あらすじ

36武士のかがみ

放送予定

2022年918日(日)

  • 午後8時~
  • 午後6時~

再放送

  • 2022年9月24日(土)午後1時05分~

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深まる北条時政(坂東彌十郎)畠山重忠(中川大志)との対立。りく(宮沢りえ)を信じる時政は、源実朝(柿澤勇人)下文くだしぶみを得て御家人を招集。三浦義村(山本耕史)和田義盛(横田栄司)稲毛重成(村上誠基)らが集い、対応を協議する。一方、手勢を率いて鎌倉を目指す重忠。板挟みとなった義時(小栗旬)は、政子(小池栄子)時房(瀬戸康史)らと事態の収拾を図る。そんな中、父・義時を心配する泰時(坂口健太郎)は……

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放送予定

2022年918日(日)

  • 午後8時~
  • 午後6時~

再放送

  • 2022年9月24日(土)午後1時05分~

第36回

解説

放送前に出来事や背景などをかいつまんで説明する“前説”

【監修】時代考証・木下 竜馬

北条時政 VS. 畠山重忠

義父・北条時政との亀裂が深まり、対立することとなった畠山重忠。その要因のひとつは、時政による武蔵国への支配の拡大があります。
重忠秩父ちちぶ平氏の嫡流であり、比企郡に隣接する男衾おぶすま郡を本拠としていました。武蔵国留守所るすどころ惣検校職そうけんぎょうしき(武蔵国の事務を総括する職位)を務め、武士のかがみと称されるなど御家人たちからも尊敬を集めています。しかし、『吾妻鏡』建仁3年(1203)10月27日条によると、比企能員を誅殺して武蔵国から比企の勢力を一掃した時政は、侍所別当を務める和田義盛を奉行として、武蔵御家人たちに自身に対して二心を持たないように命令。本拠のある伊豆だけではなく、幕府の基盤である武蔵の掌握にも乗り出していました。自身の立場を脅かされ、重忠が危機感を抱いていたことは、想像にかたくありません。

藤原定家の日記『明月記』建仁4年(1204)1月28日条には、「北条時政畠山重忠に敗れて山中に隠れた」というウワサが記されており、北条と畠山の確執が京にも届いていたことがうかがえます。

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