“ドライまぶた”とは?
リビー医師によると、“ドライまぶた”とは「正常なスキンバリアが崩壊することで生じる、目の周りの炎症や皮むけ」のこと。皮膚の表面が乾燥すると皮膚の内部の水分が失われ、炎症を引き起こすそう。
他の部位と同様、ドライまぶたも手触りや見た目が変わるので見逃してしまうことはない。「まぶたがカサカサしていたり、赤くなったり、かゆみ、皮むけ、腫れが出たりするのは、ドライまぶたのサインです」とリビー医師。目の周りの皮膚は薄い上に敏感なので、他の部位が乾燥したときよりも症状は強く出るかもしれない。
皮膚科専門医のハドリー・キング医学博士によると、保湿液に対する反応からもドライまぶたの診断ができる。保湿しても皮膚の炎症や皮むけが治らないならドライまぶたの可能性があり、脂漏性皮膚炎や接触性皮膚炎、湿疹の可能性も考えられる。