HOME > officee magazine > ワークスタイル > 【CAMPFIRE】声なき声に、小さな火を灯しつづける。“挑戦の連鎖”を生みだす新オフィス
日本最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」を運営する、株式会社CAMPFIRE。2011年のサービス開始以来、規模や金額の大小に関わらず個人発のプロジェクトを数多く支援してきました。2017年8月リリースのフレンドファンディングアプリ「polca(ポルカ)」や、仮想通貨取引や融資など金融領域への進出を次々と発表し、話題を集めています。
そんな急成長中のCAMPFIREさんがオフィスを移転したとのことで、早速お邪魔してきました!(公開日:2017/08/08)
CAMPFIREさんのオフィスは、渋谷ヒカリエの脇道を入ったところにあります。駅から近く、非常にアクセスしやすい立地です。
エントランスに入ると、まず受付カウンターで代表・家入さんのパネルがお出迎え。奥の壁には、CAMPFIREさんのコーポレートカラーである赤、そして新サービス「polca」のブランドカラーである黄色が配色されています。
そして今回、新オフィスをご案内いただくのは広報のたけべさん。移転のエピソードやCAMPFIREさんのカルチャーについて詳しく伺っていきます。
最大の要因は、人員が急増してオフィスが手狭になったことです。2016年2月の時点ではわずか3名だったのが、夏頃には50名くらいにまで増えまして。7月に一度オフィス移転していたものの、40坪ほどしかなかったので、入居直後から次の移転先を探し始めていました。
今のオフィスに移るまでの数ヶ月間は、ひたすら狭さとの戦いでした。椅子をひくと後ろの人と背中がぶつかるし、かばんを置くスペースすらないほどで(笑)。
自席から移動するのも気が引けて、用件をSlackで済ませるようになったり、お昼ごはんを一人で食べる人が増えたり。なんとか席数を確保するために、会議室もすべて解体してしまって。対面でのコミュニケーションがどんどん減っていきました。
みんな口には出さなかったものの、ストレスを感じていたと思います。オフィスには「余白」が必要なんだ、と身をもって実感しましたね。今回は288坪のオフィスを借り、会議室や来客スペースもしっかり確保することができました。
新オフィスの来客スペース。ちょっとした打ち合わせや作業もできます。
会議室も豊富。入り口には行動指針である「CAMPFIRE WAY」が1つずつ記されています。
弊社は過去数回、渋谷でオフィス移転しているのですが、やはり渋谷という立地には強くこだわっていました。家入が代表を務める会社が他にも渋谷にあることや、WEB関連の会社が近隣に集中していることが理由として挙げられます。
とはいえ移転先を探し始めた頃は、渋谷の空室が少なすぎて良い物件が全然見つからず…。一時は清澄白河、赤坂、五反田なども候補にあがっていたんです。
そんな中、取締役の高村が奔走してなんとか見つけたのがこのオフィス。渋谷ヒカリエの裏という立地の良さもあり、まさに掘り出し物のような物件でしたね。
はい。以前は銀行の支店として使われていたのですが、当時の内装をそのまま活かしている場所が多いです。たとえばATMが置いてあった場所は、中の空間を作業スペースとして使ったり。ガラス張りの会議室も、元々あったものなんです。家入の「ゼロから作るより、今あるものを活かそう」という考えが根底にあります。
ATMの名残りは、銀行の居抜きならでは。
こちらは執務スペース手前の様子。元々は窓口があった場所で、シャッターが降りるそうです。
一番こだわってつくったのは、キッズスペースです。家入は常日頃から、「優しい会社にしたい」と言っていて。年齡関係なく来やすいオフィスをつくりたい、という思いがあるんです。社員のお子さんがたまに出社すると、元保育士のスタッフが上手にあやしています。赤ちゃんを囲むと自然に会話が生まれて、社内にいい空気を流してくれてると思いますね。
キッズスペースには、子ども用の小さな椅子がたくさん。
内装については、Slackにみんながアイデアを投稿していくチャンネルがあって。「人を駄目にするソファがほしい!」「ハンモックが欲しい!」とか、色んな意見が出ていたんです。移転プロジェクトを進めた役員2名が、それらのアイデアをうまく取り入れてくれました。
みんな大満足しています!なによりオフィスが広くて嬉しい(笑)。あと、水回りが広くて快適ですね。前回のオフィスは道玄坂の上にあったのですが、渋谷ヒカリエの近くに引っ越してから、ランチの選択肢も増えたと思います。
社内で勉強会やイベントも定期的に行っていて、今後もさまざまな交流の場をつくっていけたら、と思っています。
移転パーティの際、アーティストの方に描いてもらったフォトブース
急激に人が増えたので、いわゆる古株のメンバーが少なく、みんな同期のように仲が良いですね。とてもフラットな会社だと思います。たとえば床に水がこぼれていたら、代表も雑巾を取りに走ります。役員のことも、みんなあだ名で呼べるくらい(笑)。
ロッカーにもあだ名が。ちなみにこちら、役員の方だそうです。
個性豊かなメンバーが多く、興味関心や得意分野もさまざま。だからこそ、一人ひとりが知恵を出し合ってサービスをつくっていけるのが、CAMPFIREの強みだと思います。
コミュニケーションをとることは勿論ですが、感謝の言葉を伝え合うことを重視しています。先日も、オフィスのお花に水をあげるためだけに、土曜日に出社しているメンバーがいたんです。そしたら、それに気付いた代表の家入がSlackで全社に共有していて。「優しい!」「えらい!」ってたくさんの声が飛び交ってました。数値化できないことや、業務以外のことで会社に貢献している人も沢山いる。そういう見えない頑張りも、きちんと拾い上げる会社でありたいなと。
オフィスは、挑戦がはじまる場所だと思います。
弊社は「小さな火を灯しつづけたい」という思いで、クラウドファンディングのプラットフォームを立ち上げました。世間ではどうしても金額が大きいプロジェクトが注目されがちですが、小さな挑戦も埋もれてしまわないよう後押ししていくのが、私たちの役目だと思っています。
毎月500件ほど新規プロジェクトが立ち上がるのですが、先日は90歳の方からご相談をいただいたりして。その真剣な思いを聞くと、純粋に「この人の想いを叶えたい!」という気持ちで胸がいっぱいになると同時に、「自分も何かにチャレンジしたい!」という意欲が湧き上がってくるんです。最近では、自分自身でもプロジェクトを立ち上げたり、未経験の職種に転向したメンバーもいます。
こうしてユーザーさまの挑戦を身近に感じることで、社員自身の心にも小さな火が灯っていく。そんな挑戦の連鎖を、オフィスで生み出していけたら良いなと思います。
CAMPFIREは“資金調達の民主化”をミッションに掲げ、今後はクラウドファンディングにとどまらず仮想通貨や個人間決済、投資など、さまざまなサービスを展開していく予定です。挑戦者の声なき声を多くの人に届け、社会に新しい価値を生みだすきっかけをつくっていければと思っています。
(photo:服部健太郎/text:澤木香織)

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