令和なのに短冊プルプル!? 新作ソシャゲ『メメントモリ』が艦これっぽいと話題に

令和なのに短冊プルプル!? 新作ソシャゲ『メメントモリ』が艦これっぽいと話題に

令和なのに短冊プルプル!? 新作ソシャゲ『メメントモリ』が艦これっぽいと話題に (C)PIXTA

今年9月にリリース予定のソーシャルゲーム『メメントモリ』が、「艦これっぽい」と話題に。スマートフォン向けゲームでも高品質なゲームが数多くリリースされている現代において、『艦隊これくしょん-艦これ-』のようなシステムは通用するのだろうか。

戦闘画面が「艦これ」そっくり!?

現在公開されている情報をまとめると、美麗なグラフィックや、豪華アーティスト陣による全キャラのオリジナルイメージソングなどが前面に押し出されている「メメントモリ」。一方で肝心な戦闘システムについてはまだ詳細が明らかになっていないが、難しい操作がいらない「フルオートバトル」になるようだ。

ただ、グラフィックやイメージソングなどの要素に比べて、戦闘システムについては宣伝が“おとなしい”のが気になるところ。YouTube上で限定公開になっている「ゲーム紹介」の動画で戦闘画面を確認できるが、短冊状に並んだキャラクターが自動で攻撃していく戦闘システムになっていた。

この画面に見覚えがあるゲーマーも多いようで、ネット上では《今の世に艦これみたいなゲームなんて…》《なんかもうダメそう》《ガチで艦これで草》《短冊プルプルなんだが大丈夫か?》といった声が上がっている。

ゲーム性も求められる昨今のソシャゲ界隈

基本無料のブラウザゲームとして2013年にリリースされ、一時代を築いた「艦これ」だが、戦闘システムについては賛否両論。短冊状にならんだキャラクターアイコンが、攻撃の度にプルプルと震えるだけの戦闘画面については、「短冊プルプル」などと揶揄されてきた。

ただ、当時はそこまで高品質なソシャゲが出ておらず、ガチャに大金を費やさなくても楽しめる基本無料ゲームとして人気に。“艦船の擬人化”というコンセプトも当時としては斬新だったので、「短冊プルプル」なシンプルすぎる戦闘システムは、足枷にはならなかった。

しかしその後は『アズールレーン』という、ゲーム性に関しては完全上位互換のゲームがリリースされるなど、ソシャゲ業界の技術は日進月歩。最近では本格的な育成ゲームが楽しめる『ウマ娘 プリティーダービー』や、もはやCS向けゲームと遜色がないオープンワールドRPG『原神』など、さらに高クオリティな作品が覇権を握っている。

そんな2022年において、「艦これ」と同じようなゲームシステムはまさに化石。まだ「メメントモリ」が「短冊プルプル」だと決まったわけではないので、動向を見守っていきたい。

文=大上賢一

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Khosro / PIXTA

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