放送:9月22日(木)よる7時
茨城県出身として永世名人の村上健志、石田たくみ、他県から永世名人の梅沢富美男、名人6段の中田喜子、特待生5級の的場浩司が参加。茨城県牛久市の観光大使もつとめる村上は、永世名人として負けられないと熱い思いを語る。実は過去に才能アリをとっている特待生候補の石田は、「他県人はもちろん、東京に染まっている村上には負けられない」、と闘志をむき出しに。「俳句にふるさとはない」と語るお隣の福島県出身の梅沢、水戸納豆大好きという中田喜子、水戸黄門の格さんを演じた的場も虎視眈々とトップを狙う。テーマは「北浦橋梁を走る列車」。写真の情報量がある分言葉のチョイスが変わる、といわれる「写真俳句」ならではの査定に翻弄され一体どんなドラマが生まれるのか。
福岡県出身として特待生5級の武田鉄矢、2級の篠田麻里子、他府県から名人10段の千原ジュニアと横尾渉、名人6段の立川志らくが参加。「他県人には負けるわけにはいかない」武田や「福岡への愛はだれにも負けない」篠田に、よく博多に美味しいものを食べに行くという千原ジュニア、コンサートで訪れるという横尾、独演会で通っていて馴染みの地だが泊まったことはないという志らくが殴り込み。テーマは「中洲の屋台」。夏井先生が「レベルが高い!もし団体戦があるなら福岡が一番」と語ったハイレベルな戦いが見どころ。
大阪府出身として、名人10段の藤本敏史、特待生2級の松岡充、4級の犬山紙子、ゆうちゃみ、他県から名人6段の志らく、初段の森口瑤子が参加。「僕の半分は大阪でできている。1位を狙う」という藤本や「写真とのマッチングはやりやすい」と語る松岡に、東大阪出身の犬山、ゆうちゃみが加わる。「東大阪を背負っている」と、熱く語るゆうちゃみは“ギャルは俳句に強い”を証明するのか?テーマ写真は「道頓堀」。妻が神戸出身で自らを東京生まれの関西人と語る志らく、夫が大阪ミナミ出身という森口が、濃い面々を抑えるのか?夏井先生も「バラエティに富んだ楽しい句が並んだ」と語った十七音のふるさと愛、果たして大阪府出身者が1位を奪取することができるのか?
なんと福島県出身は永世名人梅沢富美男のみ。名人8段の千賀健永、6段の中田喜子、特待生4級の犬山紙子、勝村政信が挑む。地元の期待を一身に背負い、また永世名人としてのプライドもかかった梅沢は自ら「福島県民の誇り、スーパースターです。負けるわけがない。」と自信満々。千賀は「梅沢さんは対決には意外と弱い。」とけん制する。中田や犬山も、福島県との縁を語り、それぞれに1位を狙う。先日の炎帝戦で5年ぶりに破門を解かれた勝村も「お世話になった西田敏行さんの故郷で一緒に温泉旅行に訪れた思い出の地。勝ちます。」と意気盛ん。テーマは「磐梯吾妻レークライン」。夏井先生が「なかなか勉強になる句が並んだが、何を表現したいのかわからないものもあった。」と語った乱戦の行方は?唯一の地元出身の梅沢は故郷に錦を飾れるのか!?