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前回のつづきです。
パルミラというシリアの南部、
古のシルクロードの商業都市でも
ドラマがあり、
鍵山さんが過去に自分はここにいた
ような気がすると言いだされるような
不思議な旅でした。
倒れることもなく、
無事に帰って来た私は何故か
パウロのことが
心から離れなくなってしまったのです。
パウロがいなければ
イエスが説いた福音もユダヤ教イエス派といった、
ガリラヤ地方の新興宗教として小さな教えで
終わってしまっていたかも知れないのです。
パウロが異邦人に伝道し、
ローマに伝えキリストの教えは
世界宗教になりました。
パウロこそが、
史上最大のセースルマン。
彼について知りたい!
そう強く願わされて、高橋先生に弟子入りし、
パウロのこと、聖書を学ぶこととなりました。
高橋先生は、キリストの幕屋でも
パウロ研究では第一人者であり、
パウロの如く生きて来られた方だったのです。
イエスキリストはまだ遠い存在でしたが、
イエスを気が狂ったように伝えた
パウロのことをだんだん身近に感じられる
ようになっていきました。
旅が終わってひと月ほどたったある日、
鍵山さんから電話がありました。
鍵山「赤塚さん、半年後にもう一度シリアに行きましょう。赤塚さんが10人、私が10人集めて」
驚きました!超多忙を極める掃除の神様と
一年に二度も中東を訪ねることになるとは。
鍵山さんは一代で東証一部上場企業である
イエローハットを創り育てた経営者。
そばで直に学ばせていただけることは
あまりに大きいのです。
バスの移動中の何気ない会話でさえ、
経営に人生に実に深い気づきを
与えていただけます。
大いなる恵みだと感謝でした。
私たちは再びシリアを目指しました。
そして、ダマスカスのホテルに着いたのです。
一人でホテルのベッドの上で
パウロが書いた「ガラテヤの信徒への手紙*」
(*新約聖書中の一書で、
を読み、聖書を傍らに置いてふと考えました。
・・・どうして、私はここにいるのだろう・・・と。
その瞬間です。
X「私が呼んだ」
声がしたのです。
誰もいないはずの、ホテルの一室で。
驚いた私は、「誰ですか」と尋ねました。
X「パウロだ」
これらは耳に聞こえる音の会話ではありません。
胸の中で、包みが開かれるようにして言葉が現れたのです。
パウロ「お前はこれから私のようにキリストを伝えるのだ」
赤塚「無理です、聖書も読んでいないし、教会にも行ったことがありません。何も知りません」
パウロ「そのままのお前を使う。そのまま出てゆくのだ。どこに行くときも、いつも私が伴うから」
声はこれで途切れました。
次の瞬間、私はベッドに突っ伏して号泣していました。
悲しいから泣いているわけではないのです。
嬉しいのでもありません。
理由のない切なさと、懐かしさに涙が止まらないのです。
初めての体験でした。
それから私は、パウロが言った通り、
人前に出され、話をさせられる運命へと
導かれてゆくのです。
ただし、パウロが言った言葉の意味が
本当にわかるまでは13年の時が必要となるのですが・・・
聖書も読んだことがなく、
教会に行ったこともなかった私が
聖書講義をし、全国から人々が集ってくださる。
実に不思議な人生に入れていただきました。
危機的状況とは、
その状況に耐えることができないような
自分の意識が変容すること。
災いだと思っていたことが、
実は大いなる祝福だったのだと
感謝できるようになる
天からのギフトなのでしょう。
「神も仏もあるものか」
と思えるような状況こそ、恵みのとき。
人の最悪が、神の最善ということでしょう。
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