1968年メキシコ五輪サッカーで銅メダルを獲得し、選手を迎える長沼監督(右端)

 つばの広いメキシカン帽子「ソンブレロ」をかぶり、サングラスにサンダル姿。1968年メキシコ五輪の開幕前、サッカーのスペイン代表の練習会場に1人の男性が姿を現した。現地ファンを装った日本代表の長沼健監督(広島市中区出身)である。