日本語ラップの初期(90年代)の名曲として「証言」と、それに対しての「暴言」という曲は、日本のHIPHOPを多少聴き込んだ人であればよく知られているものだと思う。
(証言は先日バトルサミットに出場されていたジブさんも”証言4番”でバース蹴ってる…言わずと知れたってやつ)
(アナログ版・無修正版など、バージョンがいくつかある)
(そーらにーそびえるーくろがねのーしろー♪←ここでこの歌詞を出した意味や理由がわかったらもう、この記事は読まなくても良いレベルかもしれない←そこまで言うか)
※「証言」に対抗して、アングラ系の人たち(それでも漢さんとか、JASWANNAや韻踏合組合とか、そっちもかなり有名なんだけど)が「暴言」という曲を作りましたよ、っていう理解でだいたい間違いないと思う。(これもこれでバージョンはいくつかある)
(「おいパクりちゃうぞ、サンプリングや!」←この名言が生まれた曲でもある)
要するに自分も「暴言」という曲と同じように、”メインストリーム”側の人間「ではない」な、とふと考えてしまったという…
…いや、自分はそもそも”メインストリーム”側にいたことがあるのだろうか?
小学生の時からクラスでグループ分けをする時、だいたい”最後まで余る側”の人間だった自分としては、一度たりともそう出来たことはないな、と考えてしまっている。
あくまで”自分にとってはこう見えている”という話だが、メインストリーム側の起業家・自分ビジネスをやってる人とかって、「楽しそう」「キラキラしている」、さらに上手く行ってる人は「稼げている」「ファンもどんどんついてくる」ように、自分には見えている。
…ただ、現状の自分には果たしてこういう”演出”って出来るのだろうか?
そもそも今までの経験や人生経験上、自分には「キラキラした要素」なんて一つも出せっこないって思ってしまってる。(変にやってしまったら逆に”詐欺”にしかならないと思う。)
逆に、最近はその”メインストリーム側”の空気に飽きてしまっている人も出てきているのでは?と思うこともある。
一時期、とある人のメルマガにハマっていた時期があったのだが、その人は「メインストリーム側の人のパクリをやり続けても、今後はあまり売れることはないだろう」的な感じで、毎回かなり本質を突いていた話をしていたように思う。
(有料講座の宣伝が終わったためか、その方、またメール休止期間に入ってしまったようだが…でも「確かに」と思える話が多かったので、そのうち気が向いたら紹介したいのと、メールまたお待ちしております。)
(まあ、その方もその方で、こうやって”ブログ”を書くのとかは推奨してなかったんだけどね…←目立つようなことをしなくても、ちゃんと「本質」的にやれ、という考えだった。それでも自分は結局”頭がどこかおかしい露出狂的な性格”の内面の持ち主なので、その部分だけ合わなかったのかもしれない。)
「楽しそう」とか「キラキラしている」とか、そういったものは皆無というレベルで出すことが出来ない自分ではあるが、そんな自分でもある種「これは”一つの実績”的な感じで出しても良いのでは?」と思うものが一つは見つかっている。
(メンターの人には「表面上で、これって”最終的に本当に仕事としてやっていきたいこと”につながっているのか?」的な感じで出すことを止められてしまったことがあるが…現状、少しでも「仕事」につながるようなことはしていきたいとも思っているので、”同時進行”的な発想で一度出してみることにする。←”IT系”以外にも何か自分に出来ること・やりたいことを考えていくという話に取り組んでいたというか)
…それは、名前は公開では出せないが(当然のことですがクライアント保護の観点から)(それでも直接話す機会のある、ごくごく一部の知り合いの人には何人か言ってみて、それなりに有名なので「あの人から?!」って驚かれたことは何度もあるが)
「”最高年商が億超えたことがある実業家の方”から、ITや動画(特にYouTube)周りのサポートを”今でも必要な時にお願いされ「続けている」”」
ということだ。(カッコとかの要素が多くて読みづらいかもしれないが、大事な部分も多いので多用させてもらった。)
「続けている」と強調したのは、「されたことがある」止まりの…つまり”単発”では終わっていなくて、ありがたいことに今でも、その方が必要とする時に頼って頂けている、という話だからだ。
もちろん、その方は他にもたくさん直接のスタッフさん等もいらっしゃることもあり、常時自分が必要になるとは限らず、最近では自分が出動する範囲も初期の頃から比べると限られてきている。
(そして、ちゃんと収益を稼げているかどうかも「自分の問題」であると考えている。だからこそ、今こうやって、今まで出してこなかったような話も書いて発信しようとしている。)
それでも単発だけで切れることもなく、かれこれ何年も、作業や仕事を依頼して頂ける関係性を「続けていられる」というのは、独立当初の頃の”ただの荒くれ者”だった(なんかいろんなものに反発しまくってて、人間関係もすぐ切れやすかった)かもしれない自分からしたら、これだけでもものすごく大きな「価値」に見えていて、ビジネス的にも「差別化」出来る要因にも思えている。
自分の現状のスタイルとしては(当然今後は変わっていくかも知れないが)「楽しそう」や「キラキラした」とか、そういった雰囲気は一切出せないと思う。
それでも「技術にプライドを持ってこだわり続け」「決して嘘をつかず(と言うより、そもそも嘘つけないタイプなんだけど)お客様にとって何が最善か?を考え続け、誠実に対応し続けること」にも、ある程度”価値”はあるのでは?と思うので、その”価値”を上手に活かす方法を少し模索してみたいと思う。