古今亭菊之丞「文七元結」
ばくち好きで怠け者の長兵衛。吉原の女将が娘を担保に50両を貸してくれることに。その帰り道、身投げをしようとしていた文七を助けるのだが…。三遊亭圓朝作の人情噺の大ネタ。元結とは、髷の根を結束ねる紐のこと。
(平成27年7月28日日本橋劇場『第一回えいげき亭』より)
シネマ歌舞伎「人情噺 文七元結」
腕は立つし、人もいい左官の長兵衛は、困ったことに大の博打好き。見かねた娘のお久は、吉原に身を売る決意をします。事情を察した妓楼の女房・お駒は、長兵衛を諭し、50両の金を貸し与えるが、その帰り道...。
(上演月:平成19年10月/新橋演舞場)
(シネマ歌舞伎公開月:平成20年10月)
【解説:葛西聖司】