環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 16201 鳥取砂丘沿岸
| 該当市区町村 | 鳥取県岩美町、鳥取市、兵庫県新温泉町 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 147 |
基準2が高く、MARXANにより選定されたため
鳥取砂丘および浦富海岸を含む海域である。山陰(日本海側)には砂浜海岸そのものは少ないが、当該海域には自然状態がよく残っている砂浜海岸が広がる。自然度の高い砂浜海岸に生息するスナガニが広く分布していることが報告されている(和田, 2009)。イソコモリグモ・カワラハンミョウなど規模の大きい海浜砂丘にしか生息しない希少昆虫・クモ類の重要生息地が存在する(Suzuki et al 2006;鶴崎ら2012)。また、岩美地先沿岸は日本海中南部を代表するガラモ場で、クロモズクなど日本海中北部では見つかっていない種類も知られている(環境省, 2001)。
| 干潟(平方キロメートル) | |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 2.8 |
| サンゴ(平方キロメートル) | |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 61.3 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 65.1 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準1 |
| 【哺乳類】 |
| ゴマフアザラシ |
| ワモンアザラシ |
| 【鳥類】 |
| オオワシ |
| ショウドウツバメ |
| 【魚類】 |
| カマキリ |
| 【貝類】 |
| ヤマトシジミ |
| ■基準2 |
| 【鳥類】 |
| アマツバメ(営) |
| イソヒヨドリ(営) |
| ウミウ |
| ウミウ(営) |
| ウミネコ |
| ウミネコ(営) |
| オオセグロカモメ |
| オオセグロカモメ(営) |
| カモメ |
| カワウ(営) |
| クロサギ(営) |
| コアジサシ |
| コアジサシ(営) |
| コチドリ(営) |
| ショウドウツバメ(営) |
| シロカモメ |
| シロチドリ(営) |
| セグロカモメ |
| ハイイロミズナギドリ |
| ハヤブサ(営) |
| ミサゴ(営) |
| ワシカモメ |
| 【魚類】 |
| アカアマダイ(産) |
| アカガレイ(産) |
| カタクチイワシ(産) |
| タチウオ(産) |
| ヒラメ(産) |
| ブリ(産) |
| マアジ(産) |
| マイワシ(産) |
| 【頭足類】 |
| スルメイカ |
| マダコ |
| ヤリイカ |
| ■基準3 |
| 【鳥類】 |
| カンムリカイツブリ |
| コアジサシ |
| シノリガモ |
| 【魚類】 |
| ウナギ |
| カマキリ |
| カワヤツメ |
| シロウオ |
| 【昆虫類】 |
| ハラビロハンミョウ(★) |
| カワラハンミョウ(※) |
| イソコモリグモ(※) |
| ハマベウスバカゲロウ(※) |
| ■基準7 |
| 【魚類】 |
| カワヤツメ |
| ミミズハゼ |
| 【貝類】 |
| ヤマトクビキレガイ |
| ヤマトシジミ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。