AA)
・日本航空(JL)
・全日空(NH)
・ユナイテッド航空(UA)
の4社から出ています。
飛行時間は約12時間。往復料金は約10万円~18万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンによって予算を調整する必要があります。
空港から市内までは、タクシーまたはバス、電車の交通手段があります。それぞれ乗り場と料金目安は以下の通りです。
・タクシー:各ターミナルのロウワーレベルA~C。料金は30ドル~40ドル(3,300円~4,400円)
・バス:各ターミナル1E、3F、2D、5E出口の外。料金は30ドル~(3,300円~)、往復割引があります。
・電車:ターミナル1~3のレベル1、バスシャトルセンター向かい。5ドル(550円)
移動手段を安く抑えるのであれば電車がおすすめです。
シカゴの空港情報と市内へのアクセス方法
今回は、アメリカのシカゴへの留学についてお伝えしました。
シカゴはアメリカ国内においてニューヨークとロサンゼルスに次ぐ3番目の大都市です。シカゴの英語はクセが無く、交通網も整っているため、英語を学ぶうえでおすすめの都市といえます。
シカゴ留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・日本人留学生が少ないので語学習得に集中できる
・クセの無い英語を学べる
・交通網が整っていて生活しやすい
【デメリット】
・冬の寒さが厳しい
・物価が高い
・花粉症がある
「ちゃんとした英語を学びたい」という人にとって、シカゴは十分な環境が整っています。加えて芸術や音楽、スポーツなども楽しみたい人にとって魅力的な都市と言えるでしょう。
デメリットもご紹介しましたが、寒さを除けば工夫次第で何とか対応できるレベルのものですのでそれほど気にしなくても良いでしょう。冬に渡航する場合はくれぐれも防寒対策をしてくださいね。
もしシカゴが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
シカゴでおすすめの学校を知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
シカゴの人気語学学校ランキング
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