「日本と韓国をトンネルでつなごう!」旧統一教会のトンデモ計画に乗った大阪観光局理事長の罪
「国民が泣き、家族が破綻に陥っているような団体とは政治集団として、付き合うのはやめるべきだ」
8月10日、地域政党・大阪維新の会の吉村洋文代表(47歳)は、所属議員に対して旧統一教会と関係を断つように指示したと明かした。だが、その足元で、旧統一教会の関連団体と深い関わりを持つ人物がいた。
統一教会の教祖が提唱した「日韓トンネル構想」
佐賀県唐津市の山中に、地下540メートルの深さまで掘られた地下道がある。入口には「日韓トンネル唐津調査斜坑」と看板が掲げられている。
「日韓トンネル構想」は、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の教祖である故・文鮮明氏が1981年に提唱した。九州から、韓国までの200km以上を海底トンネルで結ぶ壮大な計画で、1986年から工事が開始された。
2016年には、旧統一教会の韓鶴子総裁(79歳)が、唐津市内の工事現場を視察。中継地点となる長崎県対馬市でも調査のための坑道を掘っているが、起工式から30年以上が経過した現在も、完成のメドは全く立っていない。
工事が進まないのは「国の許可が降りないから」「資金難のため」などと説明されているが、理由は他にもあるようだ。『FNNプライムオンライン』は8月9日に日韓トンネル問題を詳報した。その中で、日韓トンネル実現九州連絡協議会の梶山千里会長は日韓トンネル構想の実情をこう語っている。
「(旧統一教会の狙いは)やっぱり寄付でしょう。日韓トンネルを実現するから寄付してくれと(中略)統一教会が本気になって掘るわけではない」
「(トンネルを)掘ったからって、釜山だったら船のほうが早い」
この日韓トンネルプロジェクトの推進を手掛けるのが、旧統一教会の関連団体「一般社団法人国際ハイウェイ財団」だ。
同団体の登記簿によれば、前理事長は、旧統一教会の故・梶栗玄太郎元会長その人である。現在の評議員にも、旧統一教会の徳野英治前会長や、政治団体「国際勝共連合」の太田洪量前会長などが名を連ねている。