kuzumimizuku氏のコメントの変遷を見て、仁藤夢乃氏や支援団体Colaboへ向けられる疑惑がどのようなものか痛感する - 法華狼の日記
それなりに具体的な事例に言及したコメントをしておいて、その認識が必要な情報を読みとれていないことを指摘されたとたん、「(違う現場の)感覚で公表情報に疑問点があるだけ」と主張する。
最初から感覚で疑問点があるだけだと表明していれば良かった。具体性すらない心情にすぎないと認めるなら、わざわざ批判することはないし、そのような「言いがかり」に仁藤氏やColaboが応答する必要がないこともはっきりする。
根拠が感覚でしかないと認めたことで、いったん上記エントリのように結論したのだが、kuzumimizuku氏自身が再応答しないまま、はてなブックマークで下記のようなコメントで擁護され、複数のはてなスターがついていた。
[B! はてな] kuzumimizuku氏のコメントの変遷を見て、仁藤夢乃氏や支援団体Colaboへ向けられる疑惑がどのようなものか痛感する - 法華狼の日記
id:TakamoriTarou 複数の論点があり全体に疑義があると認識してる人が、それぞれの場所で一例をそれぞれコメントしている様に見えるのだが、それを「変遷」とするのか。個別に反論しても全体の疑義が無くならないと言う認識がない?
もちろん私は上記のとおり、「(違う現場の)感覚で公表情報に疑問点があるだけ」とkuzumimizuku氏自身が自説のおよぼす範囲を限定して応答したことを受けてエントリを書いた。
個別具体的な主張への指摘を受けて反論するなり訂正するなりして、全体の主張を維持することもできた。「個別の論点」で自説をとりさげつつ「疑問点は残る」といった表現を選ぶこともできた。そうしなかったのはkuzumimizuku氏の問題だ。
そもそも「全体の疑義が無くならない」ような「個別」の主張とみなして反論を放棄するのであれば、それはそれで私が指摘した部分については関係者が応答する必要がなかったことになる。念のため、kuzumimizuku氏に同調せずに独立した意見をもちつづけているのであれば、もちろん上記エントリの範囲外であって気にする必要はない。
しかし、「感覚」以外の根拠を出せなかったkuzumimizuku氏の「全体の疑義」が維持されているかのようにTakamoriTarou氏などが主張するのであれば、ひとつkuzumimizuku氏の安倍晋三氏に対する「感覚」を紹介しておこう。
桜を見る会問題、正直どうでもいいんだけど、野党は(いつものことだけど)初手を間違った感じがする。「税金の無駄遣い!税金の私的利用!」というから来年の開催を止めたのに、「問題のすり替えだ!」って「いや、お前が止めろ言うたんやん!」っていう……。懇親会の見積もりの話もむちゃくちゃだし。
安倍政権支持派(消極的支持派も含む)も安倍政権批判派も両方フォローしているのだけど、支持派がそれが正解かはともかくとして基本的に一貫しているのに対して、批判派は一貫しているのは「批判すること」だけで、自身の論理矛盾を全く振り返らないので、「そういうとこだぞ……!」と思ってしまう。
ツイートの内容について以前に(そこもツッコミどころがある)、過激な反安倍政権派の人が使う「アベ」という表現、これだけで大体読む気無くすんだよなあ(自分は消去法の消極的支持であって熱狂的支持ではない)。
このはてブ、現状2位なのが悔しいというのもあるけど、現状1位の人が挙げている「桜、黒川、森友」の件ってやっぱり未だに何が安倍首相の問題なのかわからないのよね(安倍首相の周囲の人間の問題、ならわかる)。
#はてブ
#はてなブックマーク
[B! COVID-19] 「私のような国会議員の収入に影響はありません」安倍首相、現金一律給付めぐる発言に批判も
盲目的と批判されても仕方ない程度には(そのつもりはないけど)現政権支持派なのだけど(他がクソ以下だし)、安倍首相の致命的にヘタクソな喋りだけは擁護できないのよね(;´Д`)事実を喋ってるだけではあるんだけど。
実際には見積もりの主張がおかしかったのは安倍政権であり、ヘタクソな喋りでも事実ではあったはずの安倍氏は桜を見る会にかぎっても多数の虚偽答弁が明らかになった。
「(違う現場の)感覚で公表情報に疑問点がある」というkuzumimizuku氏の「感覚」は、この時に生まれたのだろうか。名前のカタカナ表記で読む気をなくす鋭敏な感覚が仁藤氏やColaboの話題でも一貫できているだろうか。
そこで、安倍氏が虚偽答弁を国会で釈明したことをつたえる朝日記事に対するコメントで、「消極的支持」していただけの安倍氏への評価をkuzumimizuku氏が変更したかを確認してみよう。
急速にしぼむ「安倍氏再々登板」 最近は健康アピールも [桜を見る会]:朝日新聞デジタル
「事務所は関与していない」、「明細書はない」、「差額は補塡(ほてん)していない」――。過去の国会で事実と異なる答弁を少なくとも118回繰り返していた安倍氏。かつての強気の姿勢は影を潜め、国会での虚偽答弁について謝罪を繰り返すしかなかった。
この記事に対して、よりも、釈明を報道するべきではないかのような主張を選んでいた。
[B! お前に届け新型コロナ] 急速にしぼむ「安倍氏再々登板」 最近は健康アピールも:朝日新聞デジタル
急速にしぼむも何も、まず現政権の話のほうがよっぽど大切だと思うのだけど、朝日新聞、安倍晋三氏のこと逆に好きなんじゃないか説あるな(;´Д`)
さてTakamoriTarou氏は、このような人物が感覚だけを根拠にする「全体の疑義」を信用できると思うだろうか。もちろん主観として「無くならない」ことまでは他人が否定できないが、応答にあたいすると思うだろうか。