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おかしな転生 作者:古流 望

第33章 蜜蝋は未来を照らす

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381話 マッスル

 王都にある王城の一角。

 国軍の重鎮たちの執務室として建屋がある場所に、カセロールは来ていた。

 人探しがメインの理由であり、さほど探すまでも無く目当ての人物が見つかる。


 「バッツィエン子爵」


 カセロールが声を掛けたのは、見上げる様な大男であった。

 声を掛けて来た相手にに気づいた男は、破顔して挨拶をする。


 「おお、モルテールン卿」


 大男ことバッツィエン子爵は、軍家貴族の一人。

 カセロールと同じく領地貴族であると同時に、国軍の一隊を預かる同僚でもある。

 筋骨隆々。体中が筋肉の塊と思えるような逞しい体躯。日焼けした肌に、短く借り上げた短髪。

 軍人らしい風貌というよりは、軍人以外あり得ない風貌というべきだろう。

 服の上からでも分かるほどに筋肉が盛り上がっており、軍服のあちこちがパッツンパツンで突っ張っている。

 一言でいうならボディービルダー。それも、肩にジープでも載せていそうなムキムキのマッチョである。プロテインを主食にしているタイプだ。

 軍人としての実績も豊かであり、代々のバッツィエン家当主は皆鍛えに鍛えていることで有名だ。傍系もそれなりに有るのだが、バッツィエンの家名を名乗るところは何処も同じようなもの。

 お家の家訓は「鍛えられた肉体には健全な精神が宿る」であり、一家に生まれたものは傍系も含めて、筋トレや戦闘訓練を毎日やるということでも知られている。

 頭の上からつま先まで筋肉が詰まっていそうな、ことによれば頭の中まで筋肉で出来ていそうな軍家。それがバッツィエン子爵家。

 マッスルの権化は目下、国軍の大隊長として部下たちを鍛えていたところである。


 「バッツィエン子爵も、鍛錬中でしたか」

 「まあな。鍛錬は、一日でも休むわけにはいかん」


 むん、と両腕を折りたたみつつも持ち上げ、胸を張ったまま大胸筋をアピールするバッツィエン子爵。彼らのうちでは、鍛え上げられた肉体美を見せ合うのは挨拶の一環である。

 鍛錬とは、一日休めば取り返すのに三日はかかると言われるわけで、湯を沸かし続けるが如く常に鍛え続けるもの。

 陛下より預かりし(つわもの)達を、なまくらにするわけにはいかない。

 上げていた腕を折りたたんだまま胸の前で交差させ、大胸筋の谷間と盛り上がった肩の筋肉を見せつつ、バッツィエン子爵は誇らしげに言う。


 「そうですね。鍛錬は大事です。しかし、大隊にばかりに目をやって、領地の方は大丈夫でしょうか?」


 世間話ついでの雑談だが、同じ領地貴族としての仲間意識もある。

 カセロールは、領地経営についてバッツィエン子爵に水を向けた。

 また、カセロールはバッツィエン子爵の領地について、気にする“理由”もある。


 「頼れるものを雇えたから、大丈夫だとも。その件では卿に感謝している」

 「いえ。我が友の身内のことでしたので、礼には及びません」

 「そうはいかん。戦友への感謝を伝えることを惜しむようでは軍人ではない」

 「ははは」


 バッツィエン子爵の血縁者は、実はシイツの嫁である。

 その縁も有り、シイツの知り合いの人間をバッツィエン子爵に紹介したことが有る。内政家として。

 とある小規模な傭兵団のリーダーをしていた男であったが、大病を患い引退。それを聞きつけたシイツが、こっそりペイスを連れて見舞いに行った。病気が快癒したところまでは良かったが、彼の引退は既に傭兵仲間に周知されていた。

 今更引退撤回なんて女々しい真似が出来るか、と言い張ったことで、シイツが就職先を紹介。それが、バッツィエン子爵家だった。

 モルテールン家で雇い入れる提案も有ったのだが、女癖と酒癖の悪いシイツの下で働くとなると不安だと一蹴されていたりもする。

 こなりとはいえ傭兵団を率いてきた経験や、時に貴族やその部下と交渉してきた経験は、とても貴重なもの。

 筋肉大好き人間が集まっているバッツィエン子爵家では、貴重な内政官。すぐにも子爵領全体を預かるようになり、目下辣腕を振るっていると子爵は話す。

 お陰で大隊指揮に専念できるのだと、大きな声でカセロールへ感謝の言葉を伝える。


 「どうだろう。我が一門の娘を嫁にしたのだ。シイツ殿も当家に迎え入れるというのは。筋は通るだろうと思うのだが」


 感謝ついでに、モルテールン家従士長たるシイツを欲しいと言い出した。

 千里神眼の異名を持ち、覗き屋という二つ名で知られるシイツは、神王国でも高名な魔法使い。

 更に武芸者としても一流であり、何十という実戦で腕を磨いてきた我流の実力者。

 バッツィエン子爵としては、自家に迎え入れたい人財の一人なのだ。

 下手に陰謀を張り巡らせる訳では無く、面と向かって欲しいと要求を伝えるあたりが脳筋種族ならでは。


 「うちの右腕を取られてしまう訳にはいきませんな。シイツは私が最も信頼する者です。モルテールン家から離そうというなら、一戦も辞さぬつもりです」

 「やはり、無理か。いや、分かってはいるのだが……余りに惜しい」

 「こればかりは、幾らバッツィエン子爵と言えども諦めて頂かねば」

 「むむ」


 シイツが欲しい。シイツはやらん。

 はないちもんめの様なやり取りがしばらく続いた辺りで、そういえばとバッツィエン子爵が会話の本筋を思い出した。


 「それで、今日はどうされたのか。鍛錬の相手であれば喜んで承るが?」


 模擬戦か、訓練か、なんなら実戦でも構わん。

 そんな心の声が漏れだしそうな笑顔を見せるバッツィエン子爵。

 両腕を頭の後ろで組み、上半身を半分捻るようにして腹筋と胸筋を見せつけつつ尋ねる。


 「ははは、それは別の機会に。実は、折り入って頼みがありまして」

 「他ならぬ卿の頼みというならやぶさかではないが、何事か?」


 バッツィエン子爵家とモルテールン子爵家は、非常に仲が良い。

 モルテールン家が騎士爵家であった頃からの友好関係であり、どちらかと言えば一方的にモルテールン家が好かれている。

 鍛えられた人間は無条件で尊敬する家風の為、実戦に次ぐ実戦で鍛えられたカセロールや、同じくモルテールン家の家人には、片思いともいえる好意を寄せて来たのだ。

 そんな尊敬すべき筋肉(カセロール)からの頼みで有れば、何であろうと聞くと請け負うバッツィエン子爵。

 はははと受け流しながら、カセロールは要望を口にした。


 「卿の大隊を、お借り出来ないかと思いまして」

 「ほう?」


 大隊の指揮権は、勿論大隊長にある。

 更に大隊長に対しての指揮権や命令権は国軍の上層部に有るのだが、大隊自体が大隊長に率いられているのは動かない事実。

 軍事行動を行う場合でも、基本的に大隊単位で命令が下される。

 平時の警備であれば、貴族街の警備が第二大隊、一般住宅街が第三大隊といった具合だ。

 故に、隊の行動に関しても、大隊長の意向が強く影響する。

 例えば、犯罪者の捜索という任務が大隊に下されたとする。犯罪捜査が得意な隊長に率いられていれば、隊員もまた経験を積んでいき、犯罪捜査に習熟していく。そして、習熟している隊があるのなら、また次の機会も同じような命令が下されることになる。慣れているのだから、適任だと。積み重なれば、大隊長を起因とした専門性が生まれる。

 大隊は、良くも悪くも隊長の色に染まるということ。

 だからこそ、根回しというのは重要だ。

 大隊長がへそを曲げてしまえば、仮に上からの命令が有ったとしても、効果的な運用とは程遠いものになる。面従腹背とまではいかずとも、形だけの協力となりかねない。

 つまり、今カセロールがしていることは、今後協力して欲しいことへの根回しだ。


 「我が大隊の力が入用とな?」

 「ええ。息子から是非にと頼まれ、色々と根回しに動いておるところです」

 「ほほう、ご子息の。ということは、領地で何かありましたか」

 「まあ、そのようなところです」


 カセロールの息子については、バッツィエン子爵も良く知っている。

 国軍には時折顔を出すし、出したら出したで、むくつけき男たちの集団の中、まだ年若い銀髪の少年が居れば遠目からでも目立つ。

 武勇伝に関しても他に類を見ないし、近年の活躍で国王から栄誉を与えられたことも記憶に新しい。

 バッツィエン子爵からすればまだまだ筋肉的に不十分ではあるが、将来性を買うという意味では先々良い筋肉に育ちそうである。


 「ご領地でのことに、国軍を使いたいと? しかも、父親ではなく、我が大隊を」

 「はい」

 「何か事情が有るのかな?」

 「実は……」


 カセロールは、バッツィエン子爵の大隊に根回しをしている理由を説明する。


◇◇◇◇◇


 「それとは別に、僕からお願いが一点」

 「何だ?」


 ペイスのお願いに対し、カセロールは内容を尋ねる。


 「国軍を一隊お借りしたいのです」

 「中央軍を貸せと? うちの大隊を動かせと言うのか?」


 ムッと眉間に皺が寄るカセロール。

 家のことに大隊を使う。これは私的流用も甚だしい。

 先のヴォルトゥザラ王国への使節団派遣の際、カセロール率いる第二大隊はモルテールン領に駐在した。

 これはペイスを領地から離すための交渉の一環として、王家が用意したカードであったが、国境の傍に即応できる一軍を用意しておくことで、外交交渉を有利に進める助勢という面もあった。

 決して、公私混同ではない。

 だが、それに味を占め、国軍をペイスが自由に動かそうと考えているのならば、危険な考え方だ。

 父親の責務として叱責も匂わせて、ペイスに問う。

 だが、ペイスはそうではないという。


 「父様の大隊は、国軍としても利用価値が高い。国中どこでも即応できる大隊など、手駒としては最良です」


 国内のどこにでも、いつでも動かせる精鋭部隊。

 これは、将棋で言えばいつでも打ち込める飛車を持ち駒として持つようなもの。何なら、既に成っている龍を持ち駒にしているぐらい大きい。

 とっておきの切り札として、手元に置いておきたいのは人情というものだ。


 「では、何処の隊を借りたいと?」

 「それは父様に任せます。出来れば地力の高い、非正規戦闘や非対人戦にも強い隊を借りたい」

 「……ふむ、事の是非はともかく、理由を言ってみろ。何故そんなものを借りようとする? 軍を動かすというなら、領内にも私兵が居るだろう」

 「うちが社交を開催するにあたり、不安要素を一つ潰しておきたいと思いまして」

 「不安要素?」

 「ええ」


 ペイスの意見に、カセロールは愁眉を晴らす。


◇◇◇◇◇


 カセロールの説明が終わったところで、バッツィエン子爵は何度も頷く。

 バンプアップしながら。


 「事情は相分かった。最後に一つ。一体、何に我が大隊を使われるのかな?」

 「実は“魔の森”に軍を入れようと思っているのです」


 バッツィエン子爵の筋肉が、ピクリと動いた。


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