ブラウニーズが手掛けるスマートフォン向けRPG「EGGLIA」が、『EGGLIA Rebirth』に生まれ変わってNintendo Switchで発売される。発売日は2021年12月16日で価格は2200円(税込)。
開発を務めるブラウニーズには亀岡慎一をはじめ、『聖剣伝説 Legend of Mana』(以下、LoM)に参加したスタッフが多数在籍しており、本作の設定や世界観はLoMを彷彿させるものになっている。
リメイク元となるスマートフォン版『EGGLIA~最期のたまご~』は「ニーベルエッグ」という卵を割ることで封印されたフィールドを解放していき、その配置配置を入れ替えるなどをして自分だけのオリジナルの世界を作り上げていくRPGだ。このニーベルエッグで世界を構築していくシステムは、LoMのアーティファクトで世界を生み出していくシステムから影響を受けているものと思われる。
フィールド内の探索は、サイコロを振って出た数だけ進むすごろくタイプのゲームとなっており、敵モンスターとのバトルもサイコロを振って出た数に応じてダメージが変化する、独自のシステムを採用している。
そしてNintendo Switch版ではUIを一新し、コンシューマ向けにバトルバランスの調整、入手アイテムの調整、イベントフラグなどの変更が施された。より直感的にゲームを楽しめるようにするほか、自由に街を散策できるようになるそうだ。
また、キャラクターの表情は豊かになり、スマートフォンでは表現できなかった遠景の演出や細かい仕草の表現などが、Switchのスペックに合わせて変更された。演出の強化により、「EGGLIA」の世界がより魅力的なものになりそうだ。コンシューマ化に合わせてゲームボリュームも増加しており、新しいイベントが約20個も追加されるという。
Switch向けに多数の調整が行われた『EGGLIA Rebirth』を、今から楽しみにしておこう。