【実食レポ】月見バーガー界に殴り込みをかけた『コメダ珈琲店』のでっかい「フルムーンバーガー」を食べてみた

　バーガーの大きさに定評のある『コメダ珈琲店』では、まるで満月を彷彿とさせる「フルムーンバーガー」が人気を博しています。

　世間で言うところの月見バーガーですが、「フルムーンバーガー」が他社の月見バーガーと違うところは、お月様を卵とバンズの両方で見立てているところ。お月様のようにまん丸のバンズは想像以上の大きさで、直径約15cm弱。ただ者ではないオーラを放っています。片手で手軽に食べるには少々無理がある大きさということをご承知おきください。

　手にしたときのずっしりとした重量感は想定内。コメダ自慢の大きなバンズには、たっぷりのレタスと肉厚なハンバーグ、とろ～りチーズ、エッグオムレツがサンドされ、食べ応えのある仕上がりになっています。

　それぞれが重なり合って生まれる月見バーガーのマリアージュを体感してみましょう。

「フルムーンバーガー」からあふれ出る黄身が旨すぎる！

『コメダ珈琲店』ならではの外はカリッ、中はふわっとしたバンズの中からは、肉厚なハンバーグが出現！　ジューシーでやわらかく、肉の旨みが感じられるあっさりした味わいです。とはいえ、ガツンとくる肉々しさもしっかりあるので食べ応えは抜群！

　ハンバーグに絡む酸味が効いたサウザンソースとシャキシャキのレタスが、ハンバーグの旨みを引き出し、さらに食欲が増していきます。

　食べ進めると、エッグオムレツが登場。割れた瞬間、黄身がとろりとあふれ出てきました。卵好きにはたまらない瞬間！　ハンバーグやバンズに黄身のコクが加わることで、まろやかに味変し、さらに食べ進めるのが楽しくなりました。

　ビッグサイズであることを全く感じずに完食！　ただ大きいというだけではない本格的な味わいに、『コメダ珈琲店』の本気度が伝わりました。満月感も満腹感も申し分なく、月見バーガーのポテンシャルを堂々と超えてくる一品です。

（撮影・文◎道面 梓）