台風14号の影響で中止も懸念された航空自衛隊小松基地の航空祭。新型コロナの影響で3年ぶりに開かれ、大勢の人で賑わいました。
19日、航空自衛隊小松基地で開かれた航空祭。基地が一般に解放されるとあって、毎年10万人以上が訪れる一大イベントでしたが、新型コロナで2年連続の中止。今年は入場者を事前申し込みによる抽選とし、3年ぶりの開催にこぎ着けました。
(リポート)
「飛行機の記念塗装が毎年恒例となっていますが、今年は『映画』とコラボしました」
今年、公開され世界中で大ヒットとなった映画「トップガン マーヴェリック」。主演のトム・クルーズさんが乗っている戦闘機をイメージした塗装がF-15に施されました。
また、映画と同じデザインのヘルメットをかぶって記念撮影ができるコーナーには長い行列が…。
そしてメインイベントのブルーインパルス6機による航空ショー。アクロバティックな技が次々と披露されました。
来場者:
「毎年小松空港の航空祭に参加するのが家族行事になっていたんですけど、この2、3年ずっとコロナ禍で来られなかったので見られてよかったです」
別の来場者:
「(悪天候で)中止だと思ってたのでダメもとで来たんですけど、開催してもらって関係者の人に感謝してます」
新型コロナの感染拡大に、今年1月にはF-15戦闘機の墜落事故があり、開催が懸念されていた航空祭。大きなトラブルもなく開催されたことに航空ファンも関係者も一安心といった様子でした。