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おかしな転生 作者:古流 望

第33章 蜜蝋は未来を照らす

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386話 本物の活躍

 「敵襲です!!」


 夜も更け、かがり火以外の灯りもさほど無い中で、敵襲との叫び声が上がる。

 同時に、人の悲鳴のような声もした。

 ただならぬ事態と誰もが分かる状況の中、慌てて用意された松明に火が灯っていく。

 ゆらゆらと揺れる頼りない光であっても、状況を把握することは出来る。


 「総員、戦闘態勢」


 テントの中で敵襲の声を聴いたペイスは、テントから出るやいなや即座に命令を下した。


 「はっ、総員戦闘態勢を取れ!! 不寝番は守りを固めろ」

 「急げ急げ!!」


 ペイスの号令一下。

 慌ただしく動き出す陣の中。

 夜襲朝駆けは兵法のうちにあり、正規軍である連合部隊には混乱はない。訓練通りの動きで対応をしつつ、態勢を整えていく。


 「敵襲と声がしましたが?」

 「はい」


 ペイスの部下であるバッチレーが、状況を報告していく。闇夜の襲撃だ。完璧な状況確認というのはまず難しいだろう。しかし、何も知らないで指揮をすることも出来ない。

 報告に来た部下に、詳細を聞いていく指揮官ペイストリー。


 「敵とは人ですか。獣ですか」

 「獣と思われます」


 モルテールン領内は基本的に治安維持活動が行われており、突発的な喧嘩や騒乱、或いは窃盗や詐欺といった、現代でもありふれている犯罪行為は取り締まりを行っている。

 領主家が軍家であるからなのだろう。信賞必罰の徹底が為されており、どんな身分の人間であろうと犯した罪の重さによって刑罰が下される。

 他所から来る人間の中には、元々居た場所が居づらくて逃げて来た者も珍しくない。喧嘩だけならまだしも、もっと強力な武力をもって暴れる者も時折居るのだが、モルテールン領では腕っぷしであれば国内でも屈指の精鋭が居る。暴れてもすぐにブタ箱いきだ。

 こと犯罪行為に関しては、賄賂も受け取らないのが風紀として徹底されていることも有り、荒くれものはすぐにも大人しくさせらてしまう土地なのだ。

 必然、武力を持った犯罪集団。いわゆる盗賊といった類の人間は、いなくなっていく。少なくとも、日頃見回りを行っているエリアに盗賊が居れば、腕に自信のある精鋭部隊が訓練代わりに嬉々として襲撃しているはずだ。


 しかし、今いる場所は森の中。それも、人の手が入らない原生の森だ。

 盗賊や、或いは町から逃げ出した犯罪者が隠れる場所としては、珍しくもない場所。

 町から少し離れた森の中、などというのは兵士の目も届きにくく、かといって町に出入りすることも難しくない。

 他所の土地であれば盗賊が根城を作っていたというケースも有る。

 今回の作戦行動においても、当初から盗賊などの発見も想定されていた。有り得る事態として、事前に想定されていたのだ。

 今夜の敵襲という事態。まず最初に“敵の班別”を行ったペイスの行いは、至極真っ当である。


 「敵の数は」

 「少数です。三より少数です」

 「方角は」

 「東側です。最初に襲撃の声が有ったのが東でした」

 「ふむ」


 数は少ないとの報告に、ペイスは少しだけ思案を巡らせた。

 野生動物が襲ってきたと仮定したとき、襲ってきた相手は恐らく、狼や野犬といった群れで狩りをする動物では無いだろうという考えが頭をよぎったからだ。

 群れで狩りをする動物は、基本的に多数で少数を襲う。はぐれてきた狼でもない限り、少数で多数を襲うなどは余程の事態である。

 つまり、“まともな敵”ではない可能性が高いということ。

 更に、東側というのが気になった。

 魔の森は、モルテールン領の北側にある。従って、出入りする場合はまず森の南から侵入する。

 今回の探索も、ザースデン北方より森の南方に入り、そのまま北上して崖にあたり、東側に移動してきた。

 つまり、未探索の場所から襲ってきたということだ。

 既存の探索済みの場所であれば、敵と想定される野生生物の強さも有る程度調べはついている。班ごとの斥候によって地図も作られているし、目ぼしい脅威はあらかた洗い出してあるはず。

 しかし、未探索地域はそういった事前情報は少ない。

 敵の想定は、強めにしておくべきだろうとペイスは考える。

 今まで探索しつつ歩を進めた限りにおいて、精鋭の軍集団に襲い掛かってくるような生き物はいなかった。今襲ってきているということは、見逃していた脅威と、見知らぬ驚異のどちらか。可能性としては、見知らぬ脅威である確率の方が高かろう。


 「ぎゃあああ」


 ペイスが考え込む間に、更に声がした。

 パッと声をした方を見れば、森の木々の陰。うっすらと光に当たったところに、何やら巨大な動く物体がある。

 松明の光を嫌ってか、さっと森の中に入っていった物体Xについて。

 咄嗟のシルエットだけでは確かなことは言い辛い。


 「見えましたか?」

 「はっきりとは……ただ、間違いなく人ではありません」

 「足が複数ありましたね」

 「足とは限りませんが、動く細長いものが複数本、体らしきものにくっついてました」


 おおよそ、咄嗟に見えた生き物のシルエットから、正体を推測する。


 「あれは、蜘蛛ですか?」

 「知りませんよ」

 「バッチ、怖いのは分かりますが、投げやりにならずに冷静に」

 「え? あ、すいません」


 誰もが、はっきりと見たわけではない。

 それでも、足らしきものがいっぱい生えていて、そのままうぞうぞと動く動き方から見て、蜘蛛のように見えた。

 未知の世界でもある魔の森だ。得体のしれない化け物や、新種の様な生物が居ても何ら不思議はない。しかし、だからこそ蜘蛛と確定するわけにはいかない。

 森の奥に消えていったシルエット。

 それを見送ったところで、軍も慌ただしく動き始める。


 「点呼ぉ!!」


 日頃行われる訓練の通り、班員ごとに安否確認が行われる。

 一斉に声が上がり、がやがやざわざわと煩さが増す。


 「報告します!! 行方不明者2,負傷者2,うち軽傷2名であります!!」

 「分かりました」


 ペイスにもたらされた報告は、悪い報告であった。

 正体不明の何かに襲われたことで、怪我人が出たのみならず、行方不明者が出た。

 恐らくは敵に攫われたものと思われるが、悪くすれば既に殺されているかもしれない。


 「どうしますか。ペイストリー様」


 部下の声に、しばらく考え込むペイス。

 そんなペイスの傍で、声を上げる者がいた。

 いや、声を上げる“ペット”がいた。


 「きゅぴぃいい」

 「ピー助!!」


 ピー助が、任せろとばかりに飛び出した。

 魔の森の探索において、先住の実績のある大龍というのは秘密兵器でもある。

 出来るだけ隠しておこうかと思っていたペイスではあったが、勝手に飛び出されては隠しようもない。

 喜び勇んで、謎の存在が居た方向にすっ飛んで行った。ペイスが知る限り、自分の声を聴かずにまっしぐらに向かっていくときは、食欲に動かされている時である。


 ペイスの魔力が大好物のピー助ではあるが、他の餌を食べないわけでも無い。イチゴやブドウと言ったフルーツは大好物であるし、魔力の篭った飴は有るだけ貪るほどのお気に入り。

 森の奥にすっ飛んで行った様子を見れば、食欲に突き動かされているのは間違いなさそうだ。

 ここですっ飛んで行って、まさか果物でしたというはずも無いだろう。


 「総員、守備陣形!! 敵は魔物を想定!!」


 ピー助の大好物が謎のシルエットの正体であるとするなら、魔力を帯びている確率は非常に高い。

 魔力を帯びた生き物。つまりは魔物。

 モルテールン家が呼称しているそれは、先の勅令に際して存在が確定した“魔法を使う生き物”のことである。

 兵士たち、特にモルテールンの領兵たちが俄かに緊張しだす。

 彼らは、自分たちの力が殆ど及ばなかった存在が魔物であると知っているからだ。一番有効な対抗手段は、今しがたすっ飛んで行った大龍である。

 守りを固め、被害を抑えるのが最良とのペイスの指示に、兵士たちは迷わず従う。


 ややあって、森の奥側が明るくなった。

 火柱の様なものが見え、明らかに何かが燃える様子を見せる。

 すわ、火災に巻き込まれるのか、と身構える兵士たち。

 だが、しばらくして火は小さくなっていった。


 「あれは?」

 「ピー助が火を噴いたんでしょう。森の木々が燃えていないと良いんですけど」

 「心配するところそこですか?」

 「取り急ぎ、状況を確認しましょう。いきますよバッチ」

 「え? 俺?」

 「魔物を敵と想定するなら“魔法が使える”人間でなければ危険でしょう。ほら、ぐずぐずしないで」


 モルテールン家の従士には、“魔法の飴”の秘密も一部開示されている。

 いざとなれば、魔法を使うことになるという事情からだ。

 勿論、情報を開示される人間は選別されているのだが、バッチレーは選ばれた側の一人。魔法の飴を使って【発火】や【掘削】を使う可能性がある人間である。

 魔法を使う魔物には、ピー助を除けば魔法で対抗するしかない。ならば、素で魔法を使えるペイスや、バッチレーが率先して動くのは妥当な判断。


 松明を持った兵士と共に、火柱の上がったと思われる場所に向かうペイス達。

 そこには、ごくごく当然の顔をして、どでかい蜘蛛を啄む龍の姿があった。

 むしゃむしゃと、美味しそうにディナータイムを満喫していらっしゃった。


 「相変わらず、この子は凄いですね」


 バッチレーは、やれやれとため息をつく。


 「モルテールン卿……この生き物はもしかして……」


 安全確認が済み、遅れてやってきた子爵が、ペイスに尋ねる。目の前でワイルドな食事をする生き物は何かと。

 バッツィエン子爵も、中央に席を置く者。

 噂は当然耳にしていたのだが、“本物”をここまで間近に見るのは初めてである。


 「ええ、大龍です」

 「大龍!? やはりそうか!!」


 筋骨隆々な子爵が、龍に手を伸ばす。

 撫でようとしているのだろうが、いきなり大きな男が手を伸ばして来たら普通は怯える。というより、大龍も自衛として子爵に反撃しようとする。


 「大丈夫、この人は仲間ですよ」

 「きょい?」


 ペイスに頭を撫でられた龍は、それで大人しくなり、そのままバッツィエン子爵の手で撫でられた。


 「やはり、鱗は硬いのだな」

 「そうですね。試したことは無いですが、そこら辺のなまくらの剣ぐらいならはじき返します」

 「そいつは凄い。」

 「頼もしい相棒ですね」

 「きゅぴぃ」


 ピー助の顎を撫でるペイス。

 龍は、育て親の手をくすぐったそうにしつつも喜ぶのだった。


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